こんにちは、奏佑です!
珍しくまだ太陽が出ている時間帯での
投稿ですね!
前回投稿した水白の『 依存 』の後編を
妹が投稿していたので、
是非 見て来て下さると嬉しいです!
本編参りましょう!
※ 年齢詐称あり。
御本人様には一切関係御座いません。
ー
【 青side 】
最近、ないこのステメがころころ変わる。
青「 …なんやこれ…、 」
‘ dz:y ’ や ‘ n:y ’ 、’ jQrg ‘ など
意味の分からない暗号に設定されては
すぐに変更されていた。
だが今は、最近まで ’ mSzwgw ‘ だった
暗号が『 2h5ydqe 』に変更されてから
更新が止まっている。
生憎こんな英単語は存在しないし
社会人になって早数年の俺には
若者の文化というのは理解し難い。
青「 …ほとけー、 」
水「 ん? 」
青「 これ、何? 」
水「 …なにこれ、 」
唯一の頼みの綱だった学生の弟ですら
分からないようで、もはや為す術はない。
水「 …てかこれないちゃんのステメじゃん。まだ連絡先持ってたの? 」
青「 …まぁな 」
水「 …まさか、まだ好きとか言うんじゃないよね? 」
青「 …………… 」
水「 え、図星?ばかじゃん…、 」
「 忙しさで話せなくなって自然消滅したくせに… 」
青「 …っさいなぁ…、 」
水「 …明日、いふくん休みだよね 」
青「 おん、? 」
水「 ないちゃん来るから。 」
青「 ………ぁ? 」
「 は…待て待てお前…ッ、!! 」
「 聞いてへん…っ、! 」
水「 言ってないもん。 」
青「 はぁ、!? 」
水「 じゃ、僕お風呂入って寝るね 」
「 明日朝早いからさ♪ 」
青「 あ、ちょ待て…ッッ、! 」
バタンッ
青「 …え…、どないしよ…、 」
ー
翌朝、リビングへ行くと、
もう既に四人が椅子に座っていた。
水「 あ、やっと降りてきた。おはよーいふくん! 」
白「 邪魔してんでまろちゃん! 」
赤「 おはよ〜 」
桃「 …え、ぁ…おじゃましてます… 」
ないこの瞳には困惑の色が見て取れる。
俺が居るということを
教えられていなかったのだろうか。
水「 …どっか行くの? 」
青「 おん…ちょっとあにきんとこまで 」
水「 ふーん… 」
青「 晩飯までには帰って来るけど飯どーすんの? 」
白「 まろちゃんのご飯食べたーい ( 棒 ) 」
青「 嘘付け思ってへんやろ() 」
白「 思っとるって!なぁ、ないちゃん? 」
桃「 へ…、!? 」
「 …あ、うん…、食べ…たい、! 」
青「 ほんまに、? 」
桃「 うん…っ、✨️ 」
「 …分かった 」
青「 ほな、いってきます 」 ( にこっ
桃 ( ! 「 いってらっしゃい、! 」
すぐに顔を背けてしまったから
ないこの顔はよく見えなかったが、
嬉しそうな声が聞こえたから
良しとしよう。
…久しぶりに見たないこの笑顔に
勢い余って頭を撫でてしまったが、
大丈夫だっただろうか。
ー
青「 あにきぃ… 」
「 この暗号なに…、? 」
黒「 暗号、? 」
青「 これなんやけど… 」
あにきに見せるとどこか楽しそうな
表情を浮かべた。
青「 …知ってるん? 」
黒「 知っとるけど…、w 」
「 これ相手ないこやろ、?w 」
青「 あぇ、なんで分かんの…? 」
黒「 これはなぁ、ないこに直接意味聞いた方がええで 」
「 俺が答えることちゃうから 」
青「 …わかった…、 」
黒「 ほら、晩飯作るんやろ、もう帰らな間に合わんくなるで 」
青「 ぁ、せやった 」
「 あにきも一緒に行く? 」
黒「 …どうしよ、りうらおるんよな? 」
青「 おるよ〜 」
「 何、喧嘩したん? 」
黒「 …友達といる時に俺が行くと俺の近くにばっかいるような気せん、? 」
青「 …確かに。でもええんちゃう?ないこと初兎やし 」
黒「 …ほな行くわ、準備してから行くから先行っといてもらってええか? 」
青「 わかった、後でな! 」
ー
青「 簡単なので悪いんやけど…、 」
水「 オムライス…、✨️ 」
白「 え、めっちゃ美味そう!! 」
青「 ちなみにあにきも手伝ってくれました✨️ 」
赤「 まじで!?絶対美味しいじゃん… 」
桃 ( もぐもぐ
黒「 あ、ないこもう食べてる、w 」
青「 …ど? 」
桃「 ……っおいし…、 」
水「 ちょ、え、ないちゃん…、!? 」
何故かオムライスを口に含んだまま
泣き出すないこ。
白「 どしたんないちゃん…、? 」
青「 ごめんないこ…っ、口に合わんかったんやろ…、!ぺってし、! 」
赤「 …まろ、ちょっとないくん別の部屋に連れてってもらってもいい? 」
青「 お、?あぁ…ええけど… 」
黒「 落ち着くまで一緒に居たり。 」
青「 …うん、 」
青「 …落ち着いた…? 」
背中をさすってやると落ち着いたようで、
今は少し眠そうに目を擦っている。
桃「 …ん…、ごめん… 」
青「 どしたん…無理して飲み込まんくて良かったのに…、 」
桃「 いや…っ、美味しかったよ、! 」
「 …ただ…その、懐かしいなって 」
青「 …そか 」
どう返したら良いか分からず、
暫く沈黙が続く。
ピコンッ
青「 …ん、ちょっとごめんな 」
スマホを取り出すと、ないこも横から
俺のスマホを覗き込んだ。
青「 …ほとけ…? 」
表示された名前をタップすると、
何件かのメッセージが。
水 < いふくーん、さっきの暗号りうちゃんに聞いてみたんだけど >
< 復縁したいって意味らしいよ >
< りうちゃんの学級で流行ってるみたいでさ〜…全然知らなかった >
< 恋愛暗号、?っていうらしい >
青「 …は、 」
桃「 っ…、! 」 ( ばっ
最後のメッセージを読み終わった瞬間、
ないこが俺のスマホを取り上げた。
青「 …返して 」
桃「 っ…むり…、 」
青「 なんで 」
「 …っ…、w誰もないこのなんて 言ってないやん 」
桃「 知ってるじゃん…ッ、! 」
青「 なんで知られてたらあかんの? 」
桃「 ゔ…、それは… 」
目線をあちこちに泳がせ、
顔は真っ赤に染まっている。
青「 …ねぇないこ、? 」
桃「 っん…、なに…、 」
腰に手を添え、ないこの身体ごと
近くに引き寄せる。
桃「 わ…っ…、 」
青「 誰が断るなんて言ったん? 」
桃「 …へ、 」
「 俺のこと嫌いになったんじゃ… 」
青「 んな訳ないやろ 」
「 連絡取れなくなってから、ず〜っとないこのことばっか考えてたのに 」
桃「 …じゃあなんで連絡くれなかったの…、 」
青「 会社で部署の移動があって、スマホなんて触る暇もないくらい忙しかったんよ 」
…なんて、言い訳にしかならないけど。
桃 ( …ぎゅっ「 寂しかった…っ…、 」
青「 ごめんね…、? 」
「 …また俺と、やり直してくれる? 」
桃「 ん…、いいよ 」
青「 …ッありがと、 」 ( ぎゅうっ
桃「 んふふ…っ、♪ 」
青「 …ないこ一人暮らしやったっけ? 」
桃「 うん、そうだけど…、? 」
青「 一緒に住もう 」
「 連絡なんてしなくてもないこに会える 」
桃「 いいの…、? 」
青「 ええよ。ずっと一緒。 」
桃「 …ッ、うん…っ、!! 」
ー
…はい、約3600文字お疲れ様でした!
相変わらず切り方めっちゃ謎で
申し訳ないです…、(
桃さんのステメ、他のものも気になる方は
是非調べて見て下さい!
それじゃあまた次の投稿で
お会いしましょう!
コメント
13件
ステメ……なんか聞いたことあるような…、? 恋愛記号とかあるんだ…!!いつか使ってみようかな……() ほんとにそーくんの作品天才すぎるんだ😭😭
まってぼくも恋愛記号使ってる😎 大体ステメかインスタのノートで使うのだよ😌😌
うん、安定のよさよね... ちょっと頭冷やしてこよう...うん(?)