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潔(何か危なさそうな人だな)
???『もうすぐ付きます』
潔(もう逃げようかな、報告したいこともあるし)
潔が全力で逃げた
潔(厚底、逃げにくい)
潔「ここまで来れば、大丈夫だろう」
冴「薬屋」
潔「冴王子様」
冴「探したんだぞ」
潔「すみません」
冴「戻るぞ」
潔「はいわかりました」
執務室
潔「冴王子様」
冴「何だ、敬称語はもういらない」
潔「俺の右側も人を連れてきてくれませんか」
冴「薬屋の右側の席、あいつか、分かった」
連れてきた
???「なんですか」腕をかいている
潔「失礼します」
???「あっ」
潔「赤い発疹が出てる、魚介の中に食べられないものがあるんですね」
冴「どういうことだ、こっちにも分かるように説明してくれ」
潔「人によっては食べられないものがあるんです」
潔「品目は様々で魚介の他にも卵や小麦、乳製品や落花生など、かくいうと俺も蕎麦か食べられません」
冴「そんなものが食べられないのか」
冴「毒は普通にくらうのに」
潔「食べられるように努力しました、しかし気管支が狭まり呼吸困難になりました少量でも発疹が出るので量の調整が難しく治り も遅く食べられないということはそういうことです」
潔「食べられないのは鯖とあわびですか」
???「コク」うなずく
潔「これは好き嫌い以前の問題です」
潔「今回は蕁麻疹程度ですみましたが時に心不全や呼吸困難を引き起こし最悪の場合の考えられます、もし知っていて与えたなら 毒を盛ったのと同じことです」
潔「場の雰囲気もあって言い出せないことだったんでしょうか、非常に危険な行為でございます」
潔「そこの貴方確か毒味役ですよね」
毒味役「は、はい」
潔「万が一、口にしてしまったら、すぐに吐き出すようにしてください」
潔「もちろん取らないのが一番ですが詳しい注意事項はお二人が来る前にまとめておきましたので難しいことはありませんがしかし一つ間違えれば医官であろうと対処できないあります」
潔「ゆめゆめ忘れないでください」怖い顔
毒味役「コクコク」うなずく
潔(脅しはこんなもんか)
???と毒味役が帰ってた
冴「ご苦労だった」
潔「あの、彼の名前は」
冴「あいつの名前は清羅刃」
潔「清羅刃ですか」
冴「薬屋、今日は泊まってけ」
潔「なんでですか」
冴「お前、毒が入っているスープを飲んだだろ」
潔「そっか」
冴「それになんで清羅を呼んだのか明日、聞かせてもらう」
潔「わかりました」
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