テラーノベル
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※キャラ崩壊 有
※口調変かもです
※日本語不自由かもです
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仕事が終わって控室に戻ると、創世がソファに座ってぼーっとしてた。
スマホも触ってないし、メンバーとも話してない。
珍しいな、と思いながら声をかける。
「創世、おつかれ」
「……さね」
ゆっくり顔を上げて、俺を見る。
その呼び方、なんか毎回特別に感じる。
「どうした?疲れた?」
「…ちょっとだけ、こっち来て」
小さく言われて、隣に座る。
そしたら創世が、少し迷うみたいにしてから肩にもたれてきた。
「珍しいじゃん」
「…今日はいいの」
小さく言われて、思わず笑う。
「なに、それ」
「なんか…さねの隣がいい」
ストレートすぎて、一瞬言葉に詰まる。
「今日さ、ずっと忙しかったじゃん」
「うん」
「なんかさ…急に、さねに触れたくなった」
そんなこと言われたら、平常心いられなくなる。
でも、創世は気づいてないみたいで、そっと袖をつかんでくる。
「さねって、あったかい」
「それ初めて言われた」
「ほんとだもん」
ちょっとだけ距離が近づく。
「さね」
「ん?」
「もうちょい近く来て」
「もう十分近いけど」
「やだ、もっと」
そう言って、控えめに腕を引かれる。
ここまで素直に甘えてくるの、ほんと反則。
「今日どうしたの」
「…ちょっとだけ、甘えたい日」
小さくそう言って、創世が額を軽く肩に寄せる。
「さねがいれば、大丈夫な気がする」
その言葉、思ってる以上にくる。
「そんなに?」
「うん」
「…そっか」
自然と手が伸びて、創世の頭を軽く撫でる。
そしたら、少しだけ力が抜けたみたいに体重を預けてきた。
「さね」
「なに」
「離れないで」
小さく言われて、思わず手が止まる。
「離れないよ」
「ほんと?」
「ほんと」
そう答えたら、創世がほっとしたみたいに息をつく。
袖をつかんでた手が、ぎゅっと少し強くなる。
「…今日だけ、いっぱい甘えていい?」
「今日だけ?」
「…できれば、たまに」
思わず笑う。
「いいよ、いつでも」
そう言ったら、創世が少しだけ嬉しそうに笑った。
「さね優しい」
「創世が甘えたいって言うの珍しいし」
「だって、さねにしか言わないもん」
さらっと言うから、余計にずるい。
「…それはずるい」
「なにが?」
「なんでもない」
また頭をぽんって撫でたら、創世が目を細める。
「さねの隣、落ち着く」
「なら、しばらくここいれば」
「うん、いる」
即答。
少しだけ服の裾をつかまれて、
「どこも行かないで」
って小さく言われる。
「行かないって」
そう言うと、やっと安心したみたいに体の力が抜けた。
「…好き、この感じ」
「どの感じ」
「さねが近い感じ」
そんなこと言われたら、こっちまで離れたくなくなる。
「今日は満足するまでいればいいよ」
そう言ったら、
「じゃあ、もうちょっとだけ」
って、さらに距離が縮まった。
…ほんと、かわいい。
こんなふうに甘えてくるの、俺しか知らないんだろうなって思ったら、
ちょっとだけ嬉しくなった。
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