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昨日の9時ぐらいかな?コナンがテレビでやってて自分の弟がめっちゃ集中してみてた(どうでもいいな)
では本編どうぞ!
・・・・・・・・・・・
ライブ後。
楽屋の外、まだ熱の残る廊下。
スタッフや関係者が行き交う中、〇〇は少し壁にもたれて立っていた。
〇〇(心の中):……帰ろうかな
会えたらいいなとは思ってた。
でも、いざとなるとどう話していいかわからない。
〇〇(心の中):さっきの、絶対バレてたし……
顔を両手で軽く覆う。
〇〇:……最悪
元貴:なにが?
〇〇:!?
顔を上げると、すぐ目の前に元貴が立っていた。
〇〇:え、なんでいんの
元貴:いや、こっちのセリフ
元貴:なんでいんの
〇〇:……ライブ来てたからに決まってるでしょ
元貴:知ってる
〇〇:……
一瞬、沈黙。
さっきまでの距離感が急に近くなって、少し気まずい。
元貴:……泣いてたでしょ
〇〇:……見てたの?
元貴:うん
〇〇:最悪なんだけど
元貴:なんで
〇〇:恥ずかしいじゃん
元貴:なんで恥ずかしいの
〇〇:……だって
言いかけて、止まる。
〇〇:……いいじゃん別に
元貴:あ、逃げた
〇〇:逃げてないし
元貴:絶対逃げた
〇〇:うるさい
軽く睨むけど、強くは言えない。
元貴は少しだけ笑う。
元貴:でもさ
〇〇:なに
元貴:嬉しかった
〇〇:……
元貴:ちゃんと届いたんだなって思った
〇〇:……そりゃ届くでしょ
〇〇:あんだけやってたんだから
元貴:はは
少しだけ、空気が柔らかくなる。
〇〇:……ねえ
元貴:ん?
〇〇:無理、してない?
元貴:……
〇〇:今日のライブ
〇〇:大丈夫だったの?
元貴は少し考えてから答える。
元貴:……ちょっとはした
〇〇:え
元貴:でも
〇〇:でも?
元貴:前みたいな無茶じゃない
〇〇:……
元貴:ちゃんと、セーブした
〇〇:ほんとに?
元貴:ほんとに
少しだけ間があく。
〇〇:……ならいいけど
元貴:疑ってる?
〇〇:ちょっとだけ
元貴:ひど
〇〇:実績があるので
元貴:ぐうの音も出ない
二人、少しだけ笑う。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
また少し沈黙。
でもさっきみたいな気まずさじゃない。
〇〇:……あのさ
元貴:ん?
〇〇:さっきの曲
元貴:灯火?
〇〇:うん
元貴:どうだった
〇〇:……
少し迷ってから、正直に言う。
〇〇:……好き
元貴:お
〇〇:なんか
〇〇:元貴っぽいけど
〇〇:前より、ちゃんと優しい感じ
元貴:……
〇〇:ひとりで作ってない感じした
大森☆*:.。.
311
元貴:……
元貴は少しだけ目を細める。
元貴:……それ、多分正解
〇〇:え
元貴:いろんな人に引っ張られて出来たから
〇〇:……
元貴:〇〇にも
〇〇:……え
元貴:あの時、止めてくれたじゃん
〇〇:……
元貴:あれなかったら、多分違う曲になってた
〇〇は少し俯く。
〇〇:……そっか
元貴:うん
〇〇:……なんか、それ聞くと
元貴:?
〇〇:泣いたの、ちょっと正当化された気がする
元貴:なにそれ
〇〇:だって恥ずかしいじゃん
元貴:まだ言ってる
〇〇:言うよ
元貴:いいじゃん別に
〇〇:元貴はいいかもしんないけどさ
元貴:俺も恥ずかしいよ
〇〇:え、どこが
元貴:見られてるの
〇〇:今更じゃない?
元貴:確かに
また、笑う。
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帰り道の分かれ道。
〇〇:じゃあ、そろそろ帰るね
元貴:うん
〇〇:今日はほんとに
〇〇:……よかった
元貴:ありがと
〇〇:ちゃんと休みなよ
元貴:はいはい
〇〇:ほんとに
元貴:……はい
少しだけ、真面目に返す。
〇〇:……ならいい
歩き出そうとして、少しだけ止まる。
〇〇:……あのさ
元貴:ん?
〇〇:また、聴かせてよ
元貴:……
〇〇:できたやつとか、途中でもいいし
元貴:いいの?
〇〇:うん
〇〇:待てるって言ったでしょ
元貴は少しだけ笑う。
元貴:……じゃあ、聴かせる
〇〇:うん
元貴:ちゃんと意見言ってね
〇〇:厳しいよ?
元貴:望むところ
〇〇:ふふ
ほんの少しだけ、距離が縮まる。
言葉にしなくてもわかるくらいに。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
〇〇:じゃあね
元貴:またね
背中を向けて歩き出す。
少しだけ進んで、ふと振り返ると。
元貴もまだそこに立っていた。
〇〇:……
元貴:……
目が合う。
どちらともなく、小さく手を振る。
今はまだ、名前のつかない関係。
でも確かに、隣にいる距離。
消えそうで消えない、小さな光。
それはきっと、これからも続いていく。
――灯火みたいに。
・・・・・・・・・・・
りょうちゃんとひろぱが出てなかった
次は登場させる
ではまた次回!( *´꒳`*)ノシ.*マタネ✧*