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〜次の日〜
今日は土曜日。
優利那と話す日だ。
今は8時。
「はぁーねむたい。」
すると
「花蓮ーご飯よ。」
と下から声が聞こえた。
「はーい。」
と下へ行きご飯を終えた。
今は9時50分。
「あと10分だ。」
そして9時59分。
私は外へ出た。
すると優利那もちょうど出てきた。
「おはよー。」
「…おはよ。」
「話なんだけどさ、優利那が私をさけてるのって、私が嫌なのか、他のことが嫌で、こうしたのか教えてくれない?」
「一つ言うけどさ、あんだけ仲良くしてて、花蓮のことが急に嫌になるとかおかしいでしょ。」
「あ…たしかに。」
「何が嫌だったか知りたい?」
「うん。」
「実は…私って弟いるじゃん?」
あーたしかにいた。
「弟がさ、お母さんにひっついて、私がお母さんと関われなくなったから。」
「あーなるほど。ほんとはお母さんともっと関わりたいのにってこと?」
「そう。それで周りのことが全部いらついてたの。」
「優葉ちゃんに聞いたと思うけど、二度寝したのをクラスで言ったのもそのストレス。」
「なるほどね。そういうときあるよね。」
「あのさ、花蓮もう私のこと嫌いだよね?うざいよね?怒ってるよね?」
「ううん。全然嫌いじゃないしうざくないし怒ってないけど、優利那の気持ちをちゃんと知りたかったの。」
「ごめんね。」
「全然だいじょうぶだよ。誰にでもそういうときあるから。」
「ありがとう。花蓮のこと大好き。」
「私も。」
とお互い涙を流して抱き合った。