言×問
「構ってほしかった」
言「もん〜?」
ガチャッ
問「あ、ごんちゃ…
言 ……何してんの…?」
問「いや、ぁの、僕は何も
言 いや、どっからどう見てもリ☓カしてるじゃん…笑」
「これのどこが、”何もしてない”なの?」
問「ぁ、いや…」
言「問、何してたの?」
問「…………」
言「はぁ…」
「ちゃんと言ってくれないと僕困っちゃうな〜?」
問「ビクッ……」
言「ね?」
「言ってよ」
問「……わかったよ…」
問「あの、言ちゃんが構ってくれないから、僕が傷ついたら心配してくれるかなって思って…」
「けどッ…!最初はリスカする訳じゃなかったの…」
「腕とかに痣とか跡付けたりしたら言ちゃん、流石に気付いてくれるかなって思って…」
「……だけど、言ちゃんが全然気づいてくれないから、もう、リ☓カ…とかした方が言ちゃん、心配してくれるかなって…」
「最初は、首…とか、絞めようとした…」
「だけど言ちゃんの事考えたら、首絞めるのはダメだって思って…」
「……だったら代わりにッ…!」
「…… 薬とか飲みたかった…」
「だけど薬も怖くなったから、やめて…」
「そしたらみんなやってるって言うから、言ちゃんも絶対気づくかなって…」
「言ちゃんに、構ってほしかった……」
言「はぁ……」
問「ビクッ」
「ご、ごめんなさい…」
言「問?」
「もうやっちゃダメだよ…」
問「はい…ごめんなさい…」
言「ほら、腕出して」
問「ん……」
言「ここだけ?」
問「だけ…」
言「……嘘はついたらダメだよ?」
問「……こっちも…」
言「ん、偉い」
チュ
問「ん…」
「えへへ…」
言「もう次やったら僕、問の事取り押さえるからね?」
問「……はい、ごめんなさい」
言「それでいいんだよ」
問「はぁ……」
言「問?」
問「言、ちゃん…?」
「どうしたの?…笑」
言「またやろうとしたの?」
問「え、うんん…!」
「……もうやらないよ」
言「嘘でしょ?」
問「違う…」
言「何言ってんの?」
「僕たち双子でしょ?」
「そんくらいバレるって」
問「違う…!」
「違うッ!」
言「ビクッ…」
「問…!」
問「何だよ…笑」
「僕、もう忘れられないの…」
「あの時の、快感がさ…笑」
言「ッ……」
「問…!」 ガシッ
問「何…?」
「言ちゃんも、僕の事見捨てるの…?…笑」
言「問、目を覚ませッ…! 」
問「言ちゃん…?」
言「何だよ… 」
問「僕、言ちゃんが居てくれて、本当に、嬉しい… 」「ずぅっと一緒で嬉しい…!」
「僕、愛されてるッ…!」
言「…ッ問!」
「わかった、わかったから」
「まず!…そのカッターを置いて…?」
問「え…?」
「あ、あぁ…笑」
「無意識の内に持ってたみたい…笑」
言「問ッ…!」
ギュッ……
問「なぁに、言ちゃん…」
言「問、目を覚まして… 」
「僕の、いつものもッ…! 」
「問に戻ってッ……」 ポロポロ…
問「………… 」
言「僕は、いつもの優しくて、頑張ってる…」「あの問が好き…」「大好きッ…!」
「だから……」
「もうやめてよッ……」 ポロポロ…
問「……言ちゃんは、優しいんだね…笑」
言「そんな事ッ、ないッ…!」
「ないよッ!」 ポロポロ…
問「言ちゃんは、僕の事、好き…?」
言「好き、大好きッ…!」 ポロポロ…
問「僕も、大好きだよ…」
言「ッ……!」
「じゃあなんで
問 なんでだと思う?」
言「……ぇ…?」
問「言ちゃんは僕の事が大好き、僕も言ちゃんが大好き」
「なのに、なんで僕が、言ちゃんが嫌がる事をすると思う?」
言「知らない、そんなの知らないッ…!」
「そんなのどうでもいいからッ!」
「とにかく、僕はいつもの問がいいのッ!」 ポロポロ…
問「じゃあ…」
「 …もう無理だね」
言「ぇ……?」
問「言ちゃん、僕達は?」
言「……双子…」
問「そう」
「じゃあ、僕達は『複製』できるよね」
言「待って問、し
問 『死ぬ時も一緒』だよね」
言「問…」
「死…んじゃうの……?」
問「……それは言ちゃんにかかってるよ」
言「……じゃあ、どうしたら、問は助かる…?」
問「うーん……」
「言ちゃんが僕を否定しない…とか…笑 」
言「否定してない、してないよッ?」
問「じゃあ止めないでよ……」
言「ちが
問 じゃあ!」
言「ビクッ」
問「僕の事、止めないでよ」
言「も、問…! 」
問「僕の事、否定しないよね」
言「ッ………!」
「……しない…」
問「…………」
「……僕、嬉しいな…」
「言ちゃんが僕の弟でよかった…」
言「僕もッ…!」
「問がお兄ちゃんでよかったッ…」
問「じゃあ、今日はこのまま寝ちゃおっか」
言「うんッ…」
問「言ちゃんは偉いね」 ナデナデ…
言「僕ッ、偉い…?」
問「うん、偉いよ…」
言「うんッ、僕、偉いッ…!」
問「そうだよ、言ちゃんは偉い子…」
「僕だけの、優しい言ちゃん…」
言「ふぅ……」
「問、好きだよ…?」
問「僕も大好きだよ…」
コメント
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またまた無理やり感ありますが許せ