テラーノベル
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hr:なんだか、長い夢を見ていた気がする。
ゆっくりと目を開けると、いつぶりかの布団で寝ていて、横の布団にはうたが寝ていた。
「うた…うた、」
ut:「……」
hr:反応がない。
不安になって心臓に顔を近づけると「どくん、どくん」と確かに脈打っていた。
??:「はるてぃーさん…?目が覚めたんですね。」
hr:振り返ると、長髪の青年がいた。
「お前…誰だよ…ッ」
jo:警戒心マックスですね…
僕たちが助けた、といっても多分信じていただけなさそうですし、いったん退出しますか。
「すみません、カーテンの奥にいますので、うたさんが起きたら声をかけるよう伝えてください。」
hr:彼はそれだけ言って姿を消した。
少し、悪いことをしたような気もするけれど彼のことを信用できなかった。
ut:ゆっくりと目を開けると、久しぶりに瞼を重いと感じなかった。
そんなことに感動を抱いたのもつかの間だった。
「はるてぃー?」
hr:「あれ、うたじゃん。起きたの。」
ut:「それはこっちのセリフだよ。体調は大丈夫なの?」
hr:「うーん。多分。それよりも長髪の人がうたくん起きたら呼んでって言ってた。」
ut:「わかった」
じおるを呼ぶと朝食として食パンのような何かを出してくれた。味はつゆのないそうめんみたいだ。
as:「起きて早々で悪いけど、君たちがどこから来たのか、これからどうしたいのか、色々聞かせて。」
ut:それから俺は、俺たちに身に起きたことを語り始めた。
次回に続く
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