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しゃなりしゃなりと、若苗色にアッシュグレイを入り混ぜたかの髪色をする彼女は、私に近寄りそう言った。
「こんにちは。お嬢さん。この理想郷に現れた暖かな春陽よりも、深い夜を目覚めさせるような暁月夜よりも、麗しきお方だ。千紫万紅を呼び起こすような貴女と、お茶がしたい。付き合ってくれないかな?」
何だこの人は。ナンパにしては言葉が難しく、美人な女性だ。
「おいこらウォーク、ナンパすんじゃねぇぞ」
どうやらこの若苗色の髪をする人は、ウォークと言うらしい。そして止めてくれたのは、ルジャーという、アンドロイドの私の産みの親だ。博士と呼んでいる。続けてウォークさんはこう言う。
「すまないね。艶やかな女性を見ると、お茶に誘いたくなってしまうんだ。」
初めは彼女のことを大人っぽくて、雅な女性だと思っていたが、本性は予想を裏切るナンパ師だったとは…。
「あ、有難うございます…?」
返す言葉が見つからなく、適当に答えてしまった。私の顔は引きつっている…。
私のオリキャラ達の話の一部分です。難しい言葉を使ってるだけで、文と文の絡ませ方が分からないのでそこら辺を活字を読み習得したいですね…。
読み方❊✳
暁月夜→あかつきづくよ 千紫万紅→せんしばんこう 若苗色→わかなえいろ 艶やか→あでやか 雅→雅