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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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<ストーリーフル無視の世界線>

[目次]

1.薫くんが颯馬くんにかまって欲しい話

2.二人が成人してお酒飲んでる

3.初夜でどっちが上か決める

4.颯馬くんがデレる話

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.かまっててば!!!!

※ナチュラルに同棲してます。


羽風「颯馬くん、かまって」


何回目だろう。


神崎「…………。」チラッ


こうやって一瞬こちらを見たかと思えば、直ぐに自分のスマートフォンへと視線を戻してしまう。


そろそろ我慢の限界だ。


羽風「ねぇ!!颯馬くんってば!!聞いてる!?」ドンッ

神崎「うぉっ!?羽風殿…何か用か?」


はぁ!?なにそれ…

そっちが無視したから怒ってるんですけど!?

何が、何か用か?だよ!!

構えって言ってんじゃん!!


なんて言えない…

嫌われるかもしれないから…

また、俺が我慢するの?


神崎「羽風殿…??如何された?体調が悪いのか?それならば、今すぐ医者に診てもらわねば…」アワアワッ

羽風「違うよw…颯馬くん、ぎゅーしよ?今日はこれでチャラにしてあげる。」ンバッ

神崎「?別に構わないが、何故そんな上から目線なのだ?」キュッ

羽風「それは、自分の行動を振り返ってくださーい…俺、寂しかったんだから…」ギュッ


やばい、泣きそう…

多分、最近の反動だろうな

俺らしくない…

でも、今日くらい…

今日くらいは、、、

甘えていいよね?

んへへ…今、構ってもらってる。

颯馬くんが俺の腕の中にいる。

嗚呼、好きだなぁ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2.全部お酒のせい

※こちらもナチュラル同棲


今日は、颯馬くんが20歳になったから2人で記念に飲むことになった。

今は、飲むお酒をお店で選んでいるところである。


神崎「羽風殿、1番飲みやすいお酒はどれであろうか…?」

羽風「ん〜…俺は、この前飲んだ時これが飲みやすかったかも…」


度数が低く、さっぱりしていて飲みやすい女性に人気のあるお酒を指差した。

颯馬くんは、そのお酒を手に取り少し見てからカゴの中へ入れた。


神崎「うむ、、とりあえずこれくらいにしておこう。羽風殿、他に買うものはないか?」


颯馬くんの視線がこちらを向く。

それだけで、愛おしく思ってしまうのは、多分自分が思っているよりも、颯馬くんのことが好きだからだろう。


羽風「うん、大丈夫だと思う。…あ、この後コンビニ寄って良い?」


成人まで我慢したんだもん。

きっと、許してくれるよね…??


神崎「お、おう…構わないが、ここに置いてあるならここで買った方が良いのではないか?」

羽風「あ〜…じゃあここで買っちゃおうかなぁ…さっき見かけたし…颯馬くん、一緒に来て?」

神崎「うむ…一体何を買うのだ?」

羽風「ん?コン〇ー厶」


颯馬くんの顔が真っ赤になるのが分かる。

怒られるか?断られるか?と身構えていると


神崎「…早く買って帰るぞ///」

羽風「ねぇ、それって…OKってこと?」

神崎「そうだが?それくらい、羽風殿には分かるであろう?//」

羽風「そうだけどー!!本人の口から聞きたいじゃん??」


素早く会計を済ませ帰宅した。

シャワーを浴びて、ご飯の準備をした。


羽風「よーし!!颯馬くんの成人を祝して乾杯!!」

神崎「音頭をとるのは、羽風殿なのだな…乾杯」


そう言えばお互いの缶の当たる音がした。





お互い1、2本缶を空けたあたりだろうか。


神崎「羽風殿〜♡愛しているぞ…//」チュッ

羽風「へっ…?///そ、颯馬くん??」


いきなり颯馬くんがこちらに寄ってきて、喉の辺りにキスをしたのだ。

もちろん、俺は喉へのキスの意味を知っている訳で…


羽風「…ねぇ、颯馬くん…さっきのってさ、お誘い??」スルッ

神崎「ん、そうだが?してくれないのか…?」

羽風「んーん、ほんとにいいのかな〜って思ってね」チュッ


そう、これは全部お酒を飲んでいた所為


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

3.どう考えても俺が上!!

羽風「いやいやおかしいでしょ!?普通先輩の俺がするべきじゃない!?」

神崎「何を言っている!体力差というものがあるだろう!そこを考えたら我の方が…」


只今絶賛口論中である。

内容は、どっちがセッ〇スするとき突っ込むかというものだった。

年上としての意地がある俺と体力に自信があるという颯馬くん。

正直、上は譲りたくない!!

けど、ちゃんと区切りを付ける為にアレをすることにした。


羽風「颯馬くん…良い??」

神崎「いつでもいいぞ…」


2人「最初はグー、ジャンケン…ポン!!」


羽風⇢パー

神崎⇢グー


羽風「やったぁ!!これからよろしくね!颯馬くん♡」

神崎「ん、分かったのである。改めてよろしく頼む…羽風殿。」


こうして、俺が攻めになったってワケ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

4.颯馬くんのデレ期

神崎「羽風殿…」キュッ

羽風「ふぇっ…!?そ、颯馬くん…?どうしたの??」


現在21時30分

髪を乾かし終わり、共有ルームで寛いでいると後ろから颯馬くんが抱きついてきた。

恐る恐る後ろの方に手を伸ばし、頭を撫でてやる。


神崎「ん〜…きもちぃのである…薫殿…」スリッ

羽風「うっ…颯馬くん…いきなりの名前呼びは心臓に悪い…///」ナデ


ほんとにどうしたんだろうか。

仕事で嫌な事でも、あったのか?

いや、そしたら凄く不機嫌になるはずだ。

じゃあ、これは、、、??


神崎「薫殿〜…ぎゅーした後にちゅーしてほしいのである…///」ズイッ

羽風「!?え、あ…良いけど、じゃあ、おいで?」


いつの間にか隣に来ていた颯馬くんに驚きつつも、颯馬くんがこちらに来るのを待っていた。


神崎「ん、薫殿…すきっ…大好きなのであるっ…」ギュッ

羽風「うん、俺も好きだよ…颯馬くん」ギュッ


あー…俺の彼女がデレてくれてる…

好きだぁ…

大好き…愛してる…♡


神崎「薫殿…これからも離さないでほしいのである…」チュッ

羽風「んっ…離すわけないでしょ?」


たまには、こんな日があっても良いかもしれない。





しゅーりょー!!

ここからは、小話というか裏話…??


1~2颯馬くんside

3諸事情で小話or裏話なし

4翌日の話


もう少しお付き合いください。


1.かまっててば!!の颯馬くんside


先程から羽風殿から構って欲しいと強請られるのだが、構うとはなんなのだろうか…

『すまぁとふぉん』とやらで調べても有力な情報がなく、困り果てていると羽風殿に怒られてしまった。

話を聞いていないと勘違いさせてしまったようだ。

それから、ずっと黙りこくっていたので身体の不調かと思ったが、違ったらしい。

ぎゅーをすればいいと言われ、ああ、構うとはこのようなことなのか…

相手を受け入れればそれは、構うなのだな

今までの非礼を詫びよう。

これからもよろしく頼むぞ羽風殿。

そう思いながら大人しく羽風殿の腕の中に収まってやった。


2.全部お酒のせいの颯馬くんside


ほんとは、全く酔ってなどいなかった。

この日のために、誘い方やキスの意味などたくさん調べた。

酔ったフリをして、羽風殿に近づき、喉に口付けをした。

彼は、凄く焦っていて面白かった。

やっと…

やっと、手を出してくれるのだな。

ここまで長かったな。


4.颯馬くんのデレ期の翌日談


あの時、、、

紅月のメンバーとUNDEADのメンバーが遠目で2人を見ていたらしい。

翌日になると、2人を怒る蓮巳敬人

後ろの方で、ニヤニヤしてる鬼龍紅郎とUNDEADのメンバー

そして、何が起きているか分からない他ユニットの面々がいた。

神崎颯馬は、昨日のことを思い出し顔を真っ赤にしながら説教を聞いており、一方羽風薫はというと、既に飽き始めたのか違う方向を向いていた。

蓮巳敬人がそのことを指摘すれば、もっと態度を悪くした。


今日もここは平和です。



はいっ!!如何でしたでしょうか!!

口調が不安定ながら、頑張りました!!

古風な喋り方って難しいですね…

これからも、頑張って更新していくので見守っていてください!!

次回は颯馬side固定で書きます!!

では、おつんぬ!!

あんスタBL短編集[薫颯のみ]

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