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「兄貴〜、これどうぞ!!」
「ん?なんなん?これ」
「じゃじゃーん!!」
まろが勢いよく袋から出したのはぬいぐるみ型のキーホルダーだった。ポメラニアンのぬいぐるみで、めっちゃ可愛い〜。
「え?くれるん?」
「うん!!兄貴のために買ったんやもん〜。毎日身につけててな」
「そやな、付けさてもらうわ!」
「あれ?兄貴そんな可愛いの持ってたっけ?」
「へぇあ〜、これな。まろに貰ったんよ」
「へぇ〜良かったじゃん。しかも兄貴が好きなポメだし。触ってもいい?」
「ええよ〜」
兄貴に許可をもらってぬいぐるみに触ってみる。
コツッ
?おかしい。変な感触がする。ぬいぐるみには綿が大量に詰まってるはずだよね?でもこれは固くて小さい何か、、、、、
これって、、、、、、
いや、いやいや、いやいやいや!ないない!絶対ないでしょ!!
嫌だよ、俺。いれいすから犯罪者出すの!!
いやでも、いちお〜う確認はしたほうが、、、
「あ、まろ。あんな、ないこもこのポメちゃん可愛いって言ってくれたんよ」
「そうなんか。それは良かったわ」
ないこ。自分の首をこれ以上しめられたくないなら、何もせんでな?
目を見ただけで、何を言わんとするか分かるほど、仲良くなったことに喜べばいいのか、あいつの行動に怖いと思えばいいのか、、、
ないこ、わかんないよ