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NOーー!
そんな気になるわけない
恋人が亡くなったのを思いだした
ばかりなんだって!
そう思ってるのに言葉を飲み込んで
しまったのは
近づいてくる ツギハギくんが
見たことない顔をしてたから…
『オレ たぶん あまり
時間ないから』
『早めに決断して』
『本当に 殺してほしいなら…』
頬を指の背で軽く なでた
ツギハギの手が 今度は
耳を 包み込むようにして
後頭部を支える
『オレがオレでいるうちに…』
唇に触れるだけのキスをして 囁く
ツギハギくんもいなくなって
しまう?
胸がギゅっと締め付けられた
気がした
唇で触れるだけのキスを
落としながら スルスルと下に
下りていった ツギハギくんは
躊躇なくオレのを咥えた
『わぁ!ちょ…っと
まって まって!』
『んー?』
『大丈夫 大丈夫 』
『シたことはないけど
いつもサレてたから』
『気持ちよくできるよ?』
もう いつもの顔に戻った
彼がケタケタ笑う
ジゅ グチュ グぽ グぷグぷ
卑猥な音と強い刺激に
思わず腰が揺れる
『ーーん…ぁ!』
クスクス
『いい顔………きもち い?』
『オレも一緒にシたい』
髪をかきあげたツギハギくん
空洞の右眼もこちらを見ている
気がした
べっ と舌を出して 手に唾液を
垂らす
思わず息を飲む
クスクス
『今 エロいと思っただろ』
からかうように言いながら
二人のを一緒にぎゅっとつかんで
擦りあわせた
ツギハギくんが腰を揺らすから
オレの身体も一緒に揺れて
本当にSXXしてるみたい
サレる側の視界ってこんななんだ…
なんて考えてたら
ガツガツと強く揺さぶられた
『いたいっ』
抗議すると
『そう?』
『じゃあ このぐらい?』
くちゅ くちゅ くちゅ
『ーーっ!』
『………黙ったね』 『了解』
クスクス
『ん く… ぁ………』
声を噛み殺していると
『なんで我慢すんの?
オレも もう イキたいから
お先に どうぞ?』
『ほら』
ぐちゅっ ぐちゃ ぐちゅぐちゅ
『…!………あぁ!』
オレが達すると ツギハギくんは
すぐにペースを上げガツガツと
揺さぶってきた
余韻もなにもあったもんじゃない
痛いんだって ソレ
ツギハギくんもすぐに 達した
二人のでぐちゃぐちゃになった 腹を
『わー!スゲー出たね』
笑いながら拭き取る ツギハギくん
『それより これ外せ!』
『怒るなよー 本当に優しく
するためだからね それ』
『どこの世界に優しくするために
手錠つけるヤツがいんだよ!!』
『ここに いまーす』
『本当に 暴れられると
狩猟本能が勝っちゃうんだって!』
『違う!始める前に同意を
とれよ 話し合いっ!
せめて雰囲気づくりとかさぁ』
『なにそれ めんどい!』
『クソやろうだな ほんと』
『よく言われるー』
ゲラゲラ
『ほら 服の上につけたから
痕もついてないよ』
『ちゃんと やさしいじゃん?』
ガチャガチャと手錠を外して
ツギハギくんがなんか言ってる
それは無視して話しかける
『ところで オレがオレでいる
うちにってなに?』
………
めずらしく黙る ツギハギくん
『オレでよければ
話してくんない?』
『そんな重い話しでもないよ』
『オレ 時々 人語がわからなく
なるだろ?』
『だんだん人間のオレは消えて
ただの 怪異になってくんだろな
っ て思うだけ 』
『もし そうなっても』
『つるんでてやるよ?』
『こういうイタズラ は
して こなくなるだろうし !?』
『そうなったらアンタは完全に食糧
判定だと思うけど?』
『あはは そうかもね』
『あと ここから一緒に出るって
選択肢はないの?退屈なんでしょ?』
『そうすれば オレも また
外に出なきゃって思えるし』
『ツギハギくんまだ役割果たして
ないでしょ?まだ出られると
思うよ?』
『何だ それ?!!!』
『世界と話したのか?』
『お前にも役割がついたのか?
ダメだ 関わるな!!出られなくなるぞ!!』
『世界?なにそれ?』
『え このチュートリアル
みたいなのってオレにしか見えて
ないの?』