「あの、瑞月さま….」
「ん?どうした?」
瑞月はこの先を期待しているような目をしていた。腹が立つ
こいつは私を苛めるのが大好きで自分が恥ずかしくなる度ににやにやしてくる。こんど下剤でも盛ってやるか…..いや、水蓮か高順あたりに止められるだろうから諦める。
「もう金輪際、繋がったまま寝るのはやめて頂けませんか….?」
「無理だな、お前のなかに入ったままじゃなきゃ落ち着かない。」
変態め
「なんでも言ってろ、どうせ変態とかなんとか言われてもお前が言うのなら俺は悦ぶだけのド変態なんだろうな?」
「そんなこと言ってません」
「そんな顔をしていた」
「し て い ま せ ん」
くそ、とても面倒臭い
悪態をついても意味が無い事を悟り、瑞月の傍から離れて着替える事にした。さっきまで隣にいた男は寂しそうな顔をしているがほおっておく。
せっせと袖に手を通し、帯をしめる
ちらりと瑞月の方を見ると
(あれ…..)
何故か目線の先の男は全裸のままだ。いつもな自分より先に着替えを済ませているが、なにかを訴えるように此方を見ている。
「何か用ですか?というか早く着替えてください」
「やだ」
コメント
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誤字脱字がありましたら教えてください〜!推敲しますー