この作品はいかがでしたか?
747
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ちなみに毎話ごとに結構時が進んでます。今回はぐーんと進んで2歳頃だと思って下さい(ほんまに可愛い推しだ…)
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「とーと!ちょーらい?」
「これ?まだゾムには早いからだめやで」
「んーん!ちょーらい!!」
「いちごならあげるから、な?」
「ゾムさんほんまによう食べるなぁ…」
さっきお昼をみんなと食べたばかりなのに、俺が食べていたソーセージを欲しがっていた。流石に食べすぎると次の検診でしんぺい神からお小言を言われてしまうし、ソーセージとかの味の濃い加工食品は与えない方がいいと本に書いてあった。
「まあでもこんだけ食べてもまだまだ身体は弱いみたいやで」
「そうなん?」
ついこないだも夜中に熱を出し最近やっと治ったばかりなのだ。
「まあこればっかりは仕方ないねんなぁ…」
成長すれば次第に身体も強くなっていくはず、としんぺい神も言っていた。
「そういえば…トントン知っとるか?明日お偉いさんがうちに来るらしいで」
「は?いや知らんけど…」
「あれ?グルッペンが今日言っててんけどなぁ」
あんのくそ総統め…
「護衛にひとらんとトントン付けるって言ってたで」
「いや、え?ゾムはその間どうするん?」
「狂犬たちが一緒におるらしいで」
「それなら安心やわ…」
軍の中でもかなり強いコネシマとシャオロンがゾムと一緒なら万が一敵襲されても大丈夫だろう。
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「よし、じゃあゾムええ子にしてるんやで」
「あい!」
元気よく返事をして手を振ってくれた天使に元気を貰い、外交もなんとか乗り越えられそうだった。
やっぱ可愛い…
「ようこそお越し下さいました」
「いやいや、こちらこそ急にすまないね」
「いえこちらもそろそろ伺おうかと思っていた頃でしたので…それでは早めに始めましょうか」
「ああ、よろしく頼む」
オスマンとグルッペンがお偉いさんと難しい話をしている間周囲の気配を探ってみるが特に怪しい様子も無く本当に外交しに来ただけのお偉いさんなのか?と思ってしまう。
「そう言えば…ここへ来る途中、子供用のおもちゃを見つけましてね」
「そうですか」
「もしかしてそちらには子供が居るのでは?と思いましてね」
「顔合わせに向かわせたんですよ」
「ッ!?」
バッ、と剣を相手に向けて殺気を出す。
「おー怖い怖い。そちらの護衛は随分短気なようですな笑」
グルッペンから剣を下ろせ、と合図されたため渋々剣を下げて元の位置に戻る。殺気は出したままで。
「チッ…」
ニタニタと笑いながらこちらを見る様子に虫唾が走る。今すぐにでもこいつの首を飛ばしてゾムの元に向かいたい。
「…どうやら終わったようなのでこちらは帰らさせてもらいます」
「少し待ってもらいたい」
ドスの効いた声でグルッペンが立ちあがろうとした相手に静止を促す。
「おや?まだ、なにか?」
「そちらにも可愛らしいお子さんがいらっしゃいましたよね?ついでに奥さんも」
「だから、なんだと言うのだね?」
「ついこの間我々は戦争で1つの国を地図から消した」
「ま、まさか、!」
「次消える国はあなたの国だ。覚悟しておくといい」
「や、やめてくれ!それだけは…!」
「今日はもうお帰りになるのですよね?では、さようなら」
「お、お願いだ…!それだけはやめてくれ、!こちらには妻も子供もいるんだ!!」
「だから、なんだと言うのでしょう?」
「ッ……」
自分の地位を守るために必死な外交官に鋭い視線を向けながら無理矢理帰らせる。
その後走ってゾムのいる部屋に向かった。
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バンッ!
「ゾム!!!!!!!」
「あ……とん、と、ん、、すま、ん、」
部屋には血まみれのシャオロンとコネシマが倒れているだけだった。
「ゾム…は、」
「つ、れさられた…」
「ッ………まずはお前らの治療や。医務室連れてくで」
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本当はz失踪ってリクやったけど赤ちゃん失踪むず過ぎて誘拐にしました(>人<;)ごめん…!
そしてこちら次回に続く……
コメント
9件
可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い 誘拐犯どこだァァァァァァ!! 今出てきたら10分の9頃しで勘弁してやらァ!ぶっ○s((おっと危ない
大丈夫っすーーーーー!!!!!!!!!!! 可愛いz返せよおおおおおおお