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お久しぶりですーーーー。
ちょっと疲れてて変な文章になってるかもしれないですが、許してね(◜֊◝ )
では注意事項。
))注意((
・エセ関西弁 ・お嬢様パロ
𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃!!
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《shp side》
メイド)「…お嬢様、おはようございます。」
shp)「ん゛ぅ〜…Zzz 」
メイド)「…お嬢様、いい加減起きて下さい!!」
shp)「…んぅ、、起きた、、。」
メイド)「お食事の準備が整っております。本日は何方でお召し上がりますか??」
shp)「…此処で食べるわ」
メイド)「…承知致しました。では準備が出来るまで少々お待ち下さい。」
shp)「…ありがと。」
いつもの会話を済ませると、俺は着替えながら考える。
……この世界に転生して数日が経った訳やが、、。
まじで忙しすぎる!!!!
礼儀作法やらこの世界の歴史やら、、。
めんどくさすぎてほんまに嫌になる。
そしてあと1つ気がかりなことがある。
それは、。
…なんか使用人、皆素っ気なさすぎ、。
ってことや。
俺のことを好きでも嫌いでもなく、ただフォーハイツ家に仕えているだけ、という中立的な存在。
…正直言って扱いにくくね、、??
なんでこうめんどくさい設定にするんや、。
好きなら好きで嫌われることすればええし、
嫌われてるならそれを生かしてさらに印象を悪くできる。
やけど、俺ではなく家に仕えている、という認識でやってるメイドしかおらへんから、どうも悪役になりにくい。
……めんどくさすぎ。
っていうかこの世界の全てが面倒くさい。
朝起こされてから夜寝るまで、休みの時間くっっそ短いんですが???
もっと休みたい、、もっと寝てたい、、
前世で身についたこれが離れへんからより憂鬱になる。
…悪役令嬢ってキツくね、??
俺の悪役令嬢のイメージは何でもできて凛として華がある感じやねん。
それと今の俺と比べると、、。
あかん、ダメダメすぎて逆に笑えてくるわ。
……何とかこの状況を打破せんとな、。
でも正直、悪役令嬢系の漫画に興味がなかったからあまり触れてきてないねん。
…つまり。
何をしたらええか全く分からへん…!!!
ってこと。
この世界はゲームっていうことは分かったけど、このゲーム実際にプレイしてへんからストーリー 一切分からへんし。
……あ゙ぁ〜、、完全に詰んだわ。
せめてこのゲームを知らない人でも何したらええかわかるような、タスク的な何かが欲しかったわ、、。
……ん、??タスク…??
その一言に俺はハッッと、とあることに気がつく。
…そういえば、この言葉チラッとだけど本に書いてあったくね、??
そのことを思い出すと俺は素早く本をベッドの傍に持ってくる。
shp)「ん〜確かここら辺に…」
そう呟きながらベッドの上で本をパラパラとめくる。
shp)「ん〜……あッ、、あっった!!!」
これや、これ!!
そこには”タスク”と書かれたページがあった。
流石すぎ…と自身に関心しながら内容を詳しく見る。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
“タスク”
・入学までにしておくこと
?????????
⋯⋯⋯⋯
⋯⋯⋯⋯
・入学後にしておくこと
?????????
?????????
⋯⋯⋯⋯
⋯⋯⋯⋯
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ん、??
なんやこれ??
しておくことが はてな になってることも気になるけど…。
“入学”って何、??
え、もしかしてこのゲームの世界って、、。
学園系ストーリーがある感じ、??
………。
え、嫌やねんけど。
えッ、待って、??…いや、なんで転生してまで学校に行かなあかんねん、??
え、普通に嫌やで??ワイ、学校行かずに家でゴロゴロしてたいインドア派やで??
…………。
よしッ!!見なかったことにしよう!!
今見たことは全部なかったことにして今まで通り普通に暮らそう!!うん!!それがええよな!!
…ってできたらどれだけ良かったことか。
まぁ、そもそも悪役令嬢っていう存在が出てくる時点で学園ものなことは察してたわ。
……入学、かぁ、。
俺は一体何処に入学するんやろか、、。
正直不安しかないわ。
入学するまでに完壁な悪役令嬢として振る舞えるか、まだ見通しすら経ってへんし。
学業面も、前世の知識が役立つ場面も少ないやろうし、。
……ん、??
っていうかワイ、今何歳なんや??
この身体つきで7歳未満はありえそうにないんやが、。
前世は6歳から小学校入学、、やけど、。
ワイ、今絶対に7歳は超えてんねんけど??
………もしかして、入学までそんな時間無い系、??
…一旦考えるのを放棄しとこう。
とりあえず今はこの本に書いてあることを優先して行うべきやな。
そして、今行うべきことが何なのか詳しく確認しようとしたとき、
コンコン
と扉をノックする音が聞こえた。
shp)「…はい、??」
メイド)「本日の朝食を持って参りました。お部屋に失礼してもよろしいでしょうか??」
shp)「…どうぞ。」
メイド)「失礼致します。」
ガチャッ
そう言うとメイドは扉を開けて部屋に入ってくる。
ワイがずっと見続けていたせいか、少し此方を気にしながらテキパキと朝食の準備を行う。
その速さにみとれ、思わず声が出る。
shp)「…綺麗な手捌き……」
そう一言呟くとメイドは
メイド)「……え、??」
とキョトンとした顔をし、手を止める。
…あかん、もしかして好感度上げちゃった??
悪役令嬢になる為にもしっかりと好感度は下げるべきやのに…!!
……ここは悪役令嬢っぽく罵る言葉を言っておこう。
shp)「…早く準備して下さる??私早く食べたいのだけれど?? …もしかして今のたった一言に靡いたんですか??笑…笑えますね笑」
メイド)「ッッ、、すみません、すぐご準備致します。」
…結構いい感じに言えたのでは!?
ワイ、普通に悪役素質あるかもしれへんな。
そう今のメイドの反応を噛み締めていると、
コップに注いでいたからか、
熱々の紅茶がメイドの指に散ってしまい、ポットを床に落とす。
メイド)「…あッッっ、、!!」
shp)「ッッ大丈夫!?!?…火傷になると行けないから早く冷水に冷やしなさい!!…片付けは私がやっておくから。」
メイド)「…いや、でもッ、」
shp)「…命令よ。早く冷水の元に行きなさい。 」
メイド)「ッッ!!…はい、ありがとうッございますッッ、」
こうしてメイドは部屋を出て行った。
…怪我が無いならええんやけどな、。
そう考えながらポットの破片を退かし、床に零れた紅茶を拭く。
それにしても悪役令嬢ってムズいな、、。
どうしたら華がある感じに言えるんやろか。
“〇〇しなさいッ!!”
だとなんか微妙やねんな、、。
さっきの言葉も悪役令嬢っぽくなかったし、。
あ…もしかして急いでいる感がだめなんか??
悪役令嬢は余裕を持って言ってる感じがあるし、焦った様子を見せたらだめか、??
そう自分なりに解析しながら床を拭いていると、
メイド2)「なッ、何してるんですかッ!!」
と怒鳴る声がワイに向けて放たれた。
…え、なんか変なことしたか、??
などと疑問に駆られていると、メイドがまたもや叫ぶ。
メイド2)「ッッ…shpお嬢様、何故このようなことをされているのです??」
shp)「…?? このようなことって??」
メイド2)「…なぜ床をお嬢様が拭いているのですかッ!!…お嬢様がする事では無いのですよッ!!」
shp)「あ〜、、これ??」
なるほど、ワイが床を拭いてることに怒ってるのか。
ん〜馬鹿正直に言ってもさっきのメイドさんが可哀想やし、。
ここは悪役令嬢っぽく言ってみるか。
shp)「私がお願いしたのよ。床を拭かせて下さい、と。」
メイド2)「なッ、なぜその様なことをッ!!」
shp)「私も味わって見たかったのです。このようなことをするメイドさん達の苦労を。…実に大変ですのね、笑」
これは結構いい感じに決まったのでは??
嫌味を言いつつ、それを嘲笑うような笑み。
…これはもう完璧やろ!!
メイド2)「…その様なお考えを…。私達メイドに寄り添うようなお優しい行動でしたのに私はなんて失礼なことを…。」
shp)「ん、??…まぁいいのよ、??」
メイド2)「ッッ!!…寛大なお心に感謝致します。…すぐに朝食の準備を致しますので床を拭けたらお申し付け下さい。」
shp)「わ、分かったわ、。」
ん、??
何か凄い勘違いを起こしているような、、。
…まぁええか!!
お腹も少し空いてきたし、はよ片付けよ。
そう考え、急いで拭いていく。
…この行動が悪役令嬢から大きく背いていってしまう前兆だということをまだ知らずに。
《メイド side》
メイド)「ねぇ、知ってる??今朝のshpお嬢様の行動。」
別メイド)「え、知らない、。…何かあったの??」
メイド)「…実は私達の苦労を知りたいから、と床に零れた紅茶を拭いていたらしいのよ。」
別メイド)「えッ、そのようなことをッ!?」
メイド)「そうなのよ。…でも本当は違う理由があったみたい。」
別メイド)「…どういうこと??」
メイド)「メイド1がいるじゃない??そいつが紅茶をついでいる時に床にこぼしちゃったらしいのよ。」
別メイド)「…ってことはお嬢様はそいつを庇って言ったってこと??優しすぎじゃない??」
メイド)「しかもあのメイド2の謝りを寛大な心で何とも無かったかのように許してあげたそうなのよ。」
別メイド)「え、それはやばすぎる!!!」
メイド)「…数日前のお嬢様とはまるで別人みたいなのよね。」
別メイド)「…数日前のお嬢様は何事にも無関心で言葉も全く話さなかったしね、 。」
メイド)「ほんとにそう。無関心すぎてどう関わればいいか分からなすぎたわ。」
別メイド)「…まぁとりあえず私たちにとっては有難いですね!!」
メイド)「…そうね、笑 何やら面白くなってくる予感がするわ笑」
別メイド)「…それってどういu…((」
メイド長)「こらッそこ!! サボってないで早くやることやりなさい!!」
2人)「は、はぁい、!!」
《shp side》
shp)「…どうしてこんな事に…!!」
転生して1ヶ月が経った。
そんな俺は今…頭を抱えていた。
なんでや…??何でこうなった…??
ワイが今、なぜ頭を抱えているのか。
…それはこの1ヶ月間の行動にあった。
というのも、床を拭き終わり、朝食を済ました後、こなすべきタスクを知るために本の内容を見た。
すると、そこにはこう書いてあった。
“メイド達の好感度をあげるべし”
と。
最初はワイも、
……ん、??何で好感度を上げへんと…??
とはなったよ??
でも、元々メイド達は俺に対して無関心やったから、
あ、好感度を上げてから落とした方が悪役令嬢っぽいな!!
ってなって、必死に好感度を上げていった。
正直言ってクソめんどくさかったけど
メイド内のいじめ問題を解決したり、困ってたら直ぐに助けてあげたりもした。
その行いのお陰か、段々と好感度も上がっていった。
…そこまでは順調やった。ほんまに。
そして少し前、好感度を一気に落として悪役令嬢に近づくべく、とあることをした。
その名も、”メイドに紅茶ぶっかけ事件”
その名の通り、わざ〜とらしく紅茶をメイドにぶっかけた後に悪役っぽくこう言ってやった。
shp)「あらあら、お似合いですこと♡」
と。
そしたらメイドはなんて言ったと思う??
メイド)「かッ、可愛い~~~♡♡」
やと。
はぁ゙ッッ!?!?何が…可愛い♡やッ!?
これのどこに可愛さがあるねんッッ!?
shp)「なッッ!?これのどこが可愛いんですのッ!?!?紅茶ぶっ掛けたのですよ!?」
メイド)「だってお嬢様が悪意あってやったことじゃないって分かってますし、??しかも反応がとにかく可愛くて…♡」
此奴、まじで狂ってるッ!!!!!
これじゃあ好感度下げれへんやんッ、!
shp)「…ッと、とりあえず早く着替えてらっしゃい。」
メイド)「はい♡」
shp)「…あ、そうそう。他のメイドに聞かれたらちゃんと、shpお嬢様に熱々の紅茶をわざとぶっかけられた、と言うのよ??」
メイド)「承知しました♡…では失礼致します。」
はぁ、、まじで最悪や、、。
…いやでもちゃんと経緯を聞いたら他の奴らは正常な態度をとってくれるはず…!!!
〈翌朝〉
shp)「…どう、して、??」
目を覚ますとメイド達の好感度が格段に下がって……などいなかった。
…いや、むしろ好感度は前より上がっている気がする。
……いやなんで??おかしいやんッ!?!?
こうして今に至る。
まじで最悪や…。悪役令嬢に遠ざかったんやが、??
…もういっその事、この闇魔法で全員消し去って完璧で最強な悪役を作り上げるか、??
……いや、それは流石にやめとくか、。
まじでどうするべきなんや??
shp)「ゔ〜ん゙……。」
頭を抱え混んでいると、
コンコン
と扉を叩く音が聞こえた。
shp)「…どうぞ。」
メイド)「失礼致します。旦那様と奥様がお呼びです。」
shp)「まッじ……分かりました。直ぐに向かいます。」
タイミング悪すぎやろ、、。
こんなくそ忙しい時に…!!
そんなことを思いながら父の部屋へと向かう。
コンコン
shp)「shpです。」
父)「入ってくれ。」
shp)「失礼します。」
…そういえばワイ、父親の顔見るの初めてやな、??
まぁ興味なかったし。でも意外とダンディな奴やな。
shp)「…それでご要件は、??」
父)「あぁ、凄く急になって申し訳ないのだが、、。」
shp)「……はい、??」
父)「…1週間後の皇太子の誕生会に招待された。」
shp)「…はぁ、??」
皇太子…って誰や、??
…まぁどうせゲームの登場人物とは関係ないし適当にすませy…((
父)「そこで皇太子の婚約相手を決めるらしい。…shpはなりたいか、??」
shp)「皇太子の婚約相手、??…正直なりたくないです。失礼ですが興味ないですし、。」
父)「なら良かった!!…じゃあ1週間後は普通に過ごしてくれ。話は以上だ。」
shp)「承知致しました。…そういえば皇太子のお名前って、??」
母)「あら、??知らないの??」
shp)「いや…知ってるんですが、一応確認として…」
母)「そう…皇太子のお名前はコネシマ・アロガンズ様よ。しっかりと覚えておいてね。」
shp)「コネシマ・アロガンズ…??」
父)「…どうかしたのか??」
shp)「い、いえ…それでは私はここら辺で失礼致します。」
そう言い、部屋を出ると、急いで自室へと向かう。
コネシマ…アロガンズ…??
嫌な予感を覚えながらも冷静に歩く。
漸く自室前に着く。
shp)「早く…本を見ないと…」
そう呟くと、部屋の扉を開き、急ぎ足で本棚の前へと向かう。
そして、本棚にしまってある攻略本を開き、聞き覚えのある名前が書いてあるページを探す。
コネシマ…コネシマ……あった、!!
コネシマ・アロガンズ
……やっぱり攻略対象やないかい!!
えッ??ストーリー始まるのって学園に入学してからやんな、??
え、その前に誕生祭で顔合わせなあかん…ってこと、??
……無理無理、無理やってッ!!
なんで興味もない奴の為にわざわざ行かなあかんねん??
めんどくさいの極みなんやが。
………ん、??でも待てよ…??
もし皇太子の前で嫌われるような行動したら…
それこそ悪役令嬢っぽいんやないか、??
いや、っぽいやなくて、完全に悪役令嬢になれる、、!!!!
何か失敗してメイドには上手くいかへんかったけど、皇太子に嫌われることが出来るならええわ。
…ってか皇太子に嫌われたらメイド達の好感度も下がるんとちゃうか!?
……笑笑
ええやん。いい機会や笑
あと1週間の内に準備してやろうやないか。
そして絶対に、悪役令嬢の第一歩を踏み出してやるわ!!!!
この時のワイはまだ知らなかった。
まさかあんなことが起きるなんて。
…まさかあの人と会うことが出来るなんて。
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約6800字、お疲れ様でした!!
如何だったでしょうか。
ここで終わろう、ここで終わろう、と思っている内にこんなにも書いてしまいました。
切るの下手すぎワロタ。
ていうか、話書くの下手すぎて物語が全く進まないんですよね。 まじで馬鹿。
まぁ、ということで今話はこの辺で。
では!!
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩♡850