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今日は推し音楽番組の出演があった。リアタイこそできないものの、録画は完璧。


曲を聴くようになったのはもう何年も前の話で、これが推しというものなのかはよく分からない。

けれど、彼のステージの真ん中で堂々とギターを弾きながら歌う姿を見ると未だにドキドキが収まらなくなってしまう。

今もだ。


この気持ちをいち早く共有したくて、震える手でXを開く。


TLは既に番組を見終わったネ友たちのツイートがごった返していた。




『今日の某音楽番組見ました?!さすがにあの時は可愛いすぎた…🫶🏻しかも~』


『いや、めっちゃわかる!!あれは表情が⋯』


『ほんともっくん罪すぎる…。ひろぱとりょうちゃんも可愛かったぁ』



うんうんと頷きながら流れる文にひとつずつ目を通す。


やっぱ自分の好きな人がこういう風に見てもらえてるのは嬉しい。


一通りハートをつけ終わったところで、自分もなにか感想を書こうと思うままに文を打ち込む。


誤字がないか確認し、ツイートのボタンをタップしようとした───ブーブー


手に持っていたスマホが突然震える。


あっ…



こくりと唾を呑み込むとそのまま通話ボタンを押した。









『あ、もしもし若井?』



「も、もしもし!?なんかあった?」


動揺あまり上擦った声であまりにも不自然な返しをしてしまう。



『いや、明日の予定についてなんだけど…なんかあった?』



「なんでもない!大丈夫」


「おお、食い気味笑 ならいいけど。じゃあ早速なんだけどさ……」


一緒にいるわけじゃないから大丈夫とはわかっていてもドクドクと心臓の音がうるさい。


ふとみた画面には元貴の今日のパフォーマンスについて熱く語った文章。


耳に入ってくる声はその本人。


やば、だんだん恥ずかしくなってきた…



「~~って感じ!いける?」


「っへ?あ、ごめん。もう1回いい?」


「も〜ほら、やっぱ聞いてなかった!あと1回しか言わないからね?」






「~ってことで、よろしくー」


「わかったー!わざわざありがと、おやすみ〜」


「ういういー」


ツーツーと電話の切れた音が鳴り響く。



無事に終わった通話に一安心し、噛み締めていた奥歯を緩める。



いつの間にか、かいていた冷や汗を指先で拭い、再びスマホと向き合う。




またTwitterを開くと先程と同じ画面。

黒猫のアイコンに「ひろひろ」という名前が表示されている。



何を隠そう俺は元貴のファンをしている。


中学生の頃、初めて耳にした彼の音楽に一瞬にして心を奪われた。


何も考える暇もなくその動画にコメントを残し、それからはずっと元貴に夢中で、毎朝迎えに行っては面倒くさがられていた。


当時の元貴からしたら本当に訳の分からないやつだっただろう。



なんて昔の思い出に浸っているとあるポストが目につく。



「やっばーー!今日の元貴かっこよすぎんか?」


まぁ普通のコメント。ファンに元貴呼びの子は珍しいななんて思うくらい。


「さすがにそろそろ結婚したい」

問題はこの文。

ハッと息が止まるような感覚。それと同時に頭は瞬時にこれがいわゆるリアコだと気づいたようだった。


その存在はもちろん知っていたものの、今まで実際に目で見たことがなかったこともあり、重く心にのしかかってくる。


無性にそのツイートが気になって検索欄に手早く

「元貴 リアコ」と入力する。


確定を押すとぱっと画面が切り替わり、たくさんのポストが目に入る。



その中にはもちろん、リアコの子もいれば、リアコのアンチもいた。


胸がチクチクする感覚を放り、無心でツイートを流し目に見る。


数ある中から目に止まったポストに

まぁ俺の方が元貴のこと好きだけど。なんて謎のマウントをとってみる。


そんなことをしているとあるツイートにふと目が止まった。アイコンを見るととんでもなく可愛い子らしかった。



あ…


急に何か腑に落ちるような感覚がした。


俺なんかが元貴と付き合えるわけないのにな。

何年もの間ずっと好きだとはいえ、所詮片思い。彼の中での僕は親友。ましてや同性。

恋愛的に見てもらうなんて…





お久しぶりです。

もう随分長い間見る専をさせていただいておりました。


もうお分かりかなとは思いますが、このお話は若井さん目線です。また、若井さんは大森さんに恋愛感情有りです。


続き考えておりますので、少々お待ちいただけますと幸いです。



下はXにて繋がっていただいていた方々へです。


突然消え申し訳ございません。母とスマホの使い方について話合い、今の年齢で他の方と繋がることはあぶないため来年度までXはしない、ということになりました。ご連絡できず申し訳ないです。

皆さまとお話する時間が大好きでした!こんな私と仲良くして下さり、ありがとうございました。また機会がございましたらよろしくお願いいたします🌸

この作品はいかがでしたか?

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コメント

4

ユーザー

初コメ&フォロ失です‼︎ この作品の設定好き過ぎまふ💞 wkiがmtkのファンっていうのがもうすこ😖 他のリア恋さんに嫉妬しちゃってるwkiさんも可愛過ぎまふ💘 続き楽しみにしてます!!

ユーザー

久しぶりです🌸そっかぁ……X色々怖い部分もあるからね(>_<) また戻ってきたら話そ✨それまではこっちで仲良くしようね!!

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