テラーノベル
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はい今回は誾です!!!
まぁ「誾」については一番下に解説があるので頑張って読み進めてくださいませ(`・ω・´)ゞ
ほのぼのだしライトなので多分BL慣れしてなくてもいけるはず()
【注意!】
・キャラ崩壊してるかもです
・口調迷子です
・解釈違いかもです
・フォントの大きさめっちゃいじってるので見にくいかもです
・誤字・脱字・誤用に注意です。見つけたらご報告お願いします
・これを読むことによっての被害について、ヌッシは一切責任を負いません
・もうなんでもいい。なんでもこい。受け止めてあげるから(?)の人だけお読みください
QuizKnockのオフィスの一角にあるソファに、問は深く腰掛け、手元のスマホを睨みつけていた。
画面に映っているのは、先ほどふとした拍子に開いた雑学サイトの記事だ。
「……なるほどな」
ぽつりと呟いた言葉は、隣に座る人物には届かない。
双子の弟、言はノートPCに向かって熱心にクイズの作問に没頭している。
キーボードを叩く規則的な音が、静かな部屋に響いていた。
「ねえ、言ちゃん」
「ん? 何、問」
言は画面から目を離さずに返事をする。
その無防備な横顔を見つめながら、問はスマホの画面を読み上げた。
「『カウンター・バランス(Counterbalance)』って言葉、知ってる?」
「知ってるよ。機械とか建築の分野で、片側の重さに対抗するために、反対側に同じだけの重りや力を置くことで、全体の釣り合いを取る仕組みのこと。クレーンの後ろついてるカウンターウェイトとか、エレベーターの錘が有名だよね」
淀みなく答える言に、問は小さく笑った。
流石の知識量だ。
「そう、それ。片方が重くなれば、もう片方も同じだけ重くしなきゃいけない。どちらか一方が強すぎても弱すぎても、システム全体が崩壊する。お互いが同じだけの質量を持って、初めて均衡が保たれるんだってさ」
「急にどうしたの? 次の企画のネタ?」
「……いや。ただ、俺たちみたいだなと思って。俺がちょっと強引にリードしても、言ちゃんが同じくらい強い熱量で返してくれるから、ちょうどいい具合にバランスが取れてるのかな、なんて」
「……問、それってどういう意味?」
言がパッと顔を上げると、少し耳を赤くしている。
問は「なんでもない」とはにかんで、立ち上がり、
「ちょっと休憩」と言って部屋を出て行ってしまった。
残された言は、問の残した言葉を頭の中で反芻する。
釣り合い、均衡、同じだけの重さ。
生まれた時からずっと隣にいて、競い合い、高め合ってきた。
問が攻めれば自分が守り、自分が一歩進めば問が追い抜いていく。
それはクイズだけでなく、二人の関係性そのものにも言えることだった。
しかし、この「カウンター・バランス」という言葉が、このあと数日後に勃発する「ある大喧嘩」の引き金になるとは、この時の二人はまだ知る由もなかった。
数日後のQuizKnockオフィス。
いつもは仲良く並んで座っているはずの問と言が、なぜかオフィスの対角線上の両端に席をとり、お互いにそっぽを向いていた。
どんよりとした冷戦状態のオーラが漂っている。
耐えかねた問は、近くの会議室に伊沢を呼び出した。
「伊沢さん、ちょっと聞いてくださいよ」
「お、どうした問。珍しいね、そんなに眉間にシワ寄せて」
伊沢が苦笑しながらパイプ椅子に腰掛ける。
問は腕を組んで、ふてくされたように息を吐いた。
「言のやつ、僕がこの前作ったクイズの解説文に、勝手に補足を大量に追加してきたんですよ。『こっちの方が親切だし、知識の広がりがある』とか言って。僕がリードして作った問題なんだから、僕のバランスに任せておけばいいのに、あいつが同じ熱量で上書きしてくるから、結局どっちが作ったか分かんなくなっちゃって……」
「あはは、なるほどね。二人ともクイズに対する熱量が一歩も引かないからなあ」
「あいつがいつも一歩も引かずに押し返してくるから、こっちもついムキになっちゃうんです。しばらく口きいてやりません」
一方その頃、オフィスの給湯室では、言がふくらした顔で須貝に温かいお茶を淹れてもらっていた。
「須貝さん、聞いてます? 問のやつ、僕が良かれと思ってクイズに補足を入れたら『お前はいつも僕の領域に踏み込んできすぎる』って怒るんです。僕はただ、問が熱心に作ったクイズだから、同じくらい真剣に向き合って、同じだけの重さで返したかっただけなのに」
「あー、なるほどな。お互いに全力投球なんだな」
「問がちょっと強引に自分の意見を通そうとするから、僕だって負けじと自分の気持ちをぶつけてるんです。それなのに、あいつすぐ怒ってどっか行くし。もう知りません、僕から謝るなんて絶対にしてあげないんだから」
須貝は「はいはい」と笑顔で言の愚痴を優しく受け流していた。
その日の夕方。
伊沢と須貝は、個人LINEでメッセージを飛ばし合っていた。
伊沢:[頭を抱えるスタンプ]
伊沢:速報。問から相談受けた
伊沢:言がクイズの解説にマジレスしてきてウザい、しばらく口きかない、とのことです
須貝:こっちも!笑
須貝:言に給湯室で捕まったわ
須貝:「問が自分の領域に踏み込んでくるって怒る、自分からは絶対謝らない」だって
伊沢:めんどくさっ!!!!笑
伊沢:要するにお互い相手のことが大好きで、相手と同じ熱量でぶつかり合いたいのに、距離感が近すぎてバグってるだけだろ
須貝:ほんとそれ。まさにこの前問が言ってた「カウンター・バランス」が働きすぎて、お互い一歩も引かない状態になってる
須貝:片方が強くなると、もう片方も強くなっちゃうやつ。お互いに同じ質量を持ってるからこそ、ぶつかったときの衝撃がダイレクトなんだよな
須貝:でもまあ、ほっとけば勝手に元に戻るでしょ、双子だし
伊沢:いや、でもこのままだと動画の収録に響くからなー
伊沢:とりあえず二人を同じ部屋に閉じ込めて、一つのクイズ解かせよう。そしたら勝手に協力して、いつの間にか仲直りしてるパターンでいこう
須貝:ナイスアイデア!じゃあ、次の動画の動線チェックって名目で、第2スタジオに二人を誘導するわ。伊沢、鍵よろしく
伊沢:了解ー
15分後。
「動画の機材チェックをしてほしい」とそれぞれ別々に言われ、第2スタジオに入った問と言。
ガチャリ、と後ろでドアが閉まり、外から鍵がかけられる音がした。
「えっ……? 伊沢さん? 須貝さん?」
言がドアノブをガチャガチャと回すが、開かない。
「……はめられたな」
問が部屋の真ん中にあるホワイトボードを見て、ぽつりと言った。
そこには、伊沢の独特な達筆で、一つのクイズが書かれていた。
『この部屋から脱出するためのパスワードを答えよ。ヒント:君たちが数日前に話していた、釣り合いを保つための仕組みの名前』
二人は顔を見合わせた。気まずそうな空気が流れるが、クイズプレイヤーとしての本能が勝る。
「……カウンター・バランス」
言が小さく呟くと、問がふっと表情を緩めた。
「そうだな。パスワード、英語か? カタカナか?」
「伊沢さんのことだから、アルファベットの文字数じゃないかな。C、O、U、N、T、E、R……」
「B、A、L、A、N、C、E。合わせて14文字だな」
問がキーパッドに『14』と打ち込むと、カチャリと小気味よい音を立ててドアのロックが解除された。
ドアの向こうからは、伊沢と須貝がニヤニヤしながらこちらを覗いている。
「ほら、やっぱり一瞬で解いた。」と須貝が笑う。
問と言は、お互いの顔を見て、同時にぷっと吹き出してしまった。
「……なんか、バカバカしくなっちゃった。ごめん、言。俺が意固地になってた」
「僕の方こそごめん、問。問の作ったクイズ、本当はすごく素敵だと思ったから、もっと良くしたくて熱くなっちゃったんだ」
二人はいつの間にか、いつも通り肩を並べて笑い合っていた。
それを見た伊沢が「はいはい、ごちそうさま。じゃあ仕事戻るよ」と呆れたように手を振り、二人の先輩はそれぞれのデスクへと戻っていった。
その日の夜。
大喧嘩も無さに解決し、二人が同居するマンションに帰宅した。
リビングの明かりを点けると、いつもの温かい安心感が部屋を包み込む。
ソファに並んで座り、今日の一件を振り返りながら、二人はのんびりとココアを飲んでいた。
「でもさ、本当に伊沢さんたちには迷惑かけちゃったね」
言がココアのカップを両手で持ちながら、ふふ、と笑う。
問も隣でソファに深く背を預け、言の肩にコトリと自分の頭を乗せた。
「まあな。でも、やっぱり俺たちのバランスは、お互いが同じくらい全力じゃないとダメなんだってよく分かったよ。言ちゃんが本気で返してくれないと、俺もつまらないし」
「うん。僕も、問が本気でぶつかってきてくれるから楽しい」
問は言の手元にあるカップをそっと取り上げてテーブルに置くと、言の両手を優しく包み込むように握った。
二人にとって、どちらがリードするとか、どちらが甘えるとか、そんな固定された役割はない。
ただ、今は問が言の細い指先を愛おしそうにマッサージするように触り、言はその心地よさに目を細めて、問の胸元にコロンと身体を預けている。
「そういえば、ココアを飲むと、なんだかすごくホッとするね。喧嘩の疲れがすーっと抜けていくみたい」
言がぽつりと言うと、問は優しく微笑んで言の頭を撫でた。
「それ、ただの気分の問題じゃなくて科学的な理由があるんだよ。ココアに含まれるテオブロミンっていう成分には、自律神経を調節して、張り詰めた神経を緩めてリラックスさせる効果があるんだ。それに、カカオ特有の香りの成分にも不安を和らげる効果があるらしい」
「へえ……知らなかった。問は物知りだね」
「昼間あんなに怒ったり焦ったりして、心がガチガチになってたからさ。温かいココアのテオブロミンが、今の俺たちの状態にちょうどぴったり効いてるんだよ」
「そっか……。じゃあ、ココアの効果に加えて、問にこうして温めてもらえば、もっと完璧にリラックスできるね」
言は目を閉じたまま、甘えるように問の首筋に顔を埋めた。
問は「しょうがないな」と言いながら、言の身体をそっと抱きしめ返し、ソファの上のブランケットを二人で分け合うように掛け直した。
今度は言が問の背中に腕を回し、お互いの体温を分け合うようにぎゅっと抱きしめる。
どちらが抱きしめて、どちらが抱きしめられているのか分からないくらい、ぴったりと重なり合う二人。
二人の天秤は、今日も心地よいほのぼのとしたバランスを保ちながら、静かに、そして温かく揺れていた。
【参考文献】
https://kotobank.jp/word/%E3%81%8B%E3%81%86%E3%82%93%E3%81%9F%E3%83%BC%E3%81%B0%E3%82%89%E3%82%93%E3%81%99-458863
https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000707982/blog/bidA088975511.html
はいほのぼの!!!大好き!!!!
もうね、この二人は一生一緒にいてほしいマジで\(^o^)/
あ、あと「誾」ってなんだよ!って思った人への解説いるでしょ絶対
僕がこれをつけるときは問言のリバってことです覚えておきましょう()
ちなみにちゃんと攻め受けあるときは問×言とか言×問とか書きますので!
いやぁ書いてて楽しいわこれ
いやけど謎解きのところ雑すぎたか…????
まぁいいや(((殴
ばいちゃ!
コメント
3件
読んだ読んだ!「カウンター・バランス」の比喩がめちゃくちゃ効いてて刺さったわ~。問と言、双子だからこその絶妙な距離感と、同じ熱量でぶつかるからこその喧嘩って感じがすごいリアルだった。ラストのココアのテオブロミン解説挟みつつ、自然に身体預け合う二人がもう尊すぎてニヤニヤ止まらんかったわ。ほのぼの最高です🔥