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色盲...使っていいかってこう言うことだったんだ!?w 相変わらず花言葉使うのうますぎる... 絆➣「永久不変」 友情➣「変わらぬ心」 思い出➣「途絶えぬ記憶」 ...私も感動する系の短編描きたくなっちゃった、()
…桃色のスターチスの花言葉は…「永久不変」。 一言言わせてくれ……神がかってる。本当に。 好きという言葉で片付けられないほどにもうどストライクなんです。 え、?もう、え、?
<桃色のスターチス>の花言葉 ➘ 永久不変 変わらぬ心 途絶えぬ記憶
えーちゃんからのリクの第2話です
│___│>>>筆談、紙に書いてあること
【夢を捨て生き今を視る】
あれから数日、
あの後Qnは僕に何も教えてくれなかった
今の空気は最悪なのではないかとおもう
…何も見えないけれど、その代わり耳が良いんだ
些細な音を聞き逃さない
…でも、Qnのあの言葉は聞き取れなかった
いったい、どうして…?
[…どうしてでしょうね、]
「!?」
「今、僕の心の声読んだ…?」
[とても小さくですがもれていたので、w]
「あ、⸝⸝」
[ふふっw]
「恥ずかしい…⸝⸝」
〖あ、Qn、〗
[お、Mn、]
〖…Qn、〗
[ん?何?]
〖今からQnに色彩テストをする〗
[えッ、?そんなの要らないでしょ…ッ?w]
〖…今全員にやってるんだ〗
〖やらなかったら嘘発見器を起動させる〗
[…これ、嘘発見器だったんだ、]
「なんかQnについてるの?」
[俺には今小型の嘘発見器がついてます]
[遠隔でオンオフが出来るものなんですよね]
「…それでQnの嘘を見抜こうって魂胆?」
〖魂胆なんて言われるのは癪ですがまぁ、〗
「幸せにする嘘だってあるのにね、ボソッ」
〖…〗
[…俺に色彩テストしたって意味ないよ]
[いや、できないよ]
〖やっぱりか、〗
[…Mn、他2人を集めて]
〖りょ〜かいっ〗
タッタッタッタッタッ
「…話すの、?」
[まぁ、バレたも同然なので]
「…そっか、」
[あ、そういえばDzさん]
「ん?」
[…俺の目は濁ってますよ]
「えッ…?」
「それって…」
[意味はあとでのお楽しみです、ニヤッ]
〖呼んできた〗
[ありがと、]
〈どしたん?話って〉
《Mnに手招きされたから来たぞ》
[…│ここから紙に書いて話しますね│]
《…筆談ね、ありがと、》
[│まあ2人に事の経緯を話しますと│]
[│ついさっきMnが俺に色彩テストしようと
してたんですよ│]
〈色彩テスト、?なんの為に?〉
[│多分俺の2つ目のが分かったんだと思う│]
〖ご名答、まさにそうだ〗
〖なんとなく勘付いたからカマかけたんだよ〗
[…あ〜ね、]
[│Mnは俺にカマかけたらしいです│ ]
[│で、それにまんまとかかった俺が│]
[│Mnにほぼバレした、っていう経緯です│]
《…展開が急すぎてついていけねぇ》
〈│奇遇ですね、僕もなんですよ│〉
《っ、w》
[Dzさん、]
「あ、僕?どうしたのQn」
[さっき俺Dzさんになんて言いました?]
「えっと[俺の目は濁ってます]って言われた」
[…│Bnさん│]
《あ、はい、どうされました?》
[何故に敬語…?w ]
[│*目の良い* Bnさんなら分かるはずです│]
《俺なら分かる…?どういう事、?》
[│「目が濁っている」の意味は?│]
《…目が悪かったり、目に呪縛がある事》
[│正解です、さてDzさん│]
「どうしたの?」
[Mn筆談で訳して]
〖OK〗
[│今Bnさんが意味を言いましたね│]
「うん、言ったね(頷」
[…│つまり俺の呪縛はなんですか?│]
「…ッ!?」
「…目に関する呪縛、でしょ?」
[詳しく、]
「詳しく…?」
[…]
〖…Dzさん、〗
「え、なに、?Mn」
〖俺はQnの呪縛、なにか分かりますよ〗
〈えっ!?僕分からんのやけど!?〉
〖…Qnが色彩テストを頑なに受けなかった理由〗
「…!!」
「それが…関係してるんだよね、?」
〖…あくまでもそうかも、ってだけっすけどね〗
「…Qn、」
[はい、]
「なんとなくQnの呪縛わかったよ」
[…そうですか、]
[じゃあ、その呪縛はなんですか?]
「Qnの呪縛は…」
「先天性色覚異常、でしょ?」
[…ご名答]
〈えッ…、?〉
[Orも知ってるでしょ、]
〈え、な、何を…?〉
[俺の目が濁ってること]
〈…Qnの目はDzさんみたいに濁っとった〉
〈でもッ、Qnは目も見えとるし、!! 〉
〈…Qnの、心の問題なんかなって思っとった〉
[え…?]
〈Qnは、声が震えるときがあるからッ、〉
〖…隠せてるようで、皆分かってる〗
〖Qnがどれだけ普段頑張ってるか〗
〖Qnが普段どれだけ…ッ〗
「…Qn、無理しないでいいよ」
[えッ、でも…]
〈僕等にいつでも頼ってな!〉
《俺これ喋っていい?コソッ》
〈コクッ〉
《…今みんなが何言ってたかは分からないけど》
《Qnは気にしないで良いと思うよ》
《そんなに無理に隠さなくていいのよ》
《呪縛を隠してたからって
突き放す訳じゃないし》
「…Qn、 」
[はい、?]
「はい、<桃色のスターチス>、」
[なんで突然花を…?]
「友情の証、!」
「皆の分あるよ!」
「Orが花渡そう、って提案してくれたの」
〈<桃色のスターチス>にしたのはMnやけどw〉
〖まぁまぁ…〗
[…ありがとう、ございますっ、!グスッ]
《DzさんQnチャン泣かせた〜w》
「えっ、僕なの!?」
[嬉し泣きです…っ!w / 手話]
〈これからは僕等の事いっぱい頼ってな!〉
〖いつでも相談乗るぜ!〗
「僕も乗るよ、!」
《交換日記みたいなのだったら俺も乗れる!!》
[俺だけじゃなくて、皆もですよ…?w]
〖あぁ、もちろん!〗
「改めて、よろしくね、Qn!」
[はいっ、よろしくお願いします!ヘニャッ]
5人に訪れた危機は幕を閉じた
この危機から約1ヶ月 ──
まだ、5輪の<桃色のスターチス>は
花瓶に飾られている ──