我々国の幹部と出会い、我々国の訓練場に行き、総統と会い、お試しという形で幹部に入った俺。強いとか言われたんだが。何故?
取り敢えず焔と…ハクは笛にしまって…ってアレ?ぐーちゃんしまう方法なくね?アレ?
「あの…」
「?どうした?」
「ぐーちゃんをしまう方法がないのですがそれはそれは」
「うむ…ならそのまま連れてこればいい☆」
は?いや、え?見たら分かるけどぐーちゃんってかなり大きいよね?それを建物内に連れてくの?出来んの?どんだけドアでかいんだよ(笑)
「他の幹部にはもう集まってもらってるゾ。」
へ〜そうなんだ〜。確か我々国の幹部さんって十四人くらいいたよね?あれ、十五人だっけ
「ここが会議室だゾ!」
「ドアでかいやろ?」
「かなり」
短い雑談を済ませてゾムさんが会議室の扉を開ける。そこには個性的な人達が机を間に座っていた。人数多い。圧迫されそう…
「この人が新幹部か?…ってヒッポグリフ!?」
「挨拶して欲しいゾ」
あ、りょーかーい
「初めまして…ぴくとはうすです。様々なペット達と「白き森」に住んでました」
「白き森に住んでたんか。え、確か白き森に住んでんのって番人やなかったか?」
へ〜そう言われてたんだ全然知らなかった。外の世界(森の外)については情報が全然入らないからね
「それじゃあトントンから」
「了解。俺の名前は「トントン」。我々国の「書記長」や」
と次々と自分の名前、活動してる部隊を言っていく。
「僕は「柊」。部隊は「書記長代理」兼「近距離部隊隊長」。」
凄い!書記長の代理してるんだ! しかも部隊の隊長って!そんな人尊敬するよ〜
そして最後の一人。他の人とは違い不思議な気配がした。見た目は…小さい頃に会った人みたいだ。不思議だけど、懐かしい。
「…「輝」。「総統代理」兼「短距離部隊副隊長」兼「長距離部隊隊長」。」
え?めっちゃやってるじゃん。柊さんで凄いとか言ってたのに次元が違う。え、天才か?
「もっと明るく行こうぜ輝!」
「…無理」
アレ、てか輝さんだけ言い方違うかったな
「何で輝さんだけ部隊の言い方違うんですか?」
「嗚呼、それはここの出身じゃないからだゾ。「近距離」、「遠距離」と言うのはここ特有の言葉らしい。」
そうだったんだ!初めて知った!
「近距離とか言うの慣れないから…ゴメン」
「何も気にする事はない!自分の慣れた言い方で言うのが筋だ!」
この総統さん、総統っていうより幹部って感じがする。馴染みやすいっていうか…ね?(え)
「ぴくとさんは確か遠距離が得意と言っていたな?」
「強いていえばですけど、はい」
「なら遠距離部隊に入ってもらうゾ!」
遠距離部隊か。おけ
「分かりましたー」
えっと長距離隊長さんは輝さんで…副隊長さんは?あ、あの人か
「ぴくとさん宜しくお願いしますね。」
紫のヘルメット、首元が暖かそうなコート?を着ている「ショッピ」くんだ。
「よ、宜しく…」
はぁ…幹部として入ったものの、役に立てるかな?本気で無理な気がしてきたよ…。
と、そんな事を考えていると
「話は終わった!解散だゾ!」
いつの間にか話は済んでいたようだ。
「あ、輝!ちょっと機械直してくれへん?ハッキングしとったら乗っ取られてん…」
「了解。」
今話したのは他の人より身長が小さくて()顔に「天」と書かれた紙?布?がある「ロボロ」さん。
ロボロさんは司令官兼情報収集係。司令官は戦争などする時に掛け声?をする。収集係はそのまま。
機械を使い、他の国の情報を集め、調べ、資料にまとめる人。ハッキングなんてお手の物な人が乗っ取られたって。でそれを直せる輝さん、何者だよ。
「あ、ぴくとさんも見る?輝な、凄いねんで!」
「そうなんだ。見てみたいからついて行く!」
自己紹介をしている間に俺は我々国の皆とタメ口で喋れる程になった。
我々国の人というのは本当に誰にでもタメ口でついつい俺も釣られてタメ口になってしまう。
そういえば輝さん、お面つけてるのに前見えてるのかな?(関係な)
「ここやで」
うわ〜 意外と広い。部屋満遍なくパソコンやら機械が置いてある。それを一人で管理してるのかな?流石だね。どれだけ目付いてんの?()
「乗っ取られた機械は」
輝さんが喋る。輝さんの言葉には感情が読み取れない。普通の人なら聞く時は「?」が付くがそんなもの分からない。歌なら同じ音程でずっと歌ってるみたいな感じ。
「あぁ、これや。出来る?」
「ん…と… 嗚呼。出来る。五分から十分待って」
そんな短時間で出来るものなの?もしかして天才?(そうです)
沈黙。誰も喋らない。喋る事もない。ただ輝さんが解析しているパソコンのキーボードのタイピング音しか聞こえない。そんな沈黙を破ったのが
「ぴくとさん」
ロボロさんだった。
「ん?」
「ぴくとさんが住んでた白き森ってどんな所?どんな風に生活してたん?」
それを知ってどうする?って感じだけど…ま、答えないって義理もないし答える事にした。
「白き森はその名の通り全体が白い森だよ。葉も、原木も、土も石も。偶に緑色があったけどね。でも模様なんてものはなかったよ。かなり不便だった。最初はね」
最初?それは…もう何年も住んでるんだ。流石に慣れてくる。これは何の木で、とか。それから…
「俺が小さい頃に住んでた村がなくなって、ある人が俺を助けてくれたんだよね」
「ある人?」
そう。
「狐のお面を付けていて…巫女服を着ている人だよ。」
そう俺は言うと、ずっと聞こえていたキーボードのタイピング音が僅かに途絶えた。少し気になったが、休憩として止まったものだと思ってスルーした。
「その人はね、俺が悪者に殺されそうになった時に助けてくれたんだ。命の恩人だよ。」
「それでその狐のお面の人と白き森の家と?」
「その時村がなくなったから家がなかったんだよね。だから指輪で新しい家を導いてくれたんだ。そこが白き森。」
何故白き森の家に送ったのか…最近考えてみた。あんな人達が彷徨いている開けた土地よりも人々が不気味がって入りそうにない、不思議な、分かりにくい森にしたんだって、そう思った。ただの俺の妄想だけど。
「そうなんや。そんな所にヒッポグリフとかおってんな!」
「ファイアドラゴンは何処にでもいるけどヒッポグリフは違う森にいたよ。アイスドラゴンもね」
「よく回ってってんな」
俺とペット達について楽しく話していると
「出来た。」
輝さんが機械を直し終わったみたいだ。流石。
「もう出来たん!?ホンマに言ってた通り十分までに終わったで…」
「凄いですね」
「輝は何でも完璧にこなせる人やからな。分からん所があったら輝に聞いてるんや」
頼りにされてるんだね。幹部(総統)十五人に頼られるって相当信頼されてるし、本当に凄い。
「ぴくとさんも分からない事があったら言って。」
「あ、有難う…」
自ら頼ってって言ってるよ… この子。頼りにされるのが好きなのかな
「ぴくとさん。」
「あ、グルッペンさん!」
俺はロボロさんと輝さんと機械室出て、別れた。その時にグルッペンさんに呼ばれた。総統が俺の名前をさん付けするってなんかおかしいな笑
「ぴくとさんに部屋を紹介するのを忘れていてな。案内するゾ!」
総統様直々にですか!?いや、もっと危機感を持ってよ!!
「まだ数時間しか経ってないがどうだ?ここは」
俺の部屋を案内してくれてる間に雑談をする。
「とても楽しい人ですね。一緒にいる時が楽になるし自然に笑ってます」
関西弁でお気楽な人達だからかな?とても楽しくて明るくなる。
「そうか!それは良かったゾ!」
その後、我々国幹部の人達や白き森の事、ペット達について聞かれて答えた。
「ここがぴくとさんの部屋だゾ!左右は輝、柊、ショッピだゾ」
恐らく部隊で分けられてるのだろう。俺と輝さん、ショッピくんは長距離部隊、輝さんと柊さんは短距離部隊で。
「有難う御座います!」
「嗚呼!家具は後で輝に用意してもらおう。」
これまた輝さんに。輝さんなしでは生きてけないね。
「てか輝さん、家具用意出来るんですか?」
「輝に出来ないものはないゾ!」
ホントに天才だな。もしかしたら小さい頃であった巫女さんは輝さん?
いや、そんな訳。俺はもう二十歳超えてるんだぞ?輝さんの見た目的に未成年っぽいしそんな訳ないよね。
…そう思いたい。
投稿全くしなくてゴメンなさい。特に意味はないです(え)
今回は()もいれて実際のぴくとさんの動画みたいに面白要素も入れてみました。
ホントに面白かったかどうかは知らないけど()
気まぐれ投稿ですんまそん←
前まで新しい作品投稿しないとフォロワーが消えてく!!って思ってたんですけど、最近は全く投稿してないけどまぁまぁ増えてましたね。
嬉しい限りです。
未だに目標がないんで、目標設定したいですね。
取り敢えず今はフォロワー様200人って事で!増えんかな〜♪
追記
この話で116話目。私の誕生日じゃん!ってふと思った今日この頃(世界一どうでもいい話認定)
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