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________ある日の昼下がり。
1人の少年は武装探偵社のポストに一通の手紙を投函した。
手紙が入っている封筒には「太宰治様」と書かれており、それ以外は何も書かれていなかった。
________宛名すら。
________果たして自分は何者なのか。
現代社会に呑み込まれる前に、呑み込んでしまおう。
可笑しいかもしれないけれど。
「これだから幹部は嫌いです。」
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