何故かは覚えてないが、お姫様抱っこをする事になった。
まずは僕がおんりーを抱き上げる。
「よいしょっと」
思ってたより軽くて驚く。
「うわめちゃ軽いじゃん。ちゃんと食べてる?」
顔を見ると、おんりーは恥ずかしかったらしい。
顔を真っ赤にしている。
「、、、食べてるし。」
相変わらずツンツンしてるなあ。そこも良いんだけど。
次はおんりーの番。
ソファーに座って僕を持ち上げようとする。
「うむむむむ、、、」
頬を膨らませて必死に抱き上げようとしている。可愛い。
腕がプルプルしてて、僕を膝に乗せるだけでも厳しそう。
まあ仕方ないか。おんりー、僕よりちっちゃいし、力弱いし。
「もう大丈夫だよ。」
と言い、おんりーの膝から降りる。
「、、、むう。」
どうやらおんりーは悔しかったらしい。
あ、いいこと思いついた。
「もー、拗ねなくてもいいでしょ?」
「夜にも抱かれてるんだから、今更なんだし。」
チラッとおんりーの顔を見る。
「、、、へ。」
あー、面白い。
トマトみたいに真っ赤な顔をしてる。
思わず笑ってしまいそう。
悪戯大成功。なんちゃって。
少し目線を逸らしながらおんりーが言う。
「絶対に、できるようにしてみせるから。」
「はいはい。」
まあ、「どっちも」出来るわけ無いんだけど、ね♡
コメント
5件
すっごい面白かったです! これからも楽しみにしてます!
イラストとか見せろよ
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