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『――前回のあらすじ』
ある日、世界に突如として異常事態が発生した。
それは、全世界に破滅をもたらすほどの出来事だった。
それから二週間。
世界は一変し、学力至上主義の社会は崩壊。
人々は、弱肉強食の世界で生きることを余儀なくされていた。
そんな中、全世界でただ一人。
高校生・智だけが、「覚醒者サポート係チュートリアル案内AI」という不思議な存在と出会う。
AIから告げられた最初の案内は、こうだった。
――“なりたい自分”
――“願望”
――“夢”
それらの中から、一つだけを厳選して選べ。
そして少年・智が選んだ、たった一つの望みとは――。
智は深く息を吸い、決意する。
「よし……俺が望むのは、〈唯一召喚権限進化(アブソリュート・ワン・サモン・コード)〉というスキルが欲しい」
「わかりましたが、どういう能力か、ご説明してくれませんか?」
能力説明:〈唯一召喚権限進化(アブソリュート・ワン・サモン・コード)〉とは、使用者にのみ許された“唯一個体専用”の召喚権限である。
好きなキャラクター、または完全に新たな存在を一人だけこの世界に顕現させ、
戦闘・奉仕・日常行動を含むあらゆる経験を通じて、その存在を成長・進化・再構築し続けることができる。
「能力説明中ーー」
「承知しました。これよりあなた様の望む〈唯一召喚権限進化(アブソリュート・ワン・サモン・コード)〉の能力スキルを習得する工程チュートリアルを開始致します」
ピカーン
智の視界は光に包まれ眩しく輝く。
「ここは……?」
「こちらが<唯一召喚権限進化>の習得チュートリアル場所でございます」
智の視界には、ここは、まさに宇宙そのものだった。
「宇宙?ーー」
「こちらは宇宙でございます」
「なぜ宇宙何だ?ここで本当に習得できるのか?」
「はい、この宇宙で習得可能でございます」
「ここは全宇宙の遍在と十方諸仏が見えるしいるだと?!ーー」
偏在とは、全知全能の神が、時間や場所の制限を受けず、宇宙のあらゆる場所に同時に存在しているという概念である。
十方諸仏大宇宙の全方向(東・西・南・北・上・下・四維)に存在する無数の仏のことで、釈迦如来以外のすべての仏を指す言葉である。
「はい、あなた様の言う通りでございます。ここは全宇宙の神々様と仏様たちがいる場所でございます」
「ここであなた様は<唯一召喚権限進化>を習得するのでございます」
「ハハハ……マジか!ーー」
智は驚きと少しパニクっている。
「期間は、約一億年です」
智は頭に?が浮かんだ!
「は?何や一億年って俺死んどるし、日本に俺千年後に帰るのか?!ーー」
「いいえ、少し誤解があります」
「まず、通常の人間は百歳以下で死にます」
「ですが、ここはチュートリアルであり、言わば育成世界に等しいのです」
「育成世界では、歳も食事などは要りません」
「欲しいものは精神力と力(基本ステータス)です」
「あと、一億年後に帰るの?というも違います」
「この世界の進み具合とあちらの世界の進み具合は全然違います」
「時間軸がこちらはあなた様の日本の約一億倍の速度で進んでいます。」
「こちらであなた様が過ごしても五週間以内もしくは三週間以内には帰れます」
「マジですか〜 ハハハ……」
「習得内容聞いてもいいか?」
「はい、習得内容は今からは筋トレをしてもらいます」
「筋トレ?!」
「はい、筋トレです。基本ステータスを上げてもらい、体力と筋力を鍛えてもらいます」
「これを全身と各部位を中心的にやります。フォームも正しくなければリセットされます」
「何回ですか?ーー」
智は息を飲む。
「はい、一つの種目1万回でございますこれを10セットです」
智は絶望の感情が込み上げた。
ーー三十年後
三十年が経ち、筋トレもめちゃ楽になってきたところ。
「はぁー10セット終了っと」
智は余裕そうな顔を見せる。
「お疲れ様です。それでは次のステップへ移ります」
「はい!」
「それでは、本格的にスキル(能力)の習得へ移ります」
「それでは、最高神:オムニム様よろしくお願い致します」
「最高神:オムニム?」
「我こそは、全知全能・創造主のオムニムなり」
「我はオムニム、智とやら、お主に試練を与える」
「試練ですか?」
「そうだ!試練だ!内容は簡単、我の創り出した、者(キャラ)たちを倒して見せよ!」
「お前に戦い方を覚えさせるぞ」
智は創造主の者を倒すなんて多分無理と思っている。
「さぁ行け、我のーー者たち智を殺せ!」
「?!!?」
「グハッ」
智の生命反応微弱になり、死亡。
智は蘇った!
「!はっ!ここは、俺死んだよな」
「はい、確実に死にましたが、ここはチュートリアルです。百%ここでは死ぬことは無理です」
「数分後には蘇ります」
「さぁ智よ、続きだーー」
ーー約百年後
約百年が過ぎ、オムニムの創り出した者たちを圧倒できる戦い方を身につけた。
「良くぞやり切ったな、智よ」
「オムニム様の者たち強すぎます」
「ハハハ!そうかそうか。まぁこれからだ!」
「それでは次のステップへ移行します」
「了解だ!」
「それでは、次に精神を鍛えてもらいます」
「精神ですか?」
「はい、精神力は非常に役に立ちます」
「それでは如来の心空如来様よろしくお願い致します」
「わかりました。では智さん今から、精神を鍛えてもらいます」
「はい、心空如来様!」
「それでは、試練を始めます!」
ーー約百七十年後
約百七十年も経ち、訓練内容は執着を手放す試練や無意味な虚無に耐える試練、孤独の試練などを超越した。
それから智は色々な試練に挑み続けーー
ある試練では、闇の中での戦い方、全神経の動きを肌で感じる訓練や打撃耐久試練や忍耐力向上訓練や禁忌の能力の打破する訓練などを続けるうちに……
ついに、一億年が経ったーー
「さぁ〈唯一召喚権限進化(アブソリュート・ワン・サモン・コード)〉はもう使えるのか?」
「いいえ、まだ習得できておりません」
「は?何でだよ、もう一億年経っただろうが!」
智は怒鳴った。
「あなた様の頑張りと粘り強さとタフさはこの目でよく見てきました」
「あなた様には、日本に帰る前に最終訓練に挑んでもらいます」
「最終訓練だと?!ここまできてやらねぇ訳ねぇ、何だろうと最終訓練をクリアしてやるぜーー」
「それでは、<最終訓練>を開始致しますーー」
次に続く
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