ピコン、
Sm『今から帰る。』
短い言葉
Nk『君の愛の量はそんなものなんだね』
気がつけば、本音を彼の元へ送っていた
あぁ、やっちゃった。嫌われちゃう。
いや、もうどうでもいいや。
このまま狂ってしまえば彼は優しくしてくれるもんね
根が優しい彼なら優しく接してくれるよね
ガチャ
Sm「ただいま」
Nk「……ギュッ
おかえり…」
僕は彼の胸へ一目散に飛び込んだ
Sm「遅くなってごめん」
Nk「ねぇ……スマイル。
仕事と僕、どっちが大事?」
Sm「……?」
Nk「もっと僕に構ってくれてもいいじゃん、
僕ね、寂しかったんだよ?朝もお昼も夜も何も食べないでずっとスマイルのLINE開いてたんだよ?構ってよ」
Sm「……ガシガシ」
スマイルは後頭部をかくとしばらくしてから無言で僕のことをひょいっと持ち上げてリビングへ連れていった
Nk「ねぇスマ((」
僕が口を開くと同時にスマイルは僕の口の中へ何かを忍ばせた
ゴクリ、
Nk「なに、?今の…」
Sm「なんでも?それで?嫌だったとこ言ってよ」
Nk「……、」
僕はまた口を開いて言おうとした、
次の瞬間、視界がフラッシュバックして目の前は真っ暗になった
ジャラ、
なにか、鼻にツンと来る匂いで目が覚めた
Nk「……、なに、これ」
足は鎖で繋がれていて手は手錠がされていた
Nk「……♡」
これは、彼の仕業かな
そう思うと嬉しくて嬉しくてたまらなかった
Sm「起きた?」
Nk「……!スマイルっ!♡」
スマイルはゆっくりとこっちに近づいて言った
Sm「俺の愛、そんなに軽く見てたの?」
Nk「スマイルは僕のこと好き?」
Sm「もちろん、
なかむが好きだからなかむのために毎日好きでもない仕事を夜遅くまでやって、なかむと一緒にご飯食べて、なかむが好きだから休日は絶対に休みを取ってなかむと一緒に過ごす。
大好きだからやってるんだよ」
Nk「…♡
そっかぁ、♡よかったっ、♡
僕もねっ、スマイルのこと大好きだよっ!♡」
わざわざ鎖や手錠をつけて僕が逃げれないようにまでして独り占めしようとするスマイルが大好き。
Nk「僕にはスマイルしか居ないんだから、♡
もう、スマイル無しじゃ生きれない身体になっちゃったんだから、♡」
Sm「俺もなかむが居ないと生きれない。
なかむ、大好き…♡」
彼はニコッと微笑むと小さく言った
Sm「もう、危ない外には出させないからね」
スマイル編 𝑒𝑛𝑑
コメント
5件
クソデカ矢印向き合ってるのが大好きなんですありがとうございます
うおっw やっぱりこのシリーズ好きやわ〜 狂ってる系本当に好き やばい口が……ニコニコしすぎとる 次は……きりやんかな? 続き楽しみにしてます!!