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これは大船と和邇を繋ぐ物語である。
大船から和邇までいつの間にか移動していた。
私、ゆうじは大船で一人の美少女と友になった。唯ちゃんである。19才の女の子。気さくで優しい温厚な女の子。唯ちゃんの力で私は大船から和邇まで移動したのだ。
道でたまたま出会った唯ちゃんからデートのアプローチを受け、ゆうじは潔く了承した。
これがきっかけである。ゆうじは第二の故郷である和邇にワープしたのだ。
ゆうじは天然でガタイは大きくて、体全体は太い。お腹が少しぽっちゃりした男で本に興味があって、本が好きだったので大船まで出向いたのであった。小雀町から大船まで歩き、恋人になってくれそうな女の子を探していたのだ。
ちょうどその頃合いにたまたま唯ちゃんに出会ったのである。
大船の道沿いで話をしている際、穂香ちゃんとも出会った。21才の女の子。可愛い容姿ではあるが色んな意味で天然な女の子である。この穂香ちゃん、お金にまつわる事象を起こす女の子だった。新貨幣になった日本円がいつのまにかゆうじの手に札束で溢れていた。
その後、和邇に着いたゆうじはコーヒーを飲みながらシガレットを一服していた。コーヒーとシガレットを味わい、買ったばかりの恋愛小説とライトノベルの本を机に置いた。ゆうじは近い将来小説家にでもなろうかと考えていた。本自体は好きだが活字を読むのはあまり慣れていなかったので読みやすそうな本を読むことにしたのだ。小説を読んでいたら、横で穂香ちゃんが「お金、ポンポン、えーいポン」と呟いていた。気づいたら新貨幣の1000円札が五十枚出ていた。すごい。「この紙幣で好きなものを買うと良いポン」と穂香ちゃんがねぎらいのプレゼントをしてくれた。