小刻みに震えている 彼 を優しく膝にのせ
目線を合わせてあげる
f 「目チカチカする ?」
k 「……」
k 「…まだしてない……」
k 「fjの顔の…あの…えと…」
f 「左側見えないんだよね ?」
k 「…そう……うん、見えない」
途切れとぎれに言葉を発する
偏頭痛の最初は 視界の一部が 見えなくなるところから始まる
5分後にモザイクのような、チカチカしたものが視界に現れる
その後 吐き気や 頭痛 が起こるのが
一連の流れになっている。
人にもよるけれど 。
k 「…ぅ」
f 「大丈夫、大丈夫だから」
k 「はぁ…っ」
k 「目…チカチカ…してきた…」
f 「チカチカ嫌だね…辛いね、」
できるだけ頭に響かないよう 、
低い声で話す
きつくなってきたのか体を完全に委ねてくる
k 「……ぁあ、やだ…」
ぎゅっと目を瞑り 苦しそうな顔を
浮かべている彼に 毛布をかける
k 「…ぁ、いたぃ…ッ…」
f 「ここ?」
k 「…ち…がう…」
k 「…ちがっ、う」
思い通りにならないだけでも、泣き出しそうな表情と声色 。
普段からは想像もできない
f 「ごめんね、 」
謝りながら、 彼の頭を撫でる。
できるだけ刺激がないように
k 「…ぁ」
f 「…ここね」
k 「…うん……っ」
k 「…ずっと、……」
f 「ずっとなでとくから」
k 「…うん」
k 「チカチカ…終わった……」
f 「吐き気きちゃう前に 寝れるといいんだけど …」
k 「……」
k 「て…fj…」
f 「繋ぐのね」
k 「…うん、かして……?」
f 「はいはい、笑」
k 「…ふふ」
k 「ぃっ…」
k 「も 、ねる……ッ」
f 「うん、ねれそう?」
k 「たぶん…」
f 「無理しないでね」
k 「…ありがとう」
k 「おやすみ」
f 「おやすみ」
起きてる頃には治ってるといいな
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