テラーノベル
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ヨコハマ。
昼夜を問わず争いが絶えぬ街には、光の届かない場所が存在する
「さぁ、いよいよ本日の目玉の紹介です!」
闇オークションの司会者は声を張り上げる。
司会者の挿す方向には一人の少女が座っている。
「こいつには”異能力”という大変不思議な能力の持ち主!」
「さらに、感情がなく命令に従うマシーンです」
「例えば殺しや薬の取引などでも有効に活用できます」
「何と言ってもこいつは喋らない」
「なので拷問されても組織の情報も漏らしません!」
「値段は”1億”から。”1億”から始めさせていただきます」
その少女は6歳ほど。
白銀の髪は汚れ、衣服は所々破れている。
隙間から見える肌には痛々しい拷問の傷跡が見える。
しかし、少女の瞳は異様なほどに澄んでいた。
何も映さない空虚な目。まるで自分の未来が分っているように。
少女は微動だにしない。
泣きもせず、助けを求めることもなく、ただ座っている。
そんな様子をみた客は落札するため手を挙げている。
「二億」「二億五千万」「三億」
値段が上がる度に額は跳ね上がる。
それほど、少女には魅力があり、参戦しなかったものまで手を挙げる
「五千億」
突如値段が大幅に上がり、会場は騒めきを隠せない。
「ご、五千億。五千億が出ました!ほかにいらっしゃいますか!」
手を挙げたのは裏社会で名を轟かせ続ける組織だった
その組織の頭は自分のものと言わんばかりの表情で少女を見ている。
一方。会場の端で少女を見つめる男がいた。
「__なるほど」
男は興味深そうに少女を見ると、男はゆっくりと手を挙げる。
「一兆」
さらに跳ね上がり、会場は騒めきが絶えない。
「一兆、他にいらっしゃいますか!?」
会場の客は焦りながら部下に確認を取っている。
しかし、何分経っても手を挙げるものは出てこない。
「一兆、一兆で落札です!」
「落札された方はこちらに来てください」
今回はここまで
この続きは転生後書かせていただきます
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コメント
1件
ああ、これ第3話かあ……めっちゃ重い空気の回だね。白銀の髪の6歳の少女が闇オークションで競られて、しかも「感情がない」「喋らない」って商品説明されてるのがまず胸にくるわ。それで「一兆」で落札した男、何者なんだろう。普通の組織じゃないのは間違いない。少女の澄んだけど虚な目がもうずっと脳裏に残ってる。続きめっちゃ気になる……早く転生後の話読みたい!