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地雷さんやBLとはなんぞや?って人はGo Back🔙
金ブロ(br×kn)、smだけ出てねぇ…
ホテペト・花龍世界感、キャラ崩壊注意
【世界線をこえる恋】
br side
一度だけ。一度だけ、会えた事がある。
事故で起こった、この出会い。
それは、僕と仲睦まじく話す彼。
艶のある黒髪に、僕と同じ青い瞳。瞳と同じ色のマフラーをつけて、笑っていた。
すぐ、僕と離れた彼は、困ったように微笑んでいた。
彼の澄んだ瞳は、僕の知ってる冷酷で且つ優しいような彼の瞳とはまた違った、わだかまりが解けたような、でも儚いような、そんな雰囲気をまとっていた。
その姿に、一目惚れした。
僕の知ってる彼の制止を聞かず、僕は彼のもとに走る。
声をかければ、バッと驚いたようにこちらを見た。
「一目惚れっしましたっ、、!」
kn「へっ、、?」
「付き合ってくだ____」
sh「おーい!多分戻れる!」
kr「ぶるーくさん、戻れなくてもいいんですか?」
kn「おい茶香師!」
kn「…いいですよ」
「え、」
kn「俺はきんときって言います」
「ぼ、僕は、ぶるーく、です」
kn「よろしくお願いしますね」
kn「ぶるーく!!!」
「ちょっ、ちょっと待ってよぉ…!」
kn「ふふ、また会いましょうね」
「うぅ…」
話し足りなかった。でも、きんときさんは優しく送り出してくれた。
そして僕は芽生土に戻った。
kn side
一度だけ。一度だけ、会えた事がある。
なぜか起こった、この出会い。
それは、誰かと困ったように話す彼。
癖のあるはねた赤髪に、俺と同じ青い瞳。中華のような煌びやかな服を着こなして、悩む素振りを見せていた。
誰かと離れた彼は、辺りを見回していた。
彼の澄んだ瞳は、俺の知ってる謎を明かす為に真実を探し回る、彼の瞳と似たような、でもどこか闇があるような、そんな雰囲気をまとっていた。
その姿に、胸が鳴った。
でも俺には声をかける勇気はない。そして、ずっとそちらを見ていれば、キョロキョロしている彼だ、いつかは目が合ってしまうだろう。
気にしないフリをして俺の知っている赤い彼を見送ったあと、すぐに振り返って歩き出す。
しかし、その足はすぐに止められて。
br「一目惚れっしましたっ、、!」
「へっ、、?」
br「付き合ってくだ____」
sh「おーい!多分戻れる!」
kr「ぶるーくさん、戻れなくてもいいんですか?」
kn「おい茶香師!」
告白、された。まぁ、途中で向こうの人に邪魔されたけれど。聞き覚えがある声だと思えば、向こうには怒りを見せる俺がいて。
戻る戻らないというのは、なんだろうか。機械や器具は見えない。でも、心做しか足が光ってるように見える。
世界が違うのだろうか。
なら、早く答えを。
「…いいですよ」
br「え、」
「俺はきんときって言います」
br「ぼ、僕は、ぶるーく、です」
「よろしくお願いしますね」
肯定の意を見せれば、驚いたように名前を教えてくれる。
kn「ぶるーく!!!」
br「ちょっ、ちょっと待ってよぉ…!」
「ふふ、また会いましょうね」
br「うぅ…」
きっともう話せないだろう。世界が違うなら、これは事故。同じ事故は起こりづらい。こんな、珍しい事故なんて尚更。そう思いながらも、言葉だけ、落ち込む彼に元気をあげるように。
話し足りなかった。でも、ぶるーくさんは次があるようにまたね、と言って帰って行った。
そして俺は、行く宛もなく歩き出した。
あれから、何ヶ月の月日が経っただろうか。
「…もう、2年」
彼の姿はまだ、鮮明に覚えている。
あの後、画家を辞めて、暫くの間はフリーターとして過ごしていた。時折自分の絵を売ったり、再会した緑に料理を振る舞ってもらったりして生きていた。
すると、一通の手紙。
差出人は不明。
内容は、
「何故画家を辞めた?俺はお前の絵が好きだったのに。殺してやる」
みたいな、すごい急なアホらしいものだった。
その事をシェフの彼に愚痴る。
無視してしまえよ、と彼は笑ってくれた。
レストランを出たところで、別れたはずの彼は叫んだ。
sh「危ない!!!」
何があったんだろう、そう思って周りを見渡す。すると、上から衝撃が走った。
痛い、痛い痛い痛い。
何故?何故一発で殺してくれなかった。
落ちてきた看板は、頸辺りから下をざざっと擦り、足を下敷きに俺に倒れ込んでくる。
熱い熱い熱い。いたいいたいあついいたいいたい。
何故頭を下敷きにしてくれないの?
なんで!!
sh「おい、大丈夫か!?」
sh「救急車呼んだからな…!」
sh「…?」
sh「…は?」
なにも見えない。でも、聞こえる。
最後まで残る五感、聴覚なのはあってたんだ。
sh「お前が看板を落としたのか!!」
そこで、意識は途切れた。
圧死なんて勘弁だよ、もう…。
br side
nk「あら、ぶるーくさん、また来たんですか?こちら、暇じゃないんですけど」
「いーじゃないですかぁ…」
nk「まだ引きずってるんですか?事故で会った彼女さんのこと」
「だってもう会えないじゃん…」
nk「それは運が悪かったですね…。あ、お客様がお越しなさったので、それでは」
「ついてく!!」
nk「えぇ…、用が終わったらすぐ戻ってくださいよ?」
「はぁい」
車掌さんは呆れたようだが、無理を言って同行する。止めないのは、彼なりの優しさだろう。
nk「おや、目が覚めましたか?」
nk「貴方様にはこれから、十二の駅を回ってもらいます」
?「…はぁ」
?「あれ?後ろにいる人って…」
nk「へ?あ、ぶるーくさん、姿は見せない約束ですよ」
br「え、あ、すいま__」
kn「ぶるーくさん?」
br「え?」
よかった、ついてきて。
目の前には、二度と会えないと思ったきんときさんがいた。
ここは花龍列車。寿命をまっとうせず予定より早くに死んでしまった人間が乗るもの。なぜ、彼がここに来たのだろう。悩みを抱えている目は、していなかったのに。
kn「ここ、どこなんですか」
nk「一言で言うと、寿命より早くに亡くなった方が来る死後の世界です」
kn「…死んだのか。まぁそっか」
br「死後の世界で会えるって、複雑」
kn「てか、ぶるーくさん亡くなってたんですね。本当に、なぜ会えたんでしょう」
br「確かに」
kn「会えてよかった。これからよろしくね、ぶるーく」
車掌さんは察したように次の車両の入り口で待っている。まずは、再会と呼びタメに喜ぼっかな。列車からは出られないから、この中で、彼をサポートするかぁ。
ごめんなさい車掌さん。僕、まだ戻んないや。
あぁとぉがぁきぃ((((((((((
ふと思いついた。
後ろを親が通る度画面スクロールしまくって文字見えないようにすんのハラハラ過ぎて死にそう(じゃあ部屋で書けよ)
どうしよう、過激書いてみたいけど無理だ。
おしまい。