ぬるる、とぎりぎりまで引き抜かれるとにやりと笑うアキラが息が止まるほど、綺麗で「食われる」と素直に思った。
『ね、期待してますよね…ひくひく、してて、かわいい…』
「あ、あ、うるさ、…んぅ、♡」
『ほら、奥に入ってちゃう、…』
「ゔ、ぅ、…♡ぁ、…♡」
腹立たしいほどゆっくりとしたピストン、これを毎回ひばはやられているのかと思うと…ひばの考えも分かる気がする。初めてのゆっくりしたピストンに自分のナカが期待に塗れてアキラのソレに媚びを売るようにきゅう♡と締め付けてしまって…かっと顔が赤くなった気がした。
全部きっとバレてる。期待してしまっていることも、もうすでに気持ちくって仕方ないことも。なんだか急に全てどうでも良くなったような気がして、じれったくてアキラの腰に足を絡めてはぐい、と引き寄せた。
「うごけぇ…っ」
『…ふうん、余裕なんですね奏斗?』
「は?そんなわけ、ちょ、わっ、」
『たらい、じゃないですしいいですよ、ね!』
「ん”、…っ、あ、!?」
ぐい、と足を肩に乗せられると嫌でも腰が浮いてしまってぴったりとくっついたこの体位に嫌な予感がした。
いや、確かに動いてとは言ったけど?!ひばじゃないからいいって……あとで言ってやろ
てか、隣にいるだろ…って、もう気失ってるっぽいけど…そうそう、セラの悪いとこ…何回も自分が満足するま…だめだ、またセラのこと…目の前の男のことを考えないと。
…本当に甘え下手で、つ〜んってしてるくせに、僕がこうやってされるがままだとこんな嬉しそうな顔しちゃってさ。歳はアキラの方が上だけど…変にお兄ちゃん魂が動いちゃうと言うか、だめなんだよ。僕アキラに甘すぎるみたい。
『…百面相して…ほんとに余裕そうじゃないですか、むかつきますね』
「あ、っ?あっ♡、あき、♡んん、っ、」
『っは、ぁ、きもち…すっごい、』
「んんっ、ん”、っ♡ぁ、ぼくも、きもちっ♡」
『ふふっ、きもちいですねぇ、』
ぽたりと落ちる汗ですら、なんだか水のように透き通っているように見えて、目を奪われてしまう
お腹はあきらのでいっぱいで苦しいし、しっかり逃げないように体重をかけてるし、己の快感を追うようなその動きのせいでうまく動けないけど、やっぱりきすがしたくて頑張って手を伸ばしたらそれが伝わってキレイな顔が近づいてきて唇を重ねてくれた。
「ん、っふ、…ぅ、♡、ゔ、」
『…、ふ、♡はあ、かわい、ん』
「ん”っ!、ん、ゔ、ぅ、っ♡!んん”、!!」
僕が声を上げれないことをいいようにとってぱちゅぱちゅとピストンを繰り返す
(こんのっ、まじで、ああっ、もう!イったんだってさっきさ!)
「ん”、ん、ぷ、は…ぁ、あっ♡あ”ッ♡!」
『あ、奏斗、イっちゃってたんですか?』
「おま、おまえのせいっ、あ”ッッ♡やめ、っすと、っ♡♡ぷ♡♡まて♡まって、ぇ”♡」
よしよし♡と胸を弄る手を離してソレに移動し擦られた瞬間ダメな予感がした。いや、まじでやばい。本当にこれは、まずい気がする。
「ひっ、う、♡まって、まって、おちんちん、まっ、ぁ”♡」
『私が全部してあげますからね』
「やだっ、やだあ”、…ッッ♡ほんと、!!!」
尿意に耐えるようにきゅうう、とつま先に力が入るが肝心の男はやめる気がないので耐えられるはずもなく。がくがく太ももを震わせながらぷしゃああっと潮をふいてしまった、
「ぁ”っっっ!?でたぁ、ゔ、………ゔっっ♡♡」
『あ〜あ、足ぴ〜んってしちゃって、変なイきくせついちゃいますよ…♡』
「ぁ”、…っはあ、…ぁ、…も、さいあぐ、…んお”っ!♡」
『勝手に終わらないで、まだ愛し合いましょ?』
「??!!♡も、や”、っ♡や”っっ♡あ”〜〜〜っっ…っ♡ひっひっ、♡たすけ、て、たすけてえ”っ♡きもぢい”ッッ♡♡♡♡」
「助けてって私に言われてもねえ?いま、貴方のこと泣かせちゃってるの私だし」
わかってんならさっきから僕の胸に吸い付くのも、的確についてくるその腰の動きもやめろよって言いたいのに全然舌は回らないし、意味のなさない喘ぎ声しか出てこないし。とんじゃうまえに、とにかく早く終わらせたくて、この快感地獄から解放されたくてぎゅうう、と抱きついた。
射精を促すように、正直いっぱいイってしまったこの体がうまく動くかはわかんないけど、僕の良いところはなるべくさけてぱちゅぱちゅと腰を上下に動かした。
「も、はやくっ♡はやくっ♡して、はやく、ぅ”、ッ!」
『ちょ、こら、っあっ、!』
「んん”っ、んっ、だせよ、お〜っ、あ”っ♡あっ、♡」
あ、あきらの情けない声…♡と嬉しくなって使えなくなった脳みそはしあわせいっぱいになってへらりと笑ってしまう。可愛くて愛おしい。あきらの顔をチラリと見ればものすごい不満そうな顔でこっちを見てて可愛かった。
『あ〜もう…じっとしてろ!!』
「やっ、あ、あ”っ、あ!♡ぁう……っ?」
身体を持ち上げられるように脇下に手を突っ込まれてずるりと性器を抜かれてしまい、呆気なくおわったかと思いきやころん、と今度はうつ伏せにされた。もうどこもかしこも力の入らない僕はぺしゃりとそのまま身を任せるようにベットに上半身を沈み込ませ、ひんやりしたシーツの心地よさにうとうとと眠気を催すしかなかった。
ーーー
「ぉあ…ぅ…」
「…っ、???♡」
『…ちょっとセラ夫、もうたらい喋れてないじゃないですか、何してるんですか人の恋人に』
『凪ちゃんもじゃん、勝手に奏斗のナカ入って勝手にキスして何がしたいのって、奏斗のお腹…膨れてるしどんだけ出したんだよ。』
『それはお前もだろ』
恋人に手を出されたことに気分が良くない、多分凪ちゃんじゃなかったら殺してたと思う、とはいっても許さない、多分一生俺は根に持つんだろうな、なんて考えながら
だらしなく舌を垂らし息を必死に吸い込みながら寝ている奏斗の頭を撫でた。
ーーー
「…ひ…ぁり、…」
「………っ、ん、」
『『は?』』
奏斗がたらいの手をそっと握り抱きしめる、たらいもそれに応えるように奏斗を自分の方に引き寄せキスを落とした、こんな姿見せられたら
『やばい、またシたくなってきちゃった、次は奏斗に挿れていいよね』
『えぇ、私も…今日はたらいに手加減出来ないかもしれないです。』
コメント
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めっちゃ好きです~🙏🏻 是非続きを😭
つ…続きをぉ!!! 続きはないんですかぁ!!!!()