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・🦁さん体調不良
・初めてなので暖かい目で見守ってくださるとうれしいです🙌
・途中までとなっておりますが、今のところ続編を出す予定です。
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{ほんまごめん、熱あって会議出れなさそう}
今朝から身体の内部にこもったような熱と、ただひたすらに重い身体にすべてのやる気が吸い取られていく。
どこからかもらってきたものなのか、はたまた疲労なのか。
おそらく後者だろう。
ここ最近、というか少し前だ。グループでの活動の忙しさもピークに達し、睡眠時間や食べる量が減っている自覚はあった。
そんな忙しさからも抜け、気が抜けたのだろうか。
某メッセージアプリで連絡を済ませられたことに少し安心し、
返信すらも確認せず、次にすることを普段より回らない頭で考えようとする。
しかし、朝からまとわりついている倦怠感に遮られ、動く気力もせず、結局自分でできることは寝ることしかなかった。
どうにか薬だけは飲んでから寝ようと試み、だるい身体に鞭打って棚までたどり着くが、
最近あまり風邪をひいて薬を飲むことなんてなかったためか、薬なんてものは存在しなかった。
正直体力はもうほとんど残っていなかったように思われるが、
薬を飲まなくては治るものも治らないので、渋々近くのコンビニまでたどり着けることを願い、
スマホだけを持って家を出た。
勢いで家を出たものの、どうやら今日、外は雨らしい。
玄関まで戻ることすら面倒くさく感じ、傘すら持たずに歩き続けた。
降ってくる雨はただでさえ重く感じる服を更に重くした。
すぐに息がきれてきた。
どこか頭がぼんやりしていて、足取りが普段の何倍も重い。
身体が鉛のように重い。
雨で冷やされているはずなのに、内部から熱を発する身体は、もう暑いのか寒いかもわからない。
普段ならちっとも疲れないコンビニまでさえも途方もなく長いように感じ、
頭のどこかで諦め、道端にふらふらと座り込んだ。
ここで倒れても誰か来てくれるだろうか。
いや、そんな都合のいいことはないか。
状況としてはなかなかに危ないことは違いないが、どこか冷静な自分を他人のように感じた。
?「あにき、っ!!」
それが現実かもわからないが、
意識が少しずつ薄れてきた頃に、聞きなれた声が自分を呼んだような気がした。