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左馬一

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左馬一

18 - ⑱ 不器用な奴 (3)

♥

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2024年05月06日

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・ヒプノシスマイクの碧棺左馬刻✕山田一郎の

カップリングです!苦手な人はブラウザバック!

・キャラ掴めていないからキャラ崩壊あるかも、

○本編○ 一郎視点

「……乱数」

俺は後ろから抱きついてきた乱数を少し睨みつけると乱数はまたいつものように棒付き飴を加えていてニコニコしていた。

「いっちろぉ〜〜♫おっひさぁ!って!イチロー初めて会った時みたいな顔してるよ?ほぉら!笑顔笑顔♫」

「おー久しぶりだな!乱数!…じゃねぇよ!何で俺がシブヤ居るってこと知ってたんだよ!」

「いやー偶ここらへんのカフェ通りかかったらオネーサン達がイチローが居る!って言ってね!そこで呼ばれて飛び出て乱数ちゃんなのさ☆」

「呼んでねぇよ……」

「まーまー折角久しぶりなんだしさぁ?恋バナ、しちゃう?♫」

「いや最初の会話のテーマが恋バナって何なんだよ。普通、仕事の話とか世間話するだろうが!」

「いやー僕そうゆー話全然キョーミ無っし♫やっぱし恋バナが気分あがるんだよねー☆あ、店員のオネーサン!苺スムージーおねがーい♫」

「おい!話反らしてんじゃねぇ!」

「まーまー。とりあえず一郎、左馬刻サマとはどーなの?」

「は?んで左馬刻が出てくんだよ。」

「え?だって一郎の好きな人左馬刻サマじゃなぁいのぉ?♫♫」

乱数はそう言うとニッコニコして調子に乗り始めていた。

「だってぇ?イチローはTDDの時言ってたよ☆『左馬刻さんは俺が初めて会っ……』」

俺はガバッと乱数の口に手をやると苛つかせた顔と恥ずかしさで溢れた曖昧な表情で乱数に言った。

「マジでそれ以上やると怒るぞ………!」

「ぷはっ…あっはは〜☆ごめんってぇ!ほーんと!17の時のイチローの方が可愛げあったし弄りがいがあったのに何でこんなになっちゃったかなー?あ、ちゃんといい意味だよ?☆」

「んで17の時の話が出てくんだよ。」

「しちゃ駄目ぇ?」

「………あんま掘り下げんな。」

17の時の話をされると、左馬刻との仲違いになったことのことが脳裏を過る。そう思うたびに、またこういうことになるんじゃねぇか?また二郎と三郎を巻き込んじゃうじゃねぇか?そんなことがちらつくんだ。

だから、あまり17の時の話はしたくはねぇ。自分の弱さが身にしみるから。


「はーい。控えまぁす☆」

そう言い乱数は下を出して「てへっ」と言う。あい変わらずだなコイツは。

そう言うとカサッという音を立てて俺の懐からある紙切れが落ちる。それがテーブルの上を滑り、乱数の元に行ってしまい、気づいていた時には乱数はそれを見終わっていたのだった。

「へぇへぇへぇ〜〜?うぅ〜ん?イチロー?これなになになに〜〜♫♫左馬刻の電話番号とLINEの連絡先じゃ〜ん!☆ 」

「………」

「これは自分で聞いたの?それとも左馬刻サマの超不器用なりのメッセ?!!」

「……自白するしかないか?」

「そうだね!自白するしかないね!イチロー♫」

そう言われてお縄に着いた俺はこれまでの経緯を乱数に自白した。自白途中乱数の顔を見るなりとへらへら笑っていた。少しムカッと来たが、乱数にまた俺の17の羞恥を曝す行為をされたら面倒なのでやめといてスラスラ話した。

話していない話題は左馬刻がキスしてきた話だけだった。

ゼッテェゼッテェこいつだったらクッソニコニコして弄り倒してその後に左馬刻に電話して……はぁ…考えただけ面倒になるだけか。

「………ってことがあったわけだよ。」

「へぇぇ!かなぁり進展してんねぇ♫左馬刻言葉足りないから何か疑問に思った行動とかあったりした?」

「あー……そうだな…アイツ何でこんな封筒に連絡先わざわざ入れっかなぁ……それに金も少ねえし。直接いえばいいじゃねぇか。」

「確かにだけどさぁ?イチローは左馬刻の立場だったら連絡先をどうやって伝えるの?」

「んー……そう言ったらこうやる方法しか思いつかねぇな。」

「まあ左馬刻サマの思考を考えたらそーだよね♫僕の推測何だけど左馬刻はイチローとヨリを戻したいんじゃないかな?」

「ヨリを戻す……?」

「そうそう!ヨリを戻したいけどその方法がわかんなくてとりま連絡先教えとこってなってこんな感じになったんじゃない?大体、僕の推測って合ってることが多いけど多分これは少し答えがずれてるかもね☆」

「何でだ?」

「んーなんでだろーね!♫」

そう言い乱数はニコッとして飴を口の中から出した。

「イチロー。左馬刻は不器用な奴なんだよ。だからすれ違うことが沢山あるだろうけど頑張ってね!」

「?……おう!」

「まっ!ホントのついでに僕の独り言なんだけどイチローも対外じゃなく不器用だよっ♫」

「はぁ?!締めるぞ!」

「ハハハッ☆ごめんごめん!」

そう言うと乱数の携帯がなる。その着信の相手の名前を見るなり少し嫌悪の表情が見えたような気がしたが気の所為だったと思う。

「?誰からだったんだ?」

「付き合いの長いオネーサン!今からどーしても会いたいんだってさ!だからもう僕行くねっ!」

「ふーん。まあ頑張れよ!後、今度のディビジョンラップバトルお互い本気でやろうぜ!」

「うん!じゃーねイチロー☆」

そう言いカランカランと扉を鳴らして乱数はスムージー片手に行ってしまった。


………不器用な奴、か。


閲覧ありがとうございました!乱数ちゃんを演じてみたくて無理矢理イチローをシブヤにぶち込みました!()キャラ崩壊起こってたら教えてくださいっっ!今後の課題になります、、

後、ささくうの作品いいね押してくれた方とても有難うございます!ささくうも頑張って書きますしモチベあがります!

次回を楽しみに待っててくれると嬉しいです!

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