「ただい、ま……」
家に女性ものの靴があった。
……………ぁ、僕たちの関係は終わったんだ。
いや…、お客さんかもしれない。
気を取り直して、
ゆっくりと…部屋の中に入る。
………………、
彼らはかっちゃんの寝室で盛り上がっていた。
「…ね?ぁ…♡本当に…ぃ、私と…ん…♡結婚して…ぁ♡くれるの……?」
「あ、あぁ。」
「……なら、っ…ぁ♡…早く、別れてよ……?♡」
「うっせぇな」
「じゃぁ…♡…先に、ぁ♡ぁん…♡…週刊誌で……公表…、しよ……♡」
「好きにしろ」
「ね………、デク…と、結婚した、の……何で世の中に公表しなかったの?♡」
「さっきから、うるせぇ!!!」
…その場にいたら、吐いてしまう。
必死に家から逃げた。
朝まで開いてる喫茶店へ逃げ込み、
トイレで何度も吐いた。
……少し吐気が、落ち着いてきた頃、
かっちゃんの友人に連絡をしようと思いつく。
切島くん達…大阪かな……?瀬呂くんは……?
LINEで3人に、元気…?みたいなメッセージを送り、
近々、会えないか聞いてみる。
3人とも、
何か思い詰めたような僕の様子に、
すぐ来てくれるらしい。
どうやって来てくれたのか…、
朝になる前にみんな喫茶店へ来てくれた。
「かっちゃん……が、ね………」と、
僕は言葉を選んで3人に話す。
「それは…爆豪が悪いだろ………」
「ねぇ?2人で話し合った??」
「うぅん…全然…。今まで全部、かっちゃんが決めてきた。」
「それは……、緑谷。お前も悪いって…。」
「いや……でも、今家にいるんだろ?ソイツ」
「……、ぅ゙…………。ごめっ…………」
「え!大丈夫…?!…緑谷ぁ…無理すんなって…」
「これ……話すどころじゃねぇだろ……。」
「爆豪……呼び出すか?」
「それはっ!!…ダメ……かっちゃん、…彼女…まだいるでしょ……、………。」
「んな事言っても、緑谷ぁ…、参っちゃうって……」
みんなに心配掛けられながらも、
何とか心の整理ができるまで落ち着いた。
かっちゃんと…話そう。
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