思 い 出 。

6年生の頃の話。

6年なって、半年ぐらい？たった時に、友達から女子高校生が飛び降りをする動画が送られてきた。音無しとありで。

俺は、それを暗い部屋で1人で見ていた。

見た瞬間、トラウマになった。

次の日、親に学校を休ませて貰った。

理由を説明して、学校に連絡し、制服を着てから何があったかを話に行った。

校長先生、教頭先生、担任、副担任、親に校長室で詳しく話した。

話し終わって、帰る時に校長先生が、「今日は出席したことにしとくね。制服も着てから来てくれたし」と言ってくれた。

校長先生は、とても明るく優しい先生だった。

卒業式が近くなったある日。

俺は、動画送ってきた子と仲のいい友達と運動場にいた。

動画を送ってきた子が前回りが出来ないと言っていたから、手伝ってあげてた。

背中を曲げた時に背中を押したら、手を離してしまい顔を怪我してしまった。

その子は顔から血が出て、泣いていた。

急いで保健室に連れて行き、俺は外で泣いていた。

俺は泣かなくていいはずなのに、怪我をさせてしまったという罪悪感を感じ、泣いていた。

周りにいた子が、慰めてくれたがどうしても罪悪感は消えなかった。

休み時間が終わり、親友がよく居る2組という所に行き、掃除時間休ませて貰った。

副担任の先生が2組の担任をしていて、親友が色々説明をしてくれた。

罪悪感も消え、教室に戻ると自習になっていた。

友達から聞くと、休み時間の怪我とかを先生が対応していた。

後日、俺は先生から話を聞かれた。

先生に話をしている時に、俺は嘘を付いた。

手伝いをしている中には俺と仲のいい友達も手伝っていたが、｢俺だけがやった。そこ子は見ているだけだった。｣と言った。

怪我をさせてしまった子の親が、謝って欲しいと、連絡が来たから学校に母親と行き謝った。

帰りに母親から、「あの子からは謝られた？」と聞かれ、謝られたかどうか考えたが、謝られてはいなかった。

親はそれ聞いて、少しいらだっていた。

どうして、俺らだけが謝らないといけないのかと。

俺は、前の話だしいいと思っていたが親は違った。

動画を送ってきたせいで、精神的にもやられた。そのせいで学校を休んだりして迷惑だ。と、

それを聞いて、目の前が少し暗くなった。

今は、怪我させた子とは関わってない、関わっても意味無いし、話も何も合わないから、