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なつ 彼女
部屋から出てこない
何も食べていない
いるま 彼氏
なつの事を心配している。
いるま視点で進みます
ディスコードで会議が始まった。
いつもと同じように
なつもちゃんと相槌も打ってる。
でも明らかにしんどそうだ。
時間が経って行くほど返事が遅くなっていく。
「大体終わったけど何かある?」
「ないなら終わるけど、」
らんがそう聞く。
「ちょっとだけ」
俺はそう答える。
「ん、じゃいるまどうぞ」
らんに返される。
いつもより強めの声で言う。
「なつ」
「会議終わったら絶対リビング来い」
「絶対来いよ」
「もう大丈夫」
さすがに心配だ。
これで来てくれるといいけど、
じゃあ会議終わります。
らんがそう言うとすぐリビングに行った。
ソファーに座って待っているとなつが来た。
正直来てくれると思ってなかった。
ずっと俯いてる。
そんな、なつに声をかける。
『飯食おうぜ』
それだけ。
「ん、」
返事は返ってくる。
レンジで温めなおしている間になつに話しかける。
『なつ、』
「ん」
それしか返ってこない。
意識もうつろで多分動けない。
もし机まで歩けるか、と聞けばなつは歩こうとして倒れる。
だから、
『動くなよ』
それだけ言ってなつを抱っこする。
椅子まで運ぶ。
なつは降りようとしてるけど明らかに力が弱い。
レンジも温め終わったみたいだ。
なつに聞く。
『食べれそう?』
「大丈夫ッ」
そう返ってくる。
大丈夫という言葉が大丈夫にはとうてい聞こえない。
でも大丈夫じゃないだろとは言えない。
もし言ったらどうなるか目に見える。
おそらくもっと隠そうとするだろう。部屋から出てこなくなる可能性だったある。
それでも言ってしまいたいがぐっとこらえる。
『なつ食べようぜ』
そう話しかける。
「ん、」
そう返ってくるだけで手をつけていない。
それでも指摘しない、
いつものように食べ続ける。
さすがに手を付けないので心配だ。
少しは食べて欲しい。
なつが食べれそうなものを少しとってなつの口元まで運ぶ。
『なつ、あーん』
そう言うと幸い食べてくれた。
「もういい、」
なつが言う。
食べてくれたがもう一口食べて欲しいのが現実。
『もう一口だけ食べような。』
そう言ってまたなつの口元まで箸を運ぶ。
二口目も食べたので一安心。
皿を下げようとしているとなつが抱きついてくる。
「ん、」
『どうした?』
と聞いても
「ん”〜」
「やぁや」
しか返ってこない。
おそらくしんどいのだろう。
『嫌だな、』
『一緒に寝るか』
そう言いなながら背中をさする。
するとなつは顔を見せてくれた。
嬉しそうな顔をしている。
今までずっと一緒に寝てた。
けど最近、会えなかったので久しぶりだからだろう。
『寝る用意しような』
そう言いながら手を繋ぐ。
いつもよりどこか、なつが子供に見える。
寝室
いつもなら向かい会って寝てた。
けど今日はなつが外側を向いてる。
なつの背中が小刻みに震えている。
泣いているのだろう。
『なつ、こっち向いて』
そう言ってもなかなか向いてはくれない。
泣いているのを見られたくない、そんな所だろう。
『目つぶっとくからな、』
そう言うとこっちを向いてくれたのだろう。
音がした。
『目開けてもいいか?』
そう聞くと少しして
「ん、」
と返ってきた。
目を開けるといつものようになつを抱きしめていた。
顔は見えないが少しは安心しているだろう。
背中をとんとん優しくたたく、
『大丈夫、』
『隣にいるからな、』
そう言いながら。
少しすると
「や”ぁだッ泣」
「しんどいの〜”」
なつが泣き始めた。
やっと少し気が抜けたのだろう。
「ん”〜やぁ”あ」
なつは足をバダバタさせながら泣き叫ぶ。
相当溜め込んでたのだろう。
『嫌だよな、』
そう声をかけながらなつをもっと引き寄せる。
『お疲れ様』
『頑張ったな』
『大丈夫だからな』
声をかけ続けると大分落ち着いてきた。
「ずッ 」
「 ひゅッ泣」
「ん”〜ポロッ」
「ひゅッ」
「ごめんっ泣」
「大丈夫、」
そう返す。
なつに言う。
『なつ』
「ん、?」
そう言いながらやっとなつが顔を上げる。
『大好き』
「俺も」
そう返すなつの顔はしんどさなんて、なかった。