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僕の名前はおんりー。
私立ドズル社学園に通う、高二のピチピチ男子学生だ☆
実は僕、とあるお悩みがあるのです。
それは….
???「あ!おんりー!」
そう、この人。
僕の親友のおらふくん。
この人、少し…というか、めちゃめちゃおかしい人なんです。
頭がおかしい、とかじゃなく…
おらふくん「もう!遅れるならちゃんと連絡してって言ったやろ!」
おんりー「ご、ごめんって…けど、言うて3分やん!」
おらふくん「そんなん関係ないわ!もしかしたら事故にあったんかなって、めちゃめちゃ心配したんやで?!」
そういって、おらふくんは僕に抱きついてきた。
おんりー「ご、ごめん…次から気をつける。」
おらふくん「反省してるならよし!なら学校行こ?」
おんりー「うん….。」
これだけじゃわかりにくいかな?
なら、次はこっちを見て欲しい。
クラスメイト「なぁ!おんりー!」
おんりー「ん?どしたん?」
クラスメイト「ここ教えて!なんっっもわからん!」
おらふくん「…..。(ㅍ‐ㅍ )」
おんりー「あぁ、えとこれはね!解き方さえ分かれば….」
おらふくん「あぁ!ここぉ!おんりーもわからんって言いよったよなぁ!」
おんりー「…..えっ?」
クラスメイト「えっ、あっ、えと、そうなの?」
おんりー「いや、そんなこと….」
おらふくん「そうなんよぉ!さっき僕らもここなんだろうねって話してたんよぉ!」
クラスメイト「あ、そうなんだ…な、なら、大丈夫。無理言ってごめんな…」
そう言って、クラスメイトは離れていく。
おんりー「あ、行っちゃった….。」
おらふくん「…..。」
おんりー「ねぇ、おらふくん。なんであんな嘘言ったの…..?」
おらふくん「ん?だって。」
おらふくん「あいつ、僕のおんりー取ろうとしてたからね(*^^*)」
おんりー「……えっ、?」
キーンコーン
おらふくん「あ!チャイムなっちゃったね!じゃあ僕席に戻るね!」
おんりー「え、あ、わかった…。」
そう。この通り。
変、というか、束縛が激しいんです。
普通、友達とはこういうものなんでしょうか。
僕達は幼い頃からずっと一緒にいたため、普通がよくわからないんです。
だけど、周りの人達はそんなことせず、互いを思いやって、助け合い、笑いあっていて、キラキラしてるように見えます。
実際、何が正しいのかは僕にもわかりません。
ただ….
おらふくん「おんりー!」
おんりー「あ、おらふくん。」
おらふくん「一緒に帰ろ!」
おんりー「あ、ごめん。今日は一緒に帰れない。」
おらふくん「…..えっ?」
おんりー「今日、友達と自習して帰る予定なんだよね。」
おらふくん「なら!僕も行く!」
おんりー「ごめん。今日はダメ。」
おらふくん「な、なんで….?」
おらふくん「なんでおんりーは僕から離れようとするん….?」
おんりー「え…..?」
おらふくん「なんで他の人と喋るん?なんで他の人と笑いあってるん?なんで他の人について行くん?なんで僕と一緒にいてくれんの?」
おんりー「え、ちょ、そんなんじゃな」
おらふくん「僕を1人にするんだったら….」
おらふくん「誰だって殺してみせる。」
おんりー「っ?!」
おんりー「わ、わかった!一緒に帰ろ?友達には断っておくから!ねっ?」
おらふくん「…….うん!(*^^*)」
僕だって、こんなの、おかしい事くらいわかってる。
けど、ずっと一緒にいて、ずっと一緒に遊んだ仲。
そんなすぐ別れることもできず。
モワモワとした気持ちを抱えながら、今日もおらふくんといる。
おらふくん「おんりー。」
おんりー「ん?どした?」
おらふくん「明日は、僕以外の人と関わっちゃダメだよ?(*^^*)」
おんりー「…….え?」
おらふくん「じゃあね!また明日!明日は遅れないでよ〜!」
おんりー「……うん。また明日。」
こうやって、僕は。
縛り付けられたままでいる。
こんな僕達の仲を切り裂いてくれる人が。
いつか現れることを期待しながら。
おらふくん「おんりー!今日は5分前に来てるじゃん!すごーい!」
おんりー「昨日はおらふくん待たせちゃったからね。今日はちゃんと来たよ。」
おらふくん「さっすがぁ!僕のおんりーだね!」
おんりー「ま、まぁね….。」
僕達は一緒にいる。
次は多分 ♡100 くらいからかな!