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唐突に作りたくなったので
悪口表現が有りますが苦手な人はUターン
主は1ミリも思っていません
smside
昔から頼るのが苦手だった
誰かに助けを求めるのが出来なかった
だから溜め込んで、溜め込んで
皆にバレないように
naside
スマイルが溜め込んでるのは分かってる
俺だけで無くメンバー全員
だけどあいつの性格上誰かに頼れない
だから俺が俺達があいつを助けないと
smside
11月23日水曜日に赤い丸を付ける
最近は寝るのすら億劫になった
今日はインフィニトリの撮影がある
頑張って取り繕って。枯れた心に水という名と毒を掛けて。蕾まで枯れないように。
大丈夫。今からはワイテルズの『スマイル』だから。
本当の俺を見せないように。醜さが見えないように。偽りがバレないように。
ピコン
discordに入って
sm うっす
na あ!スマイル来た!
kr あーおk
br 今戻るね〜
今日はメンバー全員で久しぶりに集合出来た
na 挨拶するね!
少し省略
3本先取でお互い2:2の状況。今旗を持っているのは俺だけ。敵は仲間が全員相手してくれている。
勝てる。
そう思った。でもいつかの動画で見たコメントが浮かんでくる
『スマイルじゃ無くて他の人の活躍が見たい』
『あいつおいしい所持って行ってるだけ』
マウスを動かしていた手がピタリと止まる
俺で良いのか?俺なんかじゃなくて、あいつらが活躍する方がいいんじゃないか?
一度底無し沼にハマった考えを引き上げれるわけも無く。
どんどん視界がぼやけていく。
脳が黒い何かに沈んで行く
ぐらりと傾いた重心に身を任せる
最後、視界に映ったカレンダーには
11月30日水曜日に赤い丸が付いていた。
naside
ドン
鈍い音が聞こえた
それは俺だけかと思えば
Br なんの音?
sha 大丈夫かー?
皆に聞こえたらしいその音は何処からだろう
そして誰かが言った
『スマイル大丈夫?』
誰が言ったかなんて関係無かった
気付けばあいつの家の合鍵とスマホだけ持って家を飛び出していた
俺があいつの家から一番近い
考える事を放棄した頭で必死に思い続けた
『生きててくれ』
smside
誰かの声が聞こえる
それは聞き馴染んだアイツらの声
「スマイルっていっつも皆に迷惑かけてばっかだよね」
「こっちの気にもなって欲しいわ」
「ほんとにさ」
「お前の存在理由はなに?」
『お前の生きている意味はなに?』
ガバッ
sm あッ、、、はッぁ
起きた時には見慣れた天井で頭だけが痛みを主張してくる
そのまま硬直しているとガチャリとドアが開く
それはさっきも聞いていた彼の声で
na あ!スマイル起きた?
アパタイトの瞳がこちらを見据える
ゆらりとこっちに手を伸ばしてくる彼
無意識に彼の手を弾いた
sm あ、はッ、ごめッ
目から透明な粒が流れる
それは布団にシミを付けていって
後悔と空っぽの何かが自分の体を包み込む
na スマイル?どうしたの
na 大丈夫、俺たちは怒ってないから
na何があったのか話してくれない?
口からは今までの事が流れて
いつの間にか彼に抱き着かれ、アタマを撫でられる
na 良く頑張ったね
na 偉いよスマイルは
彼の暖かい言葉に止まりかけていた粒がまた零れる
sm なあNakamu
na なに?
sm 今は何日なんだ
na ?11月の30日だけど?
sm 、、、23日では無く?
na 30日ですね
sm そうか、、、
na きっとスマイルは疲れてるんだよ
na だからさ今日ぐらいは思いっきり泣こうよ
na 誰も止めないから
sm ほんッと、、、そういうとこずるい、、、
na 我慢しないでね
sm Nakamu、、、
na なぁに?
sm ずっと傍に居てくれるか?
na うん
na 勿論。スマイルがなんと言おうが俺傍に居るからね
sm そう、、、か
sm ありがとう
なあNakamu
今日だけは
俺の甘え言と一緒に
この涙を
掬ってください/救ってください