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「 幼 馴 染 み に 恋 し た あ の 冬 。 」
第 2 話 「 寒 い 日 の 朝 」
──── ピ ピ ッ ピ ピ ッ ピ ピ ッ
「ん…」
朝 、 静 か な 部 屋 に ア ラ ー 厶 音 が 響 き わ た る 。
僕 は 、 ア ラ ー 厶 を 止 め て ベ ッ ド か ら 起 き 上 が っ た 。
僕 の 名 前 は 青 春 遥 。
私 立 黒 雪 学 園 に 通 う 高 校 一 年 生 。
──── ガ チ ャ 。
急 に 僕 の 部 屋 の ド ア が 開 い た 。
「遥…起きてる.ᐣ」
と 、 僕 の 兄 の 青 春 澪 が 起 こ し に 来 た 。
「起きてるけど、何.ᐣ」
と 、 僕 が 聞 く と
「起きてるならいいや。 早くリビング来てね」
そ う 言 っ て 、 僕 の 部 屋 か ら 出 て い っ た 。
「…早く着替えよ。」
僕 は 、 急 い で 着 替 え て 、 リ ビ ン グ に 向 か っ た 。
──── ガ チ ャ
リ ビ ン グ の ド ア を 開 け て 、 兄 さ ん が 用 意 し て く れ た 、 朝 ご 飯 を 食 べ る 。
兄 さ ん と の 会 話 は
「…美味しい.ᐣ」
「うん 不味くは無い。」
そ う い う 会 話 だ け で 終 わ っ た 。
(リビングもリビングで寒いな…っ)
歯 磨 き し て 学 校 行 こ …
「よし…学校行ってきます」
兄 さ ん に 言 っ た け ど ───
「…」
─── 無 視 さ れ た 。
ま ぁ い い や … 学 校 行 こ 。
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兄弟不仲か…？
