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監禁生活10日目
悠惺はお仕置された日から段々と従順になっていった。
朝は食べろと言ったら食べるし、
行為中も、悠惺は上に乗って自ら腰を振るようになった。
俺は、その時悠惺がうつ病であったことを知らなかった。
喘ぐ時しかほとんど言葉は発さない。
学校から帰って犯して、ご飯を食べて、お風呂に入ってまた犯す。
それが毎日の習慣だった。
現に今も、学校から帰って犯している最中だ。
悠惺はあまり抵抗していない。
ただ、受け入れているという感じでもない。
俺たちはよく対面座位でセックスをする。
この体制ですると、悠惺は俺の首に腕を回して俺の肩に涙を押し当てる。
なんでそんなに泣くんだろうか。
なにがそんなに悠惺を悲しくさせるのだろうか。
なにか、気を紛らわしてあげないと…
「悠惺、テレビでも見る?」
悠惺は何も答えなかった。
「…ま。つけるね」
俺は悠惺の背中を自分の方に向けて背面座位の姿勢にした。
(優斗は悠惺を監禁してセックス依存性になり、何をしている時でも常に繋がっていたくなっていた。)
📺ピッ
『続いてのニュースです 』
『今行方不明の男子高校生ー
佐々木悠惺(16)さん。現在警察が捜索していますが手がかりはなく──』
悠惺の動きが止まる。
「悠惺テレビ出てるね。有名人みたい。」
悠惺は俺の声が耳に入らないかのようにただテレビから目を離さなかった。
『佐々木さんの両親によるとー
行方不明になる前に男性複数名に性的暴行を受けた経験があることが判明し───』
『家出の可能性もあると見て──』
『捜索が打ち切りになりました。 』
「………え?」
悠惺が小さく呟いた。
「悠惺、俺たち離れ離れになる心配無くなったね。」
俺はそっと悠惺を抱きしめた。
その瞬間悠惺は暴れだした。
「違うっ!ちがうちがぁう!家出じゃないッ!やめて!探して!助けてぇ!嫌だぁ!いやだいやだいやだぁ!誰かぁ!!」
「ちょっと悠惺、落ち着いて…!」
俺の腕の中で必死に抵抗する悠惺をなだめるため、俺は悠惺の一番弱い所を突いてあげた。
どちゅッどちゅんッ
「う゛ッ!あああああッ!ああッ、い、やだぁ!」
『佐々木さんの両親はー
なにもしてあげられなかった
精神的に病んでいて一人で抱え込みきれなかったのかもしれない。
と、語っています。 』
パンッパンッ
「あぁ゛!ああっ!たすけッ、たすけてぇ!」
テレビに必死に叫んでいる。
そんなことをして一体なんの意味があるんだ?
「あ…でる。ちゃんと、受け止めてね」
「ひぃ!い、いやだ!出さないでぇ…! 」
ビュルルルルッ
泣き叫ぶ悠惺に中出しをしてテレビを切った。
「ごめんね、中に出したらお腹壊すよね」
はー、悠惺まだ泣いてる。
「……今日は、先ご飯にする?激しくしちゃってごめんね?」
「うわああああっ!」
そう叫んで悠惺は足枷が着いているのにドアの方に逃げようとする。
ドタッ(転)
「あぁ…あぁぁぁ……ぐすっ…ひぐッ…」
足枷をつけたまま走ると転ぶことくらいわかるだろ。本当に頭が回らないんだな。
「よしよし悠惺。痛かった?大丈夫か?」
そう俺が心配すると、
悠惺を睨みつけ、すばやく起きて俺の首を絞め、そのまま押し倒した。
ドッ(押倒)
「…ゆ、ゆうせい……。く、くるしい…。」
「…最初からこうすれば良かったんだ。」
首を絞める力が強くなる。
悠惺に、まだこんな力が残っていたなんて。
「……ずっと迷ってたんだ。殺したら、俺は、開放される。でも、優斗は……って。」
「……なにを…いってるの、悠惺…。」
「…時期に警察が来て、助けてくれると思ってた。ここにいる俺を、見つけ出してくれると思ってた。」
「……」
ああ、だからあんなに大人しかったのか。
警察を信じて。待ち続けていたんだね。
「優斗を殺したら、俺は、ずっと罪を背負って生きていくんだなぁ…。
優斗、優斗、俺は───」
ああ、もう……よく聞こえない…
悠惺の手が震えている。
「………悠惺…。」
悠惺の頬に手を添える。
「…っ、優斗…!」
悠惺はそう言った瞬間俺の首から手を離した。
ゴホッ!ゴホッ!けはッ!
「(あれ、俺なんで生きて──)」
悠惺の方に目をやると、
さっきまで怒りで満ちていた顔に、涙が流れていた。
「俺には……無理だよ…。人殺しなんて、できっこない。誰かの人生を奪うなんて…。」
「ゆ、悠惺…。 」
俺は呆然とした。悠惺のまさかの選択に。
俺を殺せば開放されるのに。
「…俺。監禁されてどのくらい経ったの…?」
「……10日だよ。」
「……そう。10日しか、経ってないんだ。
10日で、こんなに体めちゃくちゃにされちゃったんだ…。もう、元の生活、戻れないね…」
大量のキスマーク。痣。ピアス。
改めて自分の体を見て、悠惺はなぜか笑った。
悲しそうな笑顔。
もう、全てを諦めたような顔だった。
「…優斗。ご飯食べようよ。」
「…えっ?あっ、ああ。」
悠惺の口からそんな言葉がでるなんて。
驚きつつも夕食の支度をし、食べ、それから風呂に入った。
なにかがおかしい。
その違和感を抱えたまま、夜、また悠惺を犯した。
悠惺はいつになく従順で、気持ちよさそうだった。
俺も、腰が止まらなかった。今日は一段と激しくて、腰が疲れた。
ー行為が終わり、ー
俺は悠惺を抱いて寝転んだ
「悠惺。今日はどうしてそんなに素直なんだ?」
「…優斗は、気持ちよかった?」
「…ああ。もちろん。」
「そっか…よかったね」
まるで他人事みたいな返事。
「悠惺、大好きだ。これからもずっと。」
「うん」
「一生この時間が続けばいいのに」
「うん」
「世界一、大好きで、愛してる。 」
「…うん。」
「俺の傍に…ずっといて離れないで。」
「傍にいるよ。ずっと…」
俺はその言葉に安心して寝てしまった。