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NAOKO side
怖い、チカからの返信が、言葉が、思いが
裏切ったナオになんか会いたくないよね
もうきっと話したくないよね
NAOKO「、、、ごめんね」
弱々しい声が漏れた
仰向けになったままスマホを掴んでいない方の腕で視界を覆った
あふれた涙は目尻から首元へ進んでいく
ピコンッ
通知音が鳴った
一気に緊張が押し寄せて不安がナオの心に渦巻く
でもスマホの画面を見てそれらはすぐに逃げていった
‘チカもナオコに会いたい’ 2:15
まさかの返事に複雑な気持ちになる
嬉しさと驚きが交互に心に纏う
思い切って聞いてしまう
‘明日の夜空いていますか’ 2:17
‘空いてる。ナオコはダンス大丈夫?’ 2:18
‘明日は夕方には終わるから大丈夫’ 2:20
‘そっか、よかった’ 2:21
‘チカの家、行ってもいい?’ 2:24
‘うーん笑いいよ’ 2:25
‘ありがとう!明日また連絡するね’ 2:28
チカからのメッセージにはかわいい恐竜の絵文字がついていた
NAOKO「そういえば恐竜すきだったなぁ。」
会っていいの?ナオと。
会ってくれるの?ナオと。
お家にも行っていいの?
少し大胆すぎたかな笑
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CHIKA side
震える手で言葉を打ち込む
チカもナオコに会いたいってことを伝えたい
恥ずかしさと不安が混じり合ってなんと言おうか迷ってしまう
でも打ったのは ’チカもナオコに会いたい’
ただただストレートな言葉だった
送信ボタンを渋りながらも軽く押した
2分ほど経ってすぐに’開封済み’とあった
私の返事をナオコが見てくれた。
不安がる気持ちはひとつも必要ないと言わんばかりにポンポンやり取りをした
やっと会えるんだ。ナオコに。
ナオコはきっとナオコに出会ってから芽生えた私の気持ちに気づかない
だからもう
全部話してしまいたい
今どんな生活なのかも、最近好きな映画も、私が寄せるナオコへの気持ちも、全部。
やっぱりチカはナオのことが好きなんだ。
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