どーもっ!ポルウですっ
本当は読み切りにする予定でしたが、
バトエンリクエストがあったので、書いてみたいと思います‼️
⚠️かなり**ショッキングな内容**となっておりますので、
刺激に弱い方・神経質な方
はお控えください❕
それでは👋
[続きから]
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🍷「気持ちわりぃ…なぁセル防」
ギュウッ…
💎「カハッ…!?」
セルの首を両手で締める。
🍷「心中でもしようか?俺ガッカリだよ…お前の為に尽くしてきたのに、」
💎「ぐッ…ぁ”っ…デリ…ザスタ様ッ……」
🍷「うざいわ。愛してたのに…セル防は俺っちの事好きじゃなかったんだな」
首を絞める手が強くなる。
💎「ヒュッ……ぁ”あッ……」ポロポロ
🍷「……」
パッ
首を絞めていた手を離し、セルが呼吸するのを黙って見ている。
💎「カヒュー…ヒュ…はぐッ…ぅ……」
上手く呼吸ができないらしい。
まぁなんとも無様な姿を見て、立ち去ろうとするデリザスタ
💎「ヒュッ…ふっ、まっれ…くださッ……」
🍷「邪魔」
袖を掴むセルを追い払い
ドアに手をかけた。
💎「ッ…デリザスタ様っ!!」ケホッ
バタンッ
冷たく痛いドアの音が鳴った。
💎「ひぐッ…ぅうぅぅ”、ッ…ずびっ、ふぇ…でりざすたさま”ッ…」ポロポロ
涙が止まらない。
うまく呼吸も出来なければ、視界が歪んで頭が回らない。
💎「ぼくッ…すてら”れたんだ…っひぐッ…ぅう”っ、」ポロポロ
[約1ヶ月経過]
バリンッ!
鈍く固い音が部屋の空気を襲う。
🍷「何お前?ナメてんの?」
あれからデリザスタは見る見る昔の姿に変わっていった。
それどころか、セルの扱いは酷くなっている
酒瓶をセルの頭に割り付けて、瞳孔開いたデリザスタが恐ろしい顔で見てくる。
💎「申し訳ございませんでした、」
💎 (また傷が増えた…最近、怪我が酷い、けど、怖くて何も言い返せない)
🍷「はぁ、もーいいわ。マジめんどくせぇ」
💎 (…僕のこと、本当に嫌いになったんだ、)
💎 (今更「違う」だなんて殺されるか、
はぁ…やばい、泣きそう)
💎「ジワ……」
セルの視界が薄れる。
泣いていることを隠すため下を向いた
🍷「あ?何お前…泣いてんの?」
💎「い “…ぇ、そのようなことはッ…」
ガシッ
💎「い”たッ…!?」
腕を捕まれ壁に寄せられた
デリザスタに付けられた傷がジワジワと痛む。
🍷「その被害者ヅラが気持ち悪ぃんだよ」
🍷「つーか。浮気者のクセして
良く俺っちにまとわりつく事できるね?」
🍷「次こそ殺してやろうか?」
デリザスタが冗談半分で首に手をかけるが、
怯えるセルを見て少し手が止まった。
🍷 (俺っちだって、幸せになれると思って…)
💎「申し訳…ッございません、」カタカタ
🍷「…もう来るな。マジで殺しそう」
💎「ッ…はい、」ポロポロ
冷静になり、手は出さなかった。
ドア向こうの廊下からは苦しそうな泣き声が、段々と遠くなっていく
🍷「…いいんだ、これで」
完全に捨てよう。今までも
そういった決意が込められた独り言だった。
しかし、
その選択が間違いだと気づく日が来る。
[数日後]
🕒「セル…?傷が凄いし、顔色も悪いよ。
本当に大丈夫かい?」
💎「仕事に支障をきたすような戯事はございません…どうかお気になさらず、」
🕒「しかし、今回の仕事はそれ相応の内容だ。援護を呼んでも良いのだよ?」
💎「お気遣いありがとうございます…
しかし、僕一人で構いません」
🕒「…そうかい。くれぐれも気をつけて」
💎「承知致しました」
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💎「…お父様にはぁあ言ったが、」
プシュ…
💎「…僕、今日死ぬかもな」
デリザスタから仕打ちを受けるようになった以降、
セルの魔法は弱っていっていた。
傷だけが原因ではなさそうだが、
杖から鈍い音を立て出る様子を見て、何もかも終わったような気がした。
💎「これで最後になるかもなら、
最後ぐらい…」
杖を置き、久々に”あの道”を通った。
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ドアの前に差し掛かると、無駄な緊張が走り、手が止まった。
すると、
ガチャ……
🚺「それじゃあデリザスタ様!またねぇ!」
🚺「…って、誰こいつ」
ドアの向こうから女性が姿を見せた。
🍷「は?お前なんでいるワケ?」
🚺「びっくりした〜召使いさん?
とりあえず帰るね!じゃあ」
トコトコ…
💎「…デリザスタ様、今の方…」
🍷「あ”?」
💎「ビクッ」
🍷「あ”ー、マジ気分悪ぃわ。なんなんお前?」
💎「ご、めんなさッ…」
ドガッ
🍷「まとわりつくなって、言っただろうが」
💎「ッ…デリザスタ様の、」
最後に…
💎「お顔が見たくて」ニコ
🍷「………は?」
💎「新しい愛人ができたようで安心しました…デリザスタ様、」
💎「ありがとうございました」ニコ
デリザスタは何が言われているのか分からない。
しかしセルは何も応えない。
頭を下げ、部屋から出ていく。
💎「…楽しかったなぁ、デリザスタ様と一緒にいるのは…」ポロポロ
💎「グス…もう、疲れた…」
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[敵の集落に到着]
👤「なんだ、お前?」
👤「全く魔力を感じないぞ」
💎「はは、だろうな。」
片手にはロクに魔法も使えない杖。
💎「…まるでお父様まで裏切ったようだな…」
👤「はっ…楽勝だな!」
💎「ッ……」
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[マゴル城]
🍷「セル坊どこ行きやがったぁ?」
流石にあの態度には不自然さを感じ、
セルを探すことにしたデリザスタ
💧「…?兄者?」
🍷「あ?…ぁあ。ドミナか」
💧「あれ。指輪付けてないんだ。
喜んで付けっぱなしにしてると思ったのに」
🍷「あ?俺っち指輪なんて付けねぇよ」
💧「セルは兄者に指輪あげてないの?」
🍷「…は?」
💧「だって……」
🍷「え、は?…お前と指輪を買いに…?」
💧「そう、2ヶ月くらい前かな」
🍷「サーッ」
血の気が引き、耳鳴りがなった
理解ができず、いや、したくなかった。
全て勘違いだっただなんて。
🍷「お、れっち…やば…ぁ、」
💧「ちょ、大丈夫?」
🍷「セル坊は!?今どこだ!」
💧「さっき巨人増の現地へ任務に向かったけど、」
💧「まぁアイツなら勝て……」
💧「って、いないし…なんなんだよ」
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[現地]
🍷「はぁッはぁッ…セル坊!?」
岩で囲まれた巨人城は
ボロボロになり、今にも崩れそうだ。
少し走ると、大きな薄暗い広場に来た。
青白い光が隙間から差しているが、よく見えるものでは無い。
🍷「セ…ル…?」
💎「ヒュ…ヒュー……」
🍷「セル坊!!」
傷が酷く、呼吸は苦しそうだ。
ゆっくり抱き上げてみるが、
セルの体は機能しない。
💎「フ…ゥ、でりざ…すた…さま、」
🍷「ぁ…ぁあ、セル坊…ごめ、俺っち…取り返しのつかないこと…」ポロポロ
💎「でりざすた…さま、ぼ、くッ…もう、」
🍷「大丈夫だ!助けるッ…絶対助けるから!」
💎「…つかれました、」
🍷「え、?」
💎「たのし…かったッ、です…」
💎「けど、ッ…つかれ、ました…」
🍷「ぁ、ぅ…あ、ごめん、…もう、こんな事ないようにするからッ…ねぇ、」
🍷「命懸けで守るよ、だから!」
🍷「死なないでよぉ…セル坊…」ポロポロ
💎「でり…ざすた、さま…」
💎「ぼく、だいすきです…あなたがッ、」
💎「だから…いきてて…ッほし、」
🍷「…ッふぇ、やだ、セル坊…」ポロポロ
💎「デリザスタ様…僕、」
💎「正直こんなにあなたを好きになれるなんて思っていませんでした…」
🍷「ははっ…なんだよ急に(笑)」
💎「ふふ、いえ…ただ…」
幸せだな。って
💎「思って…//」
🍷「ッ…//…俺っちもだよ」
🍷「俺っち…お前になんもしてやれてな”いッ!!」
🍷「傷ばっか付けて…ッ、愛してやれなくて…、」
🍷「バカだ…自分勝手すぎたッ!!」
🍷「けどセル坊といたいよ”…」ポロポロ
💎「ッ…なか、ないで……」ポロポロ
🍷「ごめんッ…泣いていいのはセル坊なのに”…ッ」
セルがどこかに連れていかれそうで、
離したら空気のようにすり抜けていきそうで
ただ誰にも渡すまいと強く抱き締めていた。
🍷「……セル坊、?」
💎「…」
🍷「なぁ、?寝てるだけだよな…?セル坊…」
🍷「ねぇやだ、嫌だよ…お願い…やだ、
やだやだやだやだやだやだ…ッ!!」
🍷「ヒグッ…お”きてッ…う”ぅ、ッグス…やだよ”ッ…う”ぁあぁぁ、」ポロポロ
後悔…絶望、そんなところだろうか。
頭がはち切れそうな程泣いた。
現実を受け止められない苦しさを味わったのだ。
🍷「…セル坊”ッ」
🍷「お前”なしじゃ…ッ、いきていけな”ぃ、」ポロポロ
冷たくなったセルを、
先程より強く抱き締めるが、神は手を差し伸べようとしなかった。
🍷「ねぇ、セル坊……」
🍷「⎯⎯⎯⎯⎯。」
うぃい!
どうだったでしょうか…
話の構成がごっちゃになってしまい、可笑しくてすみません😭
タヒネタになっちゃいましたが、
刺さってくれていたら嬉しいです🤭
長々と見て頂きありがとうございました❕
コメント
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号泣しすぎてティッシュの箱空っぽだった…結構あったのにな
めちゃクソ刺さったwww
ぐはぁッ!神だ…終わり方まで最高なんて!!