テラーノベル
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※注意
・本作品はskfn様のnmmnBL小説です。
・ご本人様とは一切関係ありません。
・茈赫作品です。
地雷さんはブラウザバックをお願いします。
◇◇◇
LAN「おつフォニ~~~~~~!!」
配信終了の画面が映し出されると同時に空気が一気に和らぐ。
今日は珍しく六人そろってのオフコラボ配信だった。
暇72「うるさ」
LAN「えぇ!? 配信終わりの挨拶やん!」
暇72「長ぇしうるさいんだよ」
いるま「今日も滑ってたな」
いるまがさらっと言う。
LAN「いるま!?」
みこと「事実やん」
みことがくすっと笑う。
LAN「みことまでそんなこと言う?」
すち「でも、ちょっとおもしろかったよ」
すちがおっとりとフォローすると、らんはぱっと表情を明るくした。
LAN「ほら!すちは分かってくれる!」
すち「……ちょっとだけ」
LAN「ちょっとだけかぁ……」
こさめ「らんくん、今日の罰ゲームおもろかった!」
こさめが笑いながらスマホで配信のコメントを見返している。
こさめ「『LANさん今日も滑ってますね』だって」
LAN「コメントまで敵やん!」
部屋中に笑い声が響く。
◇◇◇
暇72「疲れたぁ……」
ソファへ倒れ込むと、そのまま隣に座ったいるまへ寄りかかる。
暇72「充電~」
いるま「また?」
暇72「足りん」
いるま「さっき配信始まる前もしたじゃん」
暇72「あれは配信前」
「今は配信後~」
いるま「理由になってなくね?」
暇72「なる」
短く言い切られて、いるまは思わず笑う。
いるま「はいはい」
いるまは肩をすくめる。
暇72「嫌だったら別にやめるけど…」
いるま「やめんな」
即答だった。
なつが肩へ頭を預けると、いるまは満足そうに小さく笑った。
いるま「よし」
暇72「何その満足そうな顔」
いるま「充電完了まで動くな」
暇72「俺、スマホ?」
いるま「スマホより大事」
暇72「……そういうこと普通に言うよな」
少し照れたように笑うなつの前髪を、いるまがそっと撫でる。
暇72「……。」
その手が心地よくて、なつは自然と目を閉じた。
暇72「眠。」
いるま「寝るな」
暇72「5分だけ」
いるま「絶対5分じゃねぇだろ」
暇72「……10分」
いるま「増えた」
暇72「ばれた」
いるま「ばればれ」
そこへらんが呆れたように割って入る。
LAN「なぁ、」
いるま「何?」
LAN「配信終わった瞬間イチャつくのやめてもろて」
「「してねぇ!」」
LAN「ハモるな!」
みこと「してる」
すち「してるねぇ」
いるま「どこが?」
こさめ「その距離や!」
みこと「抱き着いてるやん」
すち「頭なでてるしねぇ」
LAN「しかも充電って何!?」
暇72「……普通だけど?」
みこと「いや、その距離で言われても説得力ないで?」
言われて初めて気付いたように、なつが視線を落とす。
いつの間にか自分は、いるまにもたれかかったままだった。
暇72「……あ。」
いるま「今さら?」
暇72「離れろって言わんの?」
いるま「別に」
その一言だけで十分だった。
なつは照れ隠しに小さく笑って、もう一度だけ肩へ寄りかかる。
暇72「じゃあ、もうちょい充電」
いるま「好きなだけどうぞ~」
こさめ「ほんまこの二人ブレへんなぁ」
みこと「見てるこっちが照れるわ」
すち「でも仲良しなのはいいことだよ~」
◇◇◇
しばらくたった頃。
いるまがなつの頭を撫でて言う。
いるま「ほら、そろそろ帰るぞ」
暇72「え~まだ足りない」
いるま「子どもか」
そう言いながら、いるまはなつの頭をもう一度くしゃっと撫でる。
暇72「子どもじゃない!」
いるま「じゃあ何なの?」
暇72「……彼女だけど?」
少しだけ上目遣いになったその顔は、どこか照れくさそうだった。
いるま「……。」
暇72「否定しないん?」
いるま「まぁ…事実だから」
LAN「うわぁぁぁ!!」
らんが頭を抱えた。
LAN「砂糖吐く!!」
みこと「一生分の糖分とったわ」
すち「もう慣れたけどね」
すちは苦笑し、こさめは「写真撮っとこー」とスマホを構える。
いるま「やめろ」
こさめ「えー、記念じゃん」
シャッター音が鳴る。
こさめ「めっちゃええやん!」
画面には、
笑う暇72。
少し照れたいるま。
茶化しながら笑う四人。
誰一人欠けることのない、いつもの六人。
こさめ「ラインに送っとくわ!」
「ありがとー」
時計を見ると、もう二十三時を回っていた。
みこと「今日はこのへんで解散やな」
LAN「明日も個人配信だっけ?」
みこと「そうそう」
いるま「寝坊すんなよ」
こさめ「なつくんのことやん」
暇72「違うし!あれは時差ボケだから!」
すち「前もギリギリだったよねぇ」
暇72「その話は無し!」
また笑いが起こる。
荷物をまとめ、それぞれ帰る準備を始める。
いるま「送る」
暇72「別に一人で帰れるし…」
いるま「知ってる」
暇72「じゃあなんで?」
いるま「送りたいから」
暇72「……。」
暇72「はいはい」
こさめ「じゃあ、お疲れ!」
LAN「お疲れさまー!」
みこと「また明日」
すち「また明日ね。」
LAN「おつフォニ~~~~~~!!」
暇72「最後までうるせぇ!」
そんな何気ないやり取りも、六人にとっては当たり前の日常だった。
誰も疑わなかった。
明日もまた、この六人で笑い合えることを。
――だけど、その”明日”。
六人が信じていた当たり前は、その夜、静かに終わりを迎えた。
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#ぼいしんぐ
ゆあ
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#創作
コメント
3件
神作きたぁっ! 茈赫てぇてぇ… 終わっちゃうとは?!続きが気になる!
読ませていただきました。配信後の六人の和やかな空気感がとても自然で、特に暇72さんといるまさんの「充電」のやりとりは距離感の描き方が繊細で甘くて、思わず頬が緩みました。それだけに、最後の一文で日常が静かに終わる宣告に胸がぎゅっとなりました。この何気ない時間の尊さを感じさせる導入、続きがとても気になります。素敵な作品をありがとうございました。