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地雷⚠️
Ryok mtk wki
wki視点
涼ちゃんの家から飛び出して、
自分の家に帰ってきた
中途半端な状態で帰ってきたからか
心はしんどいのに、まだ元気がある
「…はぁ、…」
深くため息をついて、寝室へ
解されて挿れられたけどイけてなくて…
俺は元貴が部屋に来たときに持ってきた玩具を探す
こんなときも、元貴。
俺には元貴が必要だった
プライベートも、ビジネスでも。
使ったばかりでぐちょぐちょな穴に
指を挿れて元貴がやったようにかき混ぜてみる
「ッん゛ぅッ♡…は、んぁ…♡」
「ん、…ッあ、♡」
……
たりない、やっぱり足りないよ…
届かない…
「…ん゛っぅゔ//涙……いけなぃ…っ…」
「っふぅ…♡、ゔぅ…//ポロポロ」
気持ちよくない、足りないよ…
元貴…涼ちゃん……
好き…好きだったのに……
「なんで…なんでぇぇ、/涙」
誰もいない静かな寝室で
俺の泣き声が大きく響く
「ん゛ぅぅ… おれ、涼ちゃんじゃないとっ… もときじゃないとっ、
駄目なのにぃ… なんで、なんでぇ?/涙」
「やだぁ…わかれたくなぃ…ぃ/ポロポロ」
「ッ、ん…」
ひと通り泣いて、落ち着いた
もう、いいや…
二人とは恋人であった前に、
メンバーなんだから。
会えないわけじゃないんだし
ふたりがまたいちゃいちゃしてるのは
見てられないかもだけど…
Jamsは喜ぶだろうし…、
我慢すればいい。
俺が、我慢すればいいんだ…
「…明日は打ち合わせか、」
明日からはただのバンドのメンバー
俺はそれだけを考えていればいいんだ…
恋人という肩書を失った今
元貴に捨てられないようにするには
ギターしかないから。
そうだ、練習しよう
ギターはきっと忘れさせてくれる
全部、全部…
なかったことにしてくれる…
俺は、縋るようにギターを掻き鳴らした
もう一度捨てられることがないように
Next♡💬
コメント
4件
ええ、お話かくのはやすぎませんか!尊敬……ほんとこの作品大好きです🥹🥹💖💖
更新してくださり、ありがとうございます😭 今回の展開も素晴らしく、夢中で拝読しました!今後の更新を楽しみにしています。