テラーノベル
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そして刑期を終え、アジトに戻るとみんなが出迎えてくれた
俺はみんなと昨日のボスが助けに来てくれた話をしていると叶さんがボスを迎えに来た
叶さんとボスは地下のプレイルームに行ったらしい
少しすると2人が戻って来て、俺達はみんな上のバーカウンターに集まった
「昨日のサーバールームの金額‥‥13億3千万です」
「うわっ、スゲー」
「そんなにあったんだ」
「ボスと酒寄の罰金引いても13億が手元に残ります、なんと」
「俺、車買おうかな」
「俺はバイク見に行こう」
「1人当たりの金額は下のギャンプーの所に貼ってあるから間違わないでね。それじゃ各自でお金持って行って下さい」
「ありがとうございます!」
みんなが地下に降りていく
俺もみんなと一緒にお金を貰い、エントランスに出て来た
辺りを見てもボスがいない
まだ地下にいるのかな‥‥
降りてみてもボスはいない
「誰かボス見た?」
「ううん、見てないよ」
エクスさんも叶さんもエントランスにいるのに‥‥
無線にもいなさそう
ボスと話したかったのに
電話かけたら迷惑かな
取り出したスマホの画面
ボスの名前
あとはコールを押すだけ‥‥
「はい」
「ボス?」
「どうした」
低く心地よい声
「いえ、どうもしないんですけど‥‥何してるかなって‥‥どこにいるんですか?」
「俺の部屋」
「俺の部屋?」
俺は上を見た
ボスの部屋
小柳さんの自宅
バーカウンターのある階の離れた部屋
一度内見に来た時見た事がある
「そう。疲れたから部屋で寝てる」
「そうですか‥‥わかりました」
「なんだよ、諦めるのか?」
「へっ‥‥?」
「俺の部屋。来たいんだろ?」
「行きたい‥‥です」
「いいよ」
いいよの声が魅惑的過ぎる
俺は静かにみんなの前を離れ、エレベーターを上がった
白く大きな扉
インターホンを押す
ガチャ‥‥
「よっ」
「ボス‥‥」
「どうぞ」
いつものトーンで招かれ、俺は初めてボスの部屋に入る
下のプレイルームと似た雰囲気でお洒落に作られていた
大きなワンルームみたいだ
「話って?」
「いえ‥‥これと言って話はないんですけど」
「フッ、そうかよ」
あれ?
想定と違う答え
「なんだよ」
「話が無いなら帰れって言われるかと思って‥‥」
「付き合ってる奴にそんな事言わねーだろ」
「‥‥っ」
「今度はなんだよ」
「小柳さんから付き合ってるって言葉が聞けて嬉しくなっちゃって」
「自分であんなにしつこく言い寄って来たくせに、今度は照れんのかよ」
「だから俺あんまり恋愛とかした事ないから」
「俺だってねーよ」
「それは嘘だね。俺より付き合った人数多そうだから」
「なに、お前。今から歴代の彼女たちの話でも始めるのか?」
「‥‥いいえ、そうじゃないです。どちらかと言えば俺は聞きたくないです」
「まったく‥‥とりあえずソファーにでも座れば?」
「あ、そうですね」
大きなソファーに座るとボスはコーヒーを出してくれた
隣にボスが座ると俺の目の前に1枚のカードを出して来る
「なんですか?これ」
「カードだ」
「え、今日いっぱいお金貰いましたけど」
「そうじゃない」
そうだよな
ボスが俺にキャッシュカードなんか渡すはずが無い
じゃあこれは?
「もっと後に渡そうかと思ったけど、後で渡すのも今渡すのも一緒だろ」
「え‥‥?」
「いらないならいいけど」
それってもしかして‥‥
「い‥‥いります!絶対必要です!」
小柳さんの部屋のカードキーだ
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コメント
3件
/ メロすぎる... 全て酒寄のことわかってるやん 改めて言いますけど師匠って人の口角上げるの上手すぎます!最高すぎます✨️(最高すぎて語彙力ないです(毎回のこと))