テラーノベル
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「あ、ああ、……っ、あぁぁ……ッ!!」
床にしがみつき、小柳はボロボロと涙を流して絶望に身を震わせた。
正気を取り戻したからこそ、首に嵌められた革の首輪の冷たさと、星導の少し大きなシャツ一枚だけを羽織らされている己の惨めな姿が、鋭い眼を屈辱に濡らしていく。
(逃げなきゃ、あいつが、あいつが帰ってくる前に……っ!)
恐怖でガタガタと震える手で、小柳は必死に床を這った。以前、依存していた時に偶然爪が触れた、リビングのチェストの引き出しの最奥――あそこなら、星導がまだ気づいていない予備のインカムがあるはずだ。
首の鎖がガチャンと引き絞られ、喉が圧迫されてヒッ、と短い息が漏れる。限界まで鎖を伸ばし、指先を血が滲むほどにチェストの隙間へと滑り込ませた。
「あった……!」
引きずり出したのは、任務用の小型インカム。奇跡的に通電ランプが微かに明滅している。小柳は震える指で周波数を合わせ、掠れた声を絞り出した。
「ライ……カゲツ……聞こえるか、俺だ、助け――」
『――っは!?…… 小柳か!? お前、今どこに』
インカムの向こうから響いた、聞き馴染んだライの焦燥しきった声。救われる、そう確信して視界を涙で滲ませた次の瞬間、背後の玄関ドアが静かに、しかし冷酷に開いた。
「ただいま戻りました、小柳くん。おや、ずいぶんと目がハッキリしている」
心臓が跳ね上がる。振り返ると、そこには買い物袋を提げた星導が佇んでいた。その濁りきった両目が、小柳の持つインカムを捉えた瞬間、底の抜けた暗黒のような狂気が部屋を満たす。
「あ……、う……」
『おい!小柳!?何が起きてるんだ!返事しろ!』
「なるほど、お迎えを呼んでいたのですか。本当に、どこまでも俺を失望させるのが得意な犬だ……。ですが……もう遅いですよ」
星導は買い物袋を床に放り出すと、音もなく距離を詰め、小柳をベッドへと乱暴に組み伏せた。インカムは小柳の手から零れ落ち、ベッドのすぐ脇でライの悲痛な叫びを響かせたままだ。
「いやだ、離せ!星導……ッ!触るなアッ!!」
「離しませんよ。そんなに外の世界が恋しいなら、二度とそんなことを考えられないくらい、その脳みそをこの薬でドロドロに溶かしてあげます」
星導がポケットから取り出したのは、前よりいちだいと巨大なシリンダー。中には、ピンク色の怪しい液体がなみなみと満たされている。
「ひ……っ、いや、嫌だ!それは、それだけはッ!!」
小柳が恐怖に顔を歪めたその瞬間、遠くから近づいてくる激しいサイレンの音と、ヘリの爆音が部屋のガラスをガタガタと震わせた。
伊波たちの追跡班が、このインカムの微弱な電波を逆探知して、すでにこの家のすぐ近くまで迫っていたのだ。
「っ、あいつら……っ!」
小柳の瞳に一瞬、希望の光が宿る。しかし、星導はその光を嘲笑うかのように、冷徹に小柳の首筋へと針を深く突き立てた。
「――っ、が、あ、あぁぁぁぁぁぁッ!!!!!????」
信じられない量の淫熱が、一気に、暴力的な速度で血管へと流し込まれていく。
だが、今回はそれだけでは終わらなかった。星導は小柳の身体に薬が回るわずかな数秒の間に、ベッドのすぐ横に落ちていたインカムを拾い上げると、あえて通話状態のまま、小柳の耳元へとガムテープで乱暴に固定したのだ。
『おい、オオカミ! 今すぐそこに行く、持ちこたえろ!!』
耳元から、今度は叢雲の怒号がリアルに響く。助けが目と鼻の先まで来ているのに、薬物の過剰摂取によって、小柳の目はぐにゃぐにゃに白を剥き、開いた唇からは締まりのない涎がシーツへトパトパと溢れ出していく。激しい淫熱のせいで、もうまともな言葉は紡げない。
「ほら、お迎えが来ましたよ、小柳くん。ドアが蹴り破られるその瞬間までに、俺のモノとして完全に完成させてあげます。彼らに、あなたの可愛い鳴き声をたっぷりと聞かせてあげてください」
星導は完全に理性をかなぐり捨て、小柳の着ているオーバーサイズのシャツを力任せに激しく引き裂いた。露わになった、蜜を滲ませてピクピクと手遅れなほどに疼く熱い秘部。
「いやだぁ、ぁぁぁッ!!」
『小柳!? おい、その声は……何されてんだよッ!!』
インカムを通じて、小柳の生々しい拒絶の悲鳴が仲間たちに筒抜けになる。外ではすでに、一階の窓ガラスが叩き割られる鋭い音が響き渡っていた。
「おい、だめ、あいつらが、くる……っ、ひ、あぁぁぁぁぁぁぁッ!!!???」
仲間がすぐそこまで来ているという極限の背徳感のなか、星導は小柳の細い両足を強引に掴んで大きく開かせると、自身の猛り狂った巨大な質量を、何の準備もない最奥へと一気に根元まで突き立てた。
激痛と恐怖、そしてアホな量を使われた媚薬の力が混ざり合い、小柳の脳髄のメーターを一瞬で振り切らせる。
一撃ごとに小柳の華奢な身体がベッドの上で激しく揺れ、首輪の鎖がチリンチリンと狂ったように鳴り響いた。
「あ、あ、ほしるべ、星導、あ、は、ぁぁッ!おなか、あつい、あついよぉぉッ!」
『おい……嘘だろ……。小柳、お前、何を……っ』
耳元のインカムから、伊波の絶望に震える声が聞こえる。自分たちが必死に部屋の前の廊下まで突入してきているまさにその瞬間、小柳は別の男の質量に蹂躙され、その男の名前を呼んで蕩け狂っているのだ。
「ほら、ライとカゲツに聞こえるように、もっと可愛い声で鳴いてください。お前の中を掻き回しているのは誰ですか?」
「あ、は、あぁッ!星導……ショウ、すごいの、ショウの、おく、壊れるッ!!」
「小柳――ッ!!」
ドガァンッ!!! と激しい爆音と共に、寝室のドアが容赦なく蹴り破られた。
武器を構えて飛び込んできた伊波と叢雲。しかし、二人が目にしたのは、救出を待つ無垢な仲間の姿などではなかった。
引き裂かれたシャツ一枚で、首輪の鎖を激しく鳴らし、星導の身体にしがみついて自ら狂ったように腰を震わせている小柳。その目は蕩けきって完全に光を失い、白を剥きながら、大量の蜜を吹きこぼして星導の腕の中で何度も何度も絶頂を迎えていた。
「あ、あ、ショウ、ショウぉッ!もっと、もっと奥、ちょうだい、あ、は、ぁぁッ!!」
「ええ、いいですよ、ロウ。お前を救える者など、この世界のどこにもいないというお話です」
助けに来た仲間たちの目の前で、完全に「ショウのもの」として完成され、淫らなあへ顔で鳴くだけの人形と化した小柳を、星導はこれ見よがしにら激しく突き上げ、その蕩けきった唇を貪るように奪い去った。
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コメント
1件
うわああああ第5話もヤバすぎた……!!😭💦 もうね、冒頭から小柳くんの絶望と必死さがヒリヒリ伝わってきて、インカム見つけた時の「あった…!」で一瞬希望が見えたのに、星導の帰宅で全部打ち砕かれるあの絶望感ヤバすぎる……。「二度と考えられないように脳みそ溶かす」ってセリフがもうホラーでしかない。 しかも仲間が目の前まで来てるのに、インカム耳元に固定されて、そのまま無理やり……って展開がもう背徳感と絶望感の極みすぎて吐きそうになったよ……最後の「救える者などいない」ってセリフで完全に心折られた😭😭😭 小柳くんが完全に壊されていく描写が丁寧で、読んでて胸が痛いけど目が離せない……次話どうなるんだろ、急展開すぎる……!