テラーノベル
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アルファ「んぇ……」
アルファは目を覚ました。
そして手術台が動き、投石機の方のカタパルトのようにアルファを壁に吹っ飛ばした。
アルファ「ピギャッ」
アルファは壁に叩きつけられた。
アルファ「痛え……扱いクソかよ。」
棚に着替えがあり、着替えた。
アルファ「あれ?ペンダントがねぇ……まあいいか。聞けば出てくるだろうし。」
アルファは知らない。そのペンダントが脊髄と一体化してることをまだ知らない……
手術室を出ると、周囲は手術前と打って変わって物騒な雰囲気だった。
社員「いたぞ廃棄物だ!!!」
アルファ「……………………!?」
アルファは自分を指差した。
それと同時に周りの社員が武器を構えた。
アルファ「…………あーはいはいはいなるほどね?」
アルファ「殺れってことかよ?」
アルファ「こんなもんかな?」
周りは死屍累々だ(※死んでない。多分……)。
アルファ「ん?」
背中には、赤紫色の翼が生えていた。
アルファ「……そういやさっきからなんか強くなってる気がするな……」
そう言い、脱出口を探すべく進んだ。
社員1「なんだコイツ……?」
社員2「コイツが……廃棄物なのか?」
犬?「わふっ」
社員がふと横をむくと……
アルファ「廃棄物はこっち!」
また死屍累々だ(※死んでない。……多分)。
犬?「わふ」
アルファ「あーごめんな。何も持ってねーし着いてっても得ないぞ?」
すると犬?はアルファに着いてくるよう促すように先に向かった。
アルファ「なんだここ?」
犬?「………………」
しっぽで指さした先は、通気口だ。
アルファ「んーー……まぁここしかねーよな。」
アルファは犬?を抱きしめ、通気口を破った。
……破ったのが災いしたのだろう。
アルファ「通路!!!!!ねぇのかよおおおおおおおおお!!!!!」
そのまんま用水路へ真っ逆さまに、水しぶきを上げて落ちた……
コメント
3件
アルファは今日、不幸な日みたいだな…()