貴方がそう言ったから
この話で完結です!完結まで持ってったの初めてかもしれん…!!これ終わったら1000人達成でやりたかったこと投稿します!!それでは本編どぞ!!
太宰「じゃあそろそろ帰ろうか。」
中也「おう!」
森「あぁ、それじゃあこれ渡しておくよ」
太宰「これは…?」
森「ボスから…中也くんへの最後の言葉…的な?」
太宰「いらない!!」
森「まぁまぁ。渡すって約束しちゃったから貰うだけ貰ってよ。その後読まずに捨てても構わないからさ」
中也「分かりました。ありがとうございます。」
太宰「じゃーね森さん!」
森「うん。また、頼りたくなったらおいで。」
太宰「もう二度と行かない!」
森「前もそれ言ってたよー笑」
〜双黒帰宅〜
双黒「ただいまぁ…」
太宰「つかれたぁ……」
中也「俺も…」
中也「……とりあえずソファ行こうぜ」
太宰「そうだねぇ…」
太宰「テクテクテクテク」
中也「テクテクテクテク」
太宰「ドサッ」
中也「ドサッ」
(※ソファに太宰が寝っ転がってその上に中也が乗ってる状態です。 )
中也「さて、なんでボスと繋がりがあったかあらいざらいはいてもらおうか」
太宰「んーとねぇ…簡単に言えば……私も元々所属してたから…?」
中也「……マジかよ」
太宰「おおまじ」
太宰「僕はかなり優秀だったからね。名前でボスに呼ばれていたほどだよ。」
中也「まじか!?だってあれだろ!?ボスが名前で呼ぶなんて任務を短期間で期待以上にこなすやつだけだろ!?」
太宰「そうだよ」
中也「すげぇ!!✨」
太宰「そうでも無いよ。まぁ名前で呼ばれるほど優秀だからボスとも面識があったってのが中也からの問の応えかな 」
中也「すげぇなおさむ!」
太宰「あんまりそこで可愛いことしないで。襲うよ?」ゴリッ
中也「ひッ♡♡ばか!変態!」
太宰「そーいえば中也?」
中也「なんだよ?」
太宰「森さんから受け取った手紙みた?」
中也「今から見る」
中也へ
幼い頃…それこそ1人で放っておいたら死んでしまうような小さなお前を拾ってきたのは俺だ。しかし、ボス室に入る前に太宰に見つかってしまった。それから太宰は任務の合間を縫ってお前に会いに来るようになった。お前も太宰によく懐いていた。だがとある日に太宰はこの組織を抜けた。中也をおいて。お前に辛い思いをさせない為に、お前が裏の世界で生きていく力を身につけられるように、そして何より太宰とお前が再開した時に太宰の方へ心置き無く行けるように。そのために俺はお前に厳しくすることにしたんだ。中也、お前は凄く優秀で凄く優しい子だ。俺が拾ってしまったがためにこんな道しか選ばせてやれなかった。あるはずだった中也の未来を潰してしまった。お前の感情を殺してしまった。本当にすまなかったと思っている。…昔、1度だけお前に父さんと呼ばれたことを今でも覚えている。あの時の俺は強くしようと嫌われないといけないと冷たい態度をとった。凄く後悔してるんだ。多分俺は最後までお前が心置き無く組織を潰せるように演じるだろう。だが、お前をたった1人の大切な息子として愛している。太宰と幸せになれ。
ボスより
中也「父さんッ…!」ポロポロ
太宰「え!?中也どうしたのッ!?」アワアワ
中也「父さんッ父さんッ!」ポロポロ
太宰「手紙によくないことでも書いてあった!?」
中也「違ぇッ…俺の父さんの最後の命令だッ」ポロポロ
中也「なぁおさむ。俺と結婚してくれ。俺をお前のお嫁さんにしてくれッ…」
太宰「それはもちろんいいのだけど、ほんと大丈夫ッ?」
中也「あぁ!」ニコッ
太宰「な、ならいいんだけど…?」
〜数年後〜
中也「おさむー!早く起きねぇと朝飯抜きにするぞ!!」
太宰「それはだめー!!」
双黒「ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”」
太宰「ご馳走様!」
中也「ん。お粗末さま」
中也「ほら、今日も任務だろ?」
太宰「うん」
中也「行ってこい。無事に帰ってこいよ。晩メシ作って待ってるからな」
太宰「はーい!夕ご飯楽しみにしてるね!」
中也「おう!とびきり美味いの作ってるからな!」
太宰「行ってきます!!」バタンッ
中也(父さん…俺は今幸せです。おさむと過ごすこの何気ない日々がとても幸せです!ボスの命令は絶対ですもんね。いつも通り完璧にこなしてみせます!だって、貴方が幸せになれってそう言ったから! )
コメント
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あれれ〜?なんでだろう? 目から滝が流れてくる…( ¡ - ¡ )ダバー もうほんっと…大好きぃぃぃい!!!!