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「ぐぅ、、、っはぁ。……朝、か…。ご飯……。今日もあれでいいか…。」

そう呟き起き上がる。テンションは上がらないが体の疲れはしっかり取れていた。取り敢えずキッチンへ向かう。


「う”ー、あれ?無い。」

いつも使っている魚は昨日で食べ切ってしまったようだった。仕方ないので今日は素麺にすることにした。1束手にとり水の入った鍋に投げ入れ火をつけた。丁度その時玄関の方から扉が開くような音がしたが、足音等はしていないので気のせいだろう。

「やっぱり疲れ取れてなかったかも…。幻覚かな……。食べよ。」


「美味しかった。はぁ、今日は休みだし、なんかしようかなー。………海……とか?」

海?なんで急に海が?まあ行くか。準備しよ。


「おー、広いな。そういえば久々に来たな。あの時は……。」

あの時を思い出し思わず涙が出てしまう。すぐさま目を擦り涙を止める。せっかく来たんだからあの時と同じ夕方まで居ることにしよう。


「おー、もう夕方だ。」

ここで、結婚して!って元気に言われたな。指輪まで出してきて、結局サイズが大きすぎて指に合わなかったかな。懐かしい。写真とか一切残してないけど思い出せるものだな。…これを思い出す為に来たのかな。


「あ”ー疲れた。もう夜冷凍でいいか。」

適当に冷凍庫から取り出しレンジに放り込んだ。温まったものを口に放って食べ終わったら食洗機を動かす。そこで一旦大きめなソファに座ってひと息。お風呂のスライドドアが動く音がした気がした。お風呂入るか。


お風呂場から寝室に行き電気を消してベッドに入った。今日は疲れたしゆっくり寝れそうだ。

「おやすみ。」

誰に伝えるでもなくそう呟いて眠りに入った。

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