TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する




こんばんは、奏佑です!



日付けが変わったので


後編3を投稿していきます!



ちなみに文化祭は大成功でした!


うちの学校文化祭と一緒に体育祭も


やるんですけど、体育祭も文化祭も見事


総合1位を獲得して 帰って来たので

もう大満足です!!



それじゃあ本編行きましょう!



※ 注意書きはPrologをご覧下さい!











【 黒side 】




りうら達と再開して6日が経った。



桃「 え!?いむ戻ったの!? 」


水「 戻った…、けど… 」


「 ごめんね、方法はわかんなくて… 」



りうらとほとけはもう既に人間として

普通に暮らしているのだが、

未だにないこだけが元に戻れずにいる。



青「 … 」( ぎゅうっ


桃「 …大丈夫。なんとかなるよ。 」



まろは不安そうにないこの袖を掴んで

いるし、無理に笑っているのだろう、

ないこは顔が引きつっている。


子供組だって泣きそうな顔をしている。



ここは俺がなんとかしないと…。



黒「 …りうらが戻った後色々考えててんけどさ、行動ってより言葉が関係してるような気がするんよね 」


水「 言葉…? 」


黒「 そう。俺らは少し会話した後二人で寝たから、最初は一緒に寝ることが戻る為の条件なんやないかって考えた。 」


「 けどほとけが戻ったのは風呂やったやろ? 」


白「 うん、風呂場から凄い音して…いむくんに呼ばれて見に行ったら戻っとった。 」


黒「 りうらとほとけが同じ条件じゃ無かった以上、ないこも同じ条件で戻るかどうかは分からへん 」


「 ただまぁ…、買い物に行くとか、風呂に入るとかはないこも既にしとるやろ? 」


桃「 まぁね…、 」


黒「 だから言葉に注目するってことは常にしておいた方がいい気がするわ 」


桃「 …分かった。 」


黒「 …さて、この後どうする?俺の話は終わった訳やし、みんなでここに居るか…二人で過ごすならそれでもええと思うけど 」


桃「 …まろに任せるよ、 」


青「 …今日は、ここにいたい… 」


桃「 うん、分かった。お願いしてもいい、? 」



ないこが少し困ったような顔で

俺たちにそう訪ねると、



赤「 いーよ! 」


「 いむしょーはどうすんの? 」


水「 居ても大丈夫なら居ようかな! 」


赤「 全然大丈夫〜! 」



と、いつもの元気が戻ったように

二人が答えた。







その後はゲームをしたり、

買い物に行ったり、ご飯を食べたりと

戻る為の行動に当てはまりそうなものを

試してみたのだが、

ないこが戻る気配はなかった。



白「 う〜ん…、やっぱ言動に注目した方が良さそうやなぁ… 」


黒「 せやな…、 」


水「 ないちゃん達今日はどうするの ?家に帰る? 」


桃「 …うん、帰ろうかな 」


「 ね、まろ、帰るでしょ? 」


青「 …帰る…、 」 ( ぎゅうっっ


桃「 痛い痛い、笑 」


「 ほら、帰るならもう行こ、暗くなっちゃうから 」


黒「 …なんかあったらすぐ連絡せぇよ 」


桃「 ありがと! 」







桃「 …じゃあ、またね 」 ( にこっ



玄関まで移動したないこが笑顔で

そう言うと、ほとけが顔を覆って

その場にしゃがみ込んだ。



白「 いむく 」


水「 ごめ…っ、ぼく、今までずっとないちゃんと一緒に居たし、いふくんより先に、泣いちゃ…いけないんだろうけど…っ 」


「 ごめん…っ、こわい…、 」


桃「 …いむ。 」


水「 むぐ…っ、 」



ほとけの両頬を掴んで上を向かせるないこ。



桃「 ごめんね 」


水「 ないちゃ…、 」


桃「 …俺らさ、まろ達に会えなかった5年間もずっと一緒に居たじゃん、? 」


「 また会えるよ、信じて待ってて。 」


水「 っ…、ほんと、? 」


「 ほんとに、会いに来てくれる…? 」


桃「 会いに行くよ 」


水「 っ…、うん…うん…ッ、…待ってる…、待つよ僕…、 」


桃「 …うん、 」 ( ぎゅうっ


赤「 っ、あ”〜!!馬鹿!!! 」


「 もう無理限界!せっかく我慢してたのに…ッ、! 」( ぐすっ


「 絶対帰って来てよ!帰って来なきゃあにきに一発かましてもらうからね…、!? 」


桃「 えぇ…ッ、なんでよ、!? 」


白「 熱したフライパンでもええんやでないちゃんッ、!! 」


桃「 え”…ッ…待ってそれは…、( 」


黒「 っ…どれだけ時間かかってもええ、!待ってるから…、! 」


「 絶対に帰って来いないこッ!! 」


桃「 …うん、 」


「 約束、ね、! 」










Next➥










君に捧げる言葉。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1,273

コメント

22

ユーザー

🍣くん... いつも思うけどね?めっちゃ読みやすくない?? まじ羨ましい... ごめんなさい。熱したフライパンで笑っちゃいました。w

ユーザー

体育祭と文化祭お疲れ様です~っ!!! やっとタイトルの意味が分かってきたかもしれない...!!! 桃さんの「泣くな。」ってこと好きすぎた... 桃さぁぁぁん戻ってぇぇぇぇぇっ!!!!!

ユーザー

初コメ失礼します!友達に勧められて読ませていただきました!🥹ほんとにお話が神すぎて、、一気読みしちゃいました…🙏桃くん戻って来て欲しいぃ…😭表現の仕方もお話の書き方も本当に上手すぎます…!!💭これからも頑張ってください!‍ ‍💪🏻❤️‍🔥長文失礼しました!!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚