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鳥籠

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鳥籠

1 - 第1話

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2025年03月02日

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※ マフィアパロ

※ fwを気に入ったチャイニーズマフィアのボスkzhの話。fwは一般人設定です。

※ 治安悪いです。微監禁表現が有ります。



この先伏字御座いませんのでご了承ください。












「なにすっ…!」


背中に強い衝撃が走る。

その痛みに声が出ない俺を愉快そうに笑う奴の顔が視界の全てを奪う。

そこまででようやく自分が乱雑に放り込まれ背中を打ったのだと追いついた頭で理解する。視界の中で一際ギラりと光る血のような紅い瞳に背筋がぞくりと強ばる。

こちらを射抜くように鋭く細められた目元は心底楽しいと語っていて、震える体を無理矢理押さえつけて俺は嫌だと精一杯睨みつける。

が、それすらソイツは飄々と受け流し、肩を竦める。

そしてそれからニヤリと口角を上げながら俺の髪を乱雑に鷲掴み、言った。



「喜べ、お前は一生俺の奴隷おもちゃだ」



誰が喜ぶか。

髪を痛いほど掴むソイツの腕を握って力いっぱい押し返せば、何の抵抗もなく、ヒョイっとソイツは手を離した。

俺がかけた力との比例しない緩さに勢い余って俺の体の平衡感覚が崩れる。そしてまた地に伏した俺を見下ろしながらソイツは手に持った鍵をクルクルと弄ぶ。


「まァ、今日は何もしねぇから。そんな睨むなよ子猫ちゃん」


ふざけるな。

そう声に出そうと口を開けて息を吸った刹那。ひゅっ、と肺が痛くなるような感覚が俺を襲う。殺気だ。

俺がその正体に気付いたのと同時にソイツは後頭部をガシガシと掻きながら「なぁにそれとも枷付けられたい?」とおどろおどろしい雰囲気を纏い俺に告げる。

これ以上の生意気は許さない。あくまでもお前は下だということを、ありありと伝えて来るソイツに俺は唇を噛むことしか出来なかった。

そんな俺に「聞き分けが良くて助かるわー」と先程とは雰囲気をガラリと変えて後頭部で手を組みながら能天気に部屋の外へと繋がる扉へ向かう。そんな奴に俺は、


「死ねクズ野郎」


そう吐き捨てることしか出来なかった。























需要あれば続き書きます。

気に入ってくれた方、♡何卒お願いします♩





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コメント

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マフィアパロとkzfw大大大好きなので続きめっちゃ楽しみにしてます…😍💞💪💪

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