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<ストーリーフル無視の世界線>
[目次]
1.薫くんが颯馬くんにかまって欲しい話
2.二人が成人してお酒飲んでる
3.初夜でどっちが上か決める
4.颯馬くんがデレる話
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※ナチュラルに同棲してます。
羽風「颯馬くん、かまって」
何回目だろう。
神崎「…………。」チラッ
こうやって一瞬こちらを見たかと思えば、直ぐに自分のスマートフォンへと視線を戻してしまう。
そろそろ我慢の限界だ。
羽風「ねぇ!!颯馬くんってば!!聞いてる!?」ドンッ
神崎「うぉっ!?羽風殿…何か用か?」
はぁ!?なにそれ…
そっちが無視したから怒ってるんですけど!?
何が、何か用か?だよ!!
構えって言ってんじゃん!!
なんて言えない…
嫌われるかもしれないから…
また、俺が我慢するの?
神崎「羽風殿…??如何された?体調が悪いのか?それならば、今すぐ医者に診てもらわねば…」アワアワッ
羽風「違うよw…颯馬くん、ぎゅーしよ?今日はこれでチャラにしてあげる。」ンバッ
神崎「?別に構わないが、何故そんな上から目線なのだ?」キュッ
羽風「それは、自分の行動を振り返ってくださーい…俺、寂しかったんだから…」ギュッ
やばい、泣きそう…
多分、最近の反動だろうな
俺らしくない…
でも、今日くらい…
今日くらいは、、、
甘えていいよね?
んへへ…今、構ってもらってる。
颯馬くんが俺の腕の中にいる。
嗚呼、好きだなぁ
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※こちらもナチュラル同棲
今日は、颯馬くんが20歳になったから2人で記念に飲むことになった。
今は、飲むお酒をお店で選んでいるところである。
神崎「羽風殿、1番飲みやすいお酒はどれであろうか…?」
羽風「ん〜…俺は、この前飲んだ時これが飲みやすかったかも…」
度数が低く、さっぱりしていて飲みやすい女性に人気のあるお酒を指差した。
颯馬くんは、そのお酒を手に取り少し見てからカゴの中へ入れた。
神崎「うむ、、とりあえずこれくらいにしておこう。羽風殿、他に買うものはないか?」
颯馬くんの視線がこちらを向く。
それだけで、愛おしく思ってしまうのは、多分自分が思っているよりも、颯馬くんのことが好きだからだろう。
羽風「うん、大丈夫だと思う。…あ、この後コンビニ寄って良い?」
成人まで我慢したんだもん。
きっと、許してくれるよね…??
神崎「お、おう…構わないが、ここに置いてあるならここで買った方が良いのではないか?」
羽風「あ〜…じゃあここで買っちゃおうかなぁ…さっき見かけたし…颯馬くん、一緒に来て?」
神崎「うむ…一体何を買うのだ?」
羽風「ん?コン〇ー厶」
颯馬くんの顔が真っ赤になるのが分かる。
怒られるか?断られるか?と身構えていると
神崎「…早く買って帰るぞ///」
羽風「ねぇ、それって…OKってこと?」
神崎「そうだが?それくらい、羽風殿には分かるであろう?//」
羽風「そうだけどー!!本人の口から聞きたいじゃん??」
素早く会計を済ませ帰宅した。
シャワーを浴びて、ご飯の準備をした。
羽風「よーし!!颯馬くんの成人を祝して乾杯!!」
神崎「音頭をとるのは、羽風殿なのだな…乾杯」
そう言えばお互いの缶の当たる音がした。
お互い1、2本缶を空けたあたりだろうか。
神崎「羽風殿〜♡愛しているぞ…//」チュッ
羽風「へっ…?///そ、颯馬くん??」
いきなり颯馬くんがこちらに寄ってきて、喉の辺りにキスをしたのだ。
もちろん、俺は喉へのキスの意味を知っている訳で…
羽風「…ねぇ、颯馬くん…さっきのってさ、お誘い??」スルッ
神崎「ん、そうだが?してくれないのか…?」
羽風「んーん、ほんとにいいのかな〜って思ってね」チュッ
そう、これは全部お酒を飲んでいた所為
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羽風「いやいやおかしいでしょ!?普通先輩の俺がするべきじゃない!?」
神崎「何を言っている!体力差というものがあるだろう!そこを考えたら我の方が…」
只今絶賛口論中である。
内容は、どっちがセッ〇スするとき突っ込むかというものだった。
年上としての意地がある俺と体力に自信があるという颯馬くん。
正直、上は譲りたくない!!
けど、ちゃんと区切りを付ける為にアレをすることにした。
羽風「颯馬くん…良い??」
神崎「いつでもいいぞ…」
2人「最初はグー、ジャンケン…ポン!!」
羽風⇢パー
神崎⇢グー
羽風「やったぁ!!これからよろしくね!颯馬くん♡」
神崎「ん、分かったのである。改めてよろしく頼む…羽風殿。」
こうして、俺が攻めになったってワケ
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神崎「羽風殿…」キュッ
羽風「ふぇっ…!?そ、颯馬くん…?どうしたの??」
現在21時30分
髪を乾かし終わり、共有ルームで寛いでいると後ろから颯馬くんが抱きついてきた。
恐る恐る後ろの方に手を伸ばし、頭を撫でてやる。
神崎「ん〜…きもちぃのである…薫殿…」スリッ
羽風「うっ…颯馬くん…いきなりの名前呼びは心臓に悪い…///」ナデ
ほんとにどうしたんだろうか。
仕事で嫌な事でも、あったのか?
いや、そしたら凄く不機嫌になるはずだ。
じゃあ、これは、、、??
神崎「薫殿〜…ぎゅーした後にちゅーしてほしいのである…///」ズイッ
羽風「!?え、あ…良いけど、じゃあ、おいで?」
いつの間にか隣に来ていた颯馬くんに驚きつつも、颯馬くんがこちらに来るのを待っていた。
神崎「ん、薫殿…すきっ…大好きなのであるっ…」ギュッ
羽風「うん、俺も好きだよ…颯馬くん」ギュッ
あー…俺の彼女がデレてくれてる…
好きだぁ…
大好き…愛してる…♡
神崎「薫殿…これからも離さないでほしいのである…」チュッ
羽風「んっ…離すわけないでしょ?」
たまには、こんな日があっても良いかもしれない。
しゅーりょー!!
ここからは、小話というか裏話…??
1~2颯馬くんside
3諸事情で小話or裏話なし
4翌日の話
もう少しお付き合いください。
1.かまっててば!!の颯馬くんside
先程から羽風殿から構って欲しいと強請られるのだが、構うとはなんなのだろうか…
『すまぁとふぉん』とやらで調べても有力な情報がなく、困り果てていると羽風殿に怒られてしまった。
話を聞いていないと勘違いさせてしまったようだ。
それから、ずっと黙りこくっていたので身体の不調かと思ったが、違ったらしい。
ぎゅーをすればいいと言われ、ああ、構うとはこのようなことなのか…
相手を受け入れればそれは、構うなのだな
今までの非礼を詫びよう。
これからもよろしく頼むぞ羽風殿。
そう思いながら大人しく羽風殿の腕の中に収まってやった。
2.全部お酒のせいの颯馬くんside
ほんとは、全く酔ってなどいなかった。
この日のために、誘い方やキスの意味などたくさん調べた。
酔ったフリをして、羽風殿に近づき、喉に口付けをした。
彼は、凄く焦っていて面白かった。
やっと…
やっと、手を出してくれるのだな。
ここまで長かったな。
4.颯馬くんのデレ期の翌日談
あの時、、、
紅月のメンバーとUNDEADのメンバーが遠目で2人を見ていたらしい。
翌日になると、2人を怒る蓮巳敬人
後ろの方で、ニヤニヤしてる鬼龍紅郎とUNDEADのメンバー
そして、何が起きているか分からない他ユニットの面々がいた。
神崎颯馬は、昨日のことを思い出し顔を真っ赤にしながら説教を聞いており、一方羽風薫はというと、既に飽き始めたのか違う方向を向いていた。
蓮巳敬人がそのことを指摘すれば、もっと態度を悪くした。
今日もここは平和です。
はいっ!!如何でしたでしょうか!!
口調が不安定ながら、頑張りました!!
古風な喋り方って難しいですね…
これからも、頑張って更新していくので見守っていてください!!
次回は颯馬side固定で書きます!!
では、おつんぬ!!