本作品は実在の人物等となんの関係もありません。nmmnの単語が分からないならば直ぐにプラウザバックお願い申し上げます。また、この作品は二次創作、BL等に値します。御理解の程よろしくお願いします。また、タグにもある通りこの作品はknmc総受けな為地雷ならばすぐに違う作品を見ることを推奨します。今回の作品は主に”kzmc(kzty)“の表現が含まれます。それを理解している方のみ先へお進み下さい。(続きです。)
「……モノになるのは分かりましたけど、具体的には何をすれば良いんですか?」
「んー、例えば……」
葛葉は剣持に壁ドンをすると軽く口付けをした。かと思えば剣持が薄らと口を開けた時葛葉はその隙間から自身の舌を入れると剣持の歯列をなぞり上顎を撫でて見せた。
「こういうこととか、ね?」
葛葉は口を離してから一言云った。だが先程まで快感に陥っていた剣持は余りその言葉を把握出来なかった。
「ははっ、顔とろっとろ…かーわい 」
「可愛くないです…//」
剣持は頬を赤らめながら言った。葛葉はそんな剣持を見て、『やっぱ可愛い』と葛葉は再確認したのであった。
「ふは、そういう所も昔から大好きだよ」
「僕葛葉くんと出会ったの今日が初めてだけど…」
「覚えねえんすか。まあ、いいっすけど..てか葛葉くん呼び辞めて普通に不愉快。折角恋人になったんだから名前呼びで行きましょうよ」
「恋人になった覚えは無いですけど…」
「気づいてないみたいっすけど、モノになっては恋人になって、という意味っすよ?」
「はあ!?そんなの俺聞いてな…!僕!僕!僕!僕は聞いてないですよ!!」
「あははっ。変わってないねぇ〜。もちさんは」
葛葉は懐かしそうに云った。だが、剣持は葛葉と出会った記憶なんて一切無い。だから剣持は葛葉が頭の中で創り出した創作物語なのかな、なんて考えていたようで。
「まあ何が目的かは知りませんけど、付き合えばいいだけでしょ。分かりました 」
「軽っ」
「剣持刀也はそういう男です」
「そっすねえ…」
【剣持side】
あれから2ヶ月が経った。2ヶ月の間には本当に沢山の思い出が出来た。葛葉とデートに行ったり、時には身体を重ねたりもした。けどそれに嫌悪感は抱かなかった。其れは何故か僕なりに考えた末に出た答えが僕も葛葉を好きになってしまったぽい。この結論に至った際には自分自身をかなり困惑している。
「なぁ〜んで好きになっちゃったんだろ」
紫色のプラスチックで出来ているコップを覗き込むと自分の顔が水に反射する。その顔は瞳孔が大きく見開かられていた。以前tiktokで好きな人の事を考えると瞳孔が大きくなるという投稿を目にした。まさか…..ね。
ピロンッ…
LINEの通知音が鳴った。僕はこの通知音の人物におおよそ検討が付く。現在の曜日は土曜日、そして現在の時刻は18時。LINEの内容も大体分かってしまう。
(やっぱり…か。)
メッセージには『今日イチャイチャしよ』という質素な文だった。僕は知っている、葛葉がイチャイチャしようと言った時は何時も身体を重ねることを。
「久しぶりのえっち楽しみだな….準備くらいして行くか」
一言だけ云うと僕はお風呂場へと足を運んだ。
【葛葉side】
LINEに既読が付き、少ししてメッセージが返ってきた【いいよ】の3文字だ。俺よりもかなり質素な返事だがその3文字ですらも可愛く見えてくる。
(もちさん、そろそろ俺の事好きになってくれたらいいけどなぁ…..)
俺が今もちさんと付き合っているのは御褒美が欲しいから。けどそれ以前に俺はもちさんのことが昔から大好きだ。まあ当の本人は忘れているみたいだが。全く、物忘れが酷い彼女だ。
ピンポーン..
静かな部屋にインターホンのチャイムが響き渡った。
「いらっしゃい」
「お邪魔します」
「へーい」
「今日何するっすか?とりまスマブラやっとく?」
「僕は別にそれでいいよ」
「あざます」
俺ともちさんはソファに腰掛けると早速コントローラーを互いに持ち出す。そこからは2人の時間だ。
ゲームを初めてからやや1時間。そろそろ良いだろう。
「んね。もちさん」
「んー?」
「そろそろえっちしましょうよ」
「んふ、良いですよ」
「今日はいつもと違うやり方するからね」
「はい..?」
***
「ん゛ッ♡ふぅ、はあ♡♡ぁ…♡ああっ!」
「はは、何時もより感度良好だね。っぱ目隠しのお陰か?」
「ふーっ!ふーっ!」
「休んでる暇なんて無いっすよ」
ごりゅっ!
「あぁあああ゛!きゅ、にうごかにゃ、で…」
今にでも消えそうな細い声。この声が彼から発されているのかと思うと興奮する。普段は強気な態度なこの彼が弱々しい態度を取っている。そんな状況であれば誰しもが興奮状態に陥るだろう。現に俺もその一人だ。
「それがいいんでしょう? 」
こりっ♡
「あ、いい所はっけ〜ん」
「ひぎゅッ♡♡は、そこ、だめぇ♡頭、馬鹿になっちゃ…あ!」
「馬鹿になっちゃえよ」
「ひぅぅう!♡」
少し耳元で囁いてやればもちさんは女の子の様な反応を見せる。其れが面白くてついつい意地悪をしてしまう事が多々ある。
「もちさん、俺の声好きだよね」
「ひゃいっ、♡好きれす♡♡僕はァ、くぅはの声が好きでしょうがないんれすよ」
「はっ笑、嬉しいこと言ってくれんじゃん。ほら、御褒美だ」
ぐぽっ!!!
決して人間の身体から聞こえてはいけない音が鳴った。もちさんは目を隠されているから俺が何時何処を突くかなんて分からない。
「はぎゅっ?!♡あっ、あぁああ!いま、からだからなっちゃいけない音鳴ってたぁ♡」
もちさんは泣きじゃくりながら言う。その姿が”可愛想”で仕方がない。
「結腸より奥行ったよ、もちさん。きもち?」
「きもちぃ゛♡きもち゛ぃぃ♡♡」
「なら良かった」
俺は胸を撫で下ろした。性行為たるもの受け側に気持ち良いと感じてもらわないといけない。そうしないと、もちさんは俺に堕ちてくれないから。
「もちさんは、俺のこと好き?」
「すきっ!だいすき゛ぃ!だからおぐぅ、もっとついて゛ぇ?」
「仰せのままに♡」
【剣持side】
ちゅんちゅん、とスズメの鳴く声が聞こえる。あれ、僕昨日何して…昨日は葛葉の家に行ってゲームして、それから…ぁ///
昨日の出来事を思い出して一気に身体中が熱を伝えるように暑くなった。身体を重ねるという行為は未だに慣れない。彼はもう慣れていそうだが僕は全くもって慣れていない。
「ん、もちさん起きたんすかぁ?」
「はい。…起こしちゃいました?」
「いいや、別にぃ。」
「そうですか、ならいいんですけど。まあ僕は腰が痛いですけどね」
「そ、それは御免って…」
「今日が日曜日で良かったです」
「そっすね。なあもちさん、昨日の目隠しどうだった?」
「ど、どうって言われても…」
僕は困った顔をする。どうって言われても、なんて感想を言えばいいのか分からないからだ。
「ま、まあ?気持ち良かったですけどぉ」
葛葉はにへっと笑うと
「全く、素直じゃないんすからァ!」
「うわ抱きつくな!暑苦しいって!」
「今日くらいは素直になれってぇ!」
「絶対嫌です!!」
僕はこれからも、葛葉と一緒に過ごして行く。そう心に誓い葛葉の胸の中に収まった。
葛葉の顔はよく見えなかったが微笑みかけてくれていることだけは重々伝わった。
〜fin〜
#不良も”御褒美”が欲しい
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最後まで見て下さり有難う御座います!途中から視点が可笑しくなってしまい誠に申し訳ございません。今度からは視点は人にするので、お許しください。そこだけは本当にご迷惑をお掛けしました。通報しないでください🙇♀️🙇♀️よろしくお願いします。
以上、ココナッツからでした。
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𝗇𝖾𝗐 story ⇢♡1500
(next story)
【追記】
2024/10/13 1部修正致しました。
コメント
5件
続きが楽しみですすす!
投稿するの遅すぎですよね、すみません。