テラーノベル
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警備室は、いつものように薄暗く、静まり返っていた。
夜勤の時間が始まり、桐山は、一人、モニターを眺める。
彼の目の前には、多額の借金が重くのしかかり、その重みに耐えきれず、彼はいつも、人生の一発逆転を夢見ていた。
その夢の象徴が、「#真相をお話しします」という暴露チャンネルだ。
いつか、自分がスピーカーとなって、人生を変える。
その焦燥感と、チャンネルが映し出す他人の不幸が、桐山の心を深く抉っていた。
その時、警備室のドアがノックもなしに静かに開いた。
そこに立っていたのは、いつものようにどこか気だるげな表情をした鈴木。片手にコンビニの袋を下げている。
「お疲れ様です、桐山さん」
鈴木は、いつものように、人懐っこい笑顔で桐山に話しかけた。
その声は、敬語とタメ口が混ざり合っていて、彼の人当たりの良い「仮面」が、ここでも完璧に演じられている。
桐山は、何も言わなかった。
いつもなら、「やっほー鈴木ちゃん」とか「またお酒買ってきてさ…俺仕事中だからね?」と、軽口を叩きながら、彼の訪問を受け入れる。
しかし、今日の桐山は言葉を失っていた。
彼の目の前には、他人を弄び、真実が一つではないと語る鈴木が立っている。
その手に持っているのは、コンビニで買ってきた、安っぽいビニール袋。
その中には、スナック菓子と、缶ビール。
まるで、他人事のように、他人の不幸を眺めるための、ささやかなつまみ。
桐山の頭の中に、一つの衝動が湧き上がった。
それは、言葉では説明できない、ただただ、鈴木という存在を、自分の支配下に置きたいという衝動だった。
この、底の見えない男の、隠された真実を、今、この手で暴きたい。
言葉ではない方法で、鈴木の全てを、自分のものにしたい。
桐山は、立ち上がると、無言で鈴木に近づいた。
鈴木は、彼の様子に、戸惑いを隠せない。
「…桐山さん?どうしたんですか?」
鈴木は、そう言って、一歩後ろに下がろうとした。
しかし桐山は、彼の体へと一気に踏み込んだ。
鈴木の体を両腕で押さえつけ、そのまま、警備室に置かれた散らかったテーブルに押し倒した。
テーブルの上にあった書類やコーヒーの空き缶が、床に落ちて、鈍い音を立てる。
鈴木が持っていたコンビニの袋と缶ビールも、床に落ちて、缶ビールが転がっていった。
「…桐山さん…っ!何、してるんですか…?」
鈴木の声はか細く、悲鳴のようだった。
しかし、桐山は何も言わない。
ただ、彼の顔を見つめシャツのボタンを乱暴に外し始める。
ちぎれるような音を立てて、ボタンが一つ、また一つと弾け飛ぶ。
鈴木の白い肌が、薄暗い警備室の明かりに照らされた。その肌に、桐山の指が、荒々しく触れていく。
鈴木は桐山の胸を押す。成人男性の本気の力で押しているというのに、桐山はピクリとも動かない。
ただ、桐山の行為を無抵抗に受け入れるしかなかった。
桐山は、そんな鈴木の無力さに、さらに興奮した。
桐山は、鈴木のズボンを乱暴に引き下ろすと、その下から、何も身につけていない鈴木の体が露わになった。
鈴木の体は細く、そしてどこか幼さが残っている。
その体の中心に、桐山は、自分の指をゆっくりと這わせる。
鈴木の体が、びくっと震えた。
すみませんすみません遂に書いてしまいました
すごく没です本当に。
ストーリー性もクソもないのであまり深く考えないでください、自己満で書いてますから。
コメント
6件
…………没ってどういう意味だっけ??? まじで大好きよ。この作品も。
あ"ー!桐鈴大好きなのでなぎささんの作品が見れて嬉しいです😭😭😭 ありがとうございます😭😭
最高です最高です最高です 全然没じゃないですやん!続き待ってます♪