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(ルイが伏せっているためKsideが続きます)
もう夜か…。
バタバタと動いてるうちに遅くなってしまった。
ルイさんに許可は取っていないが、今夜は泊まるつもりだ。 解熱剤で少し落ち着いているものの、まだしんどそうで、このまま帰るのは心配だ。
職場にも連絡して明日の朝のシフトをずらしてもらった。
R「…ぁれ…?…カノンさん、もぉ…大丈夫だから帰って…」
外が暗くなったのに気づいてそう声をかけてくれる。
K「あ、起きたんですね。具合どうですか?」
R「…ん…もう元気です…」
いや、どー見ても元気には見えませんけど…。
心の中でツッコミを入れる。
K「心配なんで泊りますね、リビングのソファで寝るんで貸してください」
R「…へぇ?!」
ルイさんが拍子抜けしたような声を出す。
K「お節介ですかね…」
初めて来て泊まるなんて普通じゃないよね、でも、今は普通じゃない事態だし…。
自分の判断に自信がなくなる。
R「…いや…側にいたら…安心、します…」
許可に代わる言葉をもらってホッとする。
R「…シャワー使って…、服も適当に出しちゃっていいから…」
その言葉に急にお泊り感を感じて、ルイさんのお家に泊まるんだ…と改めて思う。
自分の家はここからそんなに離れてないから、色々済ませてから戻ってくることは出来るけど…今は…一時も離れず ルイさんの側にいたい。
K「ありがとうございます、借りますね」
ルイさんには悪いけど、部屋の整理をするうちに物の場所を少し覚えてしまった。
ルイさんの匂いの漂うパジャマを手にして浴室に向かう。
ザァァァ……
シャワーを浴びながら一日を振り返るが、ルイさんのお着替えシーンしか浮かばず…
ドクンッ
下半身が熱くなるのを感じる。
だめだめ…っ!
頭を横に振って映像をかき消す。
さ、早く上がってご飯にしなくちゃ。
シャワーを終わらせ、キッチンに立つ前にルイさんの様子を見に行く。
R「…あ…パジャマ…」
K「…少し裾が余ってます笑」
手足の長いルイさんの服では手先まで隠れてしまう。余った袖口をヒラヒラ〜とさせてみる。
R「…///」
ルイさんが手を招いてこっちに来いと言っている。
何か欲しいものでもあるのかな?
顔を覗き込む。
R「カノンさん…可愛い…」
K「可愛くなんか、ないです…」
高熱があるとは思えないくらいニコニコのルイさん。その笑顔に少し安心する。
R「ぁ、ねぇ…おでこ、見る…」
Sっ気たっぷりに微笑んで上体を起こしてくる。
K「ぁっ…!じ、自分で見せます、ほら、もう大丈夫ですからっ」
R「あ!」
さっさと前髪をかき上げてたんこぶがあった所を見せる。
ルイさんはずるいと顔をしかめ、前髪を押さえてた俺の手を取る。
そのまま強い力で引っ張られて…
ッチュ…
唇がぶつかる。
K「ッッッ…!///」
慌てて身体を離そうとするが、強い力で頭の後ろを押さえられてしまう。
K「…ッん…」
わ…俺ルイさんとキスしてる…っ
…唇、熱い…
驚きよりもキスの気持ちよさに 目がトロンとしてきてしまう。
だって、ずっと…こうしたかった…。
ルイさんは唇を離すと、
R「…ね、俺、カノンさんが好き…」
熱で潤んだ瞳、弱々しそうに見えるけど俺のことを真っ直ぐ見てそう言ってくれる。
俺も優しくてかっこいいルイさんが好き。
でもきっと…、
K「…俺の方が好きです、ルイさんのこと」
嬉しそうにルイさんが優しく微笑む。
R「そう言うなら、カノンさんから来て…」
何を?と、キョトン…としていると、
ルイさんが自分の唇を指差し、ここ、と言う。
…っ!
わ、恥ずかしいよ…
でも…俺の方が、とか言っちゃった手前、断ることができない。
…チュッ
勇気を出して唇を重ねる。
そのまま角度を変えて、
チュッ…チュッ…
ついばむようにキスをする。
R「…ん…カノンさん…口、あけて…」
少し息を荒くさせながらルイさんがそう言う。
俺は言われた通りに唇を開く。
ニュルンッ…!
K「ッふぁ…!」
ルイさんの舌が一気に入ってくる。
…チュッ…クチュ…ッ…
K「…んぅッ…ふ…ッ」
ルイさんの舌が熱くてとろけてしまいそうだ。
頭が真っ白になってもう何も考えられない。
気持ちぃ…
R「…ッハァ…カノン…好き…」
吐息交じりにそう言われる。
K「ッ…はぃ…」
そしてまた舌を絡ませ合う。
…チュッ…ニュルッ…クチュ…クチュッ…
K「…ふぁ…ッ…」
好き、ルイさん、大好き…。
その時、
ズルッ!
急にルイさんがもたれかかってくる。
ルイさんの全体重を 支える。
K「大丈夫ですか?!?!」
R「ゔぅ…クラクラするぅ…」
慌ててルイさんをベットへ寝かせる。
ドサッ…
そ、そうだよね、熱高い時にこんなことしたから…。
反省するが、そういえばルイさんが発端だったなと気づいて笑ってしまう。
R「ぁー…かっこわる…」
片手で顔を隠しながらルイさんが言う。
K「ふふ…大人しく寝ててください、お粥、作ってきますね」
わ、足に力入らない……
フラフラとキッチンへ向かった。